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うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Robert Glasper Experiment / Black Radio / Blue Note

先月は60枚超えてしまいました。理由はアマゾンでの探し方、検索の仕方でカタカナと英字で両方づつ検索すると購入できる一覧が増えます。。さらにそのままMP3で触りだけ試聴もできます。また北欧系、ニューヨーク、中東系、他などで気になる盤をひろっていくと収拾つきません。かなり我慢した盤も多々あります。

そんなアマゾンで1ヶ月前にオーダーしたロバート・グラースパーの新譜。




d0157552_2294761.jpgRobert Glasper Experiment / Black Radio / Blue Note
Robert Glasper (p,fender rhodes)
Casey Benjamin (sax,fl,vocoder)
Derrick Hodge (b)
Chris Dave (ds)



ゲスト
Meshell Ndegeocello (b)
Mos Def (mc)
Lupe Fiasco(mc)
Erykah Badu(vo)
Lalah Hathaway(vo)
Ledisi (vo)
Musiq Soulchild (vo)
Chrisette Michele (vo)
KING (3woman vo)

リリース:2012.02.28




ロバート・グラスパー エクスペリメントの新譜「ブラック・ラジオ」。
例によってこのユニットの場合、ジャズという範疇ではないサウンド。


黒人がアメリカで創ってきた音楽、ラップ、ヒップホップ、R&B、ネオ・ソウル、ファンク、ジャズなどがハイブリッドされたロバート・グラスパーな音楽。すべてのブラック・ミュージックを融合しているわけじゃなくて、ロバート・グラスパーが生きてきた「時代」の活きた音楽というところが「ブラック・ラジオ」の肝。それでも2曲目の「Afro Blue」などは興味深く、スッキリと洗練されたAORのような仕上がりです。ねちっこく逝かないというね。

全演奏を通じてシンセやサンプリング、ラップ、ボーカルの背後から聴こえてくる、しなやかなに揺らぐアコースティック・ピアノがロバート・グラスパーならでは。この盤、ゲストが豪華です。「Afro Blue」をエリカ・バドゥが歌い、ダニー・ハサウェイの娘さんレイラ・ハサウェイはシャーデーの「Cherish The Day」。異色の選曲でデヴィッド・ボウイ「Letter to Hermione」はビラル。ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」はケイシー・ベンジャミンによるボコーダーと多彩。



リリース時のNPRインタビューで印象的な言葉が
「・・・人生の中で1960~1964年を語ることはできません。なぜなら、それは僕の時代じゃないから・・・」
と語っていました。



ロバート・グラスパーは1950年代後半~60年代のジャズをかなり分析した上で、過去のコンテクスト、多岐に発展してきたブラック・ミュージック、今をロバート・グラスパー流に提示している風。
ジャズはもっと熱く!とか、即興ないじゃんとか、薄いグルーヴ?とかは、この時代の空気と馴染み薄いのか・・・ ニューヨークタイムスをはじめ各誌でいろいろな批評があるようです。


「ブラック・ラジオ」・・・たしかにラジオのように聴き流せたりもできるアルバムではあります。




演奏曲
1.Lift Off/Mic Check (feat Shafiq Husayn)
2.Afro Blue (feat Erykah Badu)
3.Cherish The Day (feat Lalah Hathaway)
4.Always Shine (fea Lupe Fiasco & Bilal)
5.Gonna Be Alright (F.T.B.) (feat Ledisi)
6.Move Love (feat KING)
7.Ah Yeah (feat Musiq Soulchild & Chrisette Michele)
8.Consequence Of Jealously (feat Meshell Ndegeocello)
9.Why Do We Try (feat Stokely Williams)
10.Black Radio (feat Mos Def)
11.Letter to Hermoine (feat Bilal)
12.Smells Like Teen Spirit



久しぶりにロバート・グラスパーの2005年のトリオ盤「 Canvas 」を引っ張りだして聴きましたが、「Enoch’s Meditation (youtube)」など、途中からビル・エヴァンスを素材にすごく面白いアレンジでコラージュしてたりと柔軟な感性。。

この盤などと比較するとジャズっぽいノリはないので、4ビートジャンキーとかにはモノ足りなさがあるかも。




で、アマゾン。
Criss Crossの新譜が延び延びで、2月下旬予定がいま、未定です。。
Today Is Tomorrow / Dayna Stephens
Unanimous / Ulysses Jr. Owens

とくにアーロン・パークスとジュリアン・レイジ参加のダイナ・ステファンス、リーダー盤!
by kuramae2010 | 2012-03-03 02:34 | jazz | Comments(3)

Robert Glasper / Double Booked / Blue Note

d0157552_1292011.jpgRobert Glasper / Double Booked / Blue Note

TRIO(1~6)
Robert Glasper (p,rhodes)
Vicente Archer (b)
Chris Dave (ds)




EXPERIMENT(7~12)
Robert Glasper (p,rhodes)
Derrick Hodge (el-b)
Casey Benjamin (sax,vocoder)
Chris Dave (ds)
Mos Def (vo 7) Bilal (vo 11,12)

リリース:2009



ロバート・グラスパーの2009年ブルーノート盤。トリオはアコースティックなライブ演奏で、エクスペリメントは、ヒップホップなどの要素が入った演奏。この盤でもグラスパーのゆらぎ系ピアノが炸裂します。ゆらぎ系が炸裂というのも変ですが、力の入れ感と抜け感のレンジが心地いい。モンク作「Think of One」などはこの典型。

エクスペリメントは、ラップ~ハンコック作「Butterfly」ボコーダーを通したエレクリックボイスから入り打ち込み系のチャカチャカ感・・・オリジナル曲の「Festival」打ち込み系のサウンドの上でアコピ&エレピ、サックス往年の電化ジャズっぽい感じ。Bilalのボーカルが入る「All Matter」、ありがちなジャズボーカルとはちがい、かなりクールなジャズボーカルです。「Open Mind」はこれでもかと繰り返すボイスのテンションが癖になる。
こういうスタイルでも拘りすぎた意味性や強すぎるコンセプトを感じさせない、自然さに時代の経過を感じます。
by kuramae2010 | 2011-09-06 01:25 | jazz | Comments(0)