うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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George Colligan / Unresolved / Fresh Sound New Talent

d0157552_1953660.jpgGeorge Colligan / Unresolved / Fresh Sound New Talent
George Colligan (piano, organ, keyboards, trumpet, drums)
Mark Turner (ts)
Drew Gress (b)
Howard Curtis (ds)
Jon Gordon (as、ss) 1,3
Kurt Rosenwinkel (g) 8,10

リリース:2000.12




George Colliganの2000年盤。今年出たFresh Sound New Talentのトリオ盤はかなり良くて、
以前入手していたはずのデビュー盤。おそらくこの「Unresolved」がコリガンのオリジナル・コンポジションでまとめたデビュー盤じゃないかと思います。

1曲目のオルガン、フロント陣のトッポいアンサンブルとか聴き応えあり!
「Gray Days」Mark TurnerのテナーとJon Gordonのソプラノ、ローズのサウンドが分厚い中域でまったりとした浮遊感を醸してます。途中B3に変わるんですかね。Jon Gordonの目の覚めるようなソプラノソロは絶品(録音レベルがとても高い)。「Nebulosity」スリルある演奏。ピアノの緩急がすこぶるツボ。Drew Gressのビート感もいい!
この盤のMark Turnerはピーキーに行く面を潜めているのが良いかなあ。

・・・George Colliganが演奏している楽器の数がすごくて、1人クインテット状態w 




演奏曲
1. Danger Zone
2. Train To St.Gallen
3. Gray Days
4. Nebulosity
5. Year's End
6. Evil Ambition
7. Unresolved
8. Modeidi's Modalities
9. The Very Last Waltz
10. Why Does It Happen To Me Every Time?
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by kuramae2010 | 2015-03-29 19:08 | jazz | Comments(0)

John Patitucci / Line by Line / Concord Records

d0157552_1854356.jpgJohn Patitucci / Line by Line / Concord Records
Adam Rogers (g)
John Patitucci (b, 6-string,eb)
Brian Blade(ds)
Chris Potter(ts)
Richard Wood(vln)
Elizabeth Lim-Dutton(vln), Lawrence Dutton(vla)
Sachi Patitucci(clo), Jeremy MacCoy(b)






John Patitucciの2006年盤。ずいぶん昔にライヴへ行った記憶。
当時、あまりの凄さにぶっ飛びました。

先日ちゃんと聴いてない盤を分けるためCD棚を整理したところ.....
約4年で1,100枚程増加。。。久しぶりに見つかった『Line by Line』^^/

「Line by Line」を入手したのは3年ほど前で、当初はその変貌ぶりに放置してたのですが、
ある時期から「The Root」にはまりヘビロテ盤になってたのですが、紛失。。
弦楽四重奏が入ったトラックもちょっとエキゾチックで6-stringベースとのアンサンブルはゾクッとする演奏。

入手したのはAdam RogersやBrian Bladeの参加が決め手だったと思います。
ヘビロテになった最初はヨコシマですが「音」が良かったッ。深い時間帯に聴くとちょうどよくて、
夜な夜な聴き浸りする盤にはもってこいのテンション。
ですが、7,8曲目でだんだん眠くなる魔法でもあるのか全曲通しで聴くのは久しぶり。
良い曲と職人のような演奏でクオリティ感漂う盤。



演奏曲
1. The Root
2. Agitato
3. Circular
4. Folkore
5. Dry September
6. Nana
7. Theme And Variations For 6-String Bass And Strings
8. Line By Line
9. Evidence
10. Jesus Is On The Mainline
11. Incarnation
12. Soaring
13. Tone Poem
14. Up With The Lark
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by kuramae2010 | 2015-03-29 18:57 | jazz | Comments(0)

Dudu Lima Trio / lanca Ouro de Minas 2-Gran Circo / DELIRA MUSICA

d0157552_0424750.jpgDudu Lima Trio / lanca Ouro de Minas 2-Gran Circo / DELIRA MUSICA
Dudu Lima (eb,b)
Ricardo Itaborahy (p,acd,vo)
Leandro Scio (ds,per)
Joao Bosco
Milton Nascimento
リリース:2015.2.19




ブラジルはミナス・ジェライス出身のベーシスト&コンポーザーDudu Limaの新譜です。
と言っても初めて。。先日DUでずっと試聴してしまった盤。ドゥドゥ・リマは『ジャズ・ブラジレイロの新進気鋭若手ベーシスト』らしいです。
去年、マイク・モレノがミナス新世代といわれるベースのフレデリコ・エリオドロ(b)やフェリペ・コンティネンティノ(ds)の演奏を聴いてからこのアタりも入手してます。


タイトル曲「Gran Circo」はMilton Nascimentoが参加のボーカルトラックで、天まで抜けていくような広がり感とか、瑞々しいサウンドは気持ち良すぎ。ギターにJoao Boscoという人も参加してます。リマのベースも軽々と良く歌う。13分長の演奏。

この盤はスタジオセッションですが先にDVDが発売されてました。

リマのベースは、この盤だとほぼエレキ・ベースでのプレイ。かなり造った音に感じますが至極ソフトな耳触りが印象的。ベースだけが残響感があって3次元的なので、ソロが始まると一気に深みが出るというサウンド。演奏曲はスタンダードが多くすこぶる自然な耳心地だけど聴き込むとなんとも深い魅力。

「Incompatibilidade de Genios」などのボサノバ曲でもベースソロの深い響きがツボ。明るい中に漂う刹那がなんとも。「Quebra Mar」や「Travessia」などのスロー曲でナイーブに漂う仄暗さもなんともいえなない良さ。「Baiao Barroco」に限らずトリオが基本ですが、ボイスのハモりで、空間の広さや奥行き広がる(音楽的な)。現代ジャズっぽいコンポジションの「Caxanga」もしなやかで、ベンベンなベースソロもあり^^/
「Travessia」とかは絶品!!

ラスト曲の「Encontros e Despedidas」は宇宙的な凄まじい空間?が出現するつくり。これは奥行きまでしっかり出るタフなスピーカーで"面"で浴びると、細胞まで活性化するミナス浮遊系コンテンポラリー・ジャズ!!




演奏曲
1. O Trem Azul
2. Gran Circo
3. Aquelas Coisas Todas
4. Incompatibilidade de Genios
5. Quebra Mar
6. Baiao Barroco
7. Caxanga
8. Travessia
9. Encontros e Despedidas
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by kuramae2010 | 2015-03-26 00:54 | jazz | Comments(0)

Scott Colley / Architect of the Silent Moment / CAMJAZZ

d0157552_23553659.jpgScott Colley / Architect of the Silent Moment / CAMJAZZ

Ralph Alessi (tp)
Craig Taborn (P, Key, B3)
Scott Colley (b)
Antonio Sanchez (ds)



Dave Binney (as)
Jason Moran (p)
Adam Rogers (g)
Gregoire Maret (hca)
リリース:2007.1





たて続けにScott Colley盤のログ。たしかリーダー盤は3、4枚程入手してるんですが、おそらく初ログとなります。Scott Colleyは録音当時に既に150枚以上のアルバムに参加していた!という。。参加メンバーも豪華です。

オープニングの「Usual illusion」からして独特なビート(15/8拍子)で、モーダル感漂う演奏。スペース感があって各人が際立つコンポジションは流石にScott Colley。Ralph Alessiの鈍色なノートも雰囲気ありです。続く、「Strip mall ballet」もモーダル感漂う演奏で、管とピアノ、リズム陣が独自に引き立つアレンジ。最初にソロをとるのはハーモニカのGregoire Maret。空間を埋めるようなAntonio SanchezとCraig Tabornがいいサポート。(こちらは9/8オスティナートタイムの曲だそうです)。ピアノ・ベース・ドラムスのこの3人ならどんな演奏でもカッコよくなるような.....

が、「El otro」が好きじゃない演奏。アルバムタイトル曲「Architect of the silent moment」で控え目なコリーソロ。フロント陣のテーマとの対比がおもしろい。後半のトリオになったあたりのサンチェスがイカしてます。アンドリュー・ヒルの「Smoke stack」ではJason Moranがピアノで参加。

Architect of the Silent Momentのエンジニアはこれまた好きなJames Farberで手堅いサウンドに仕上がった盤。



演奏曲
1. Usual illusion
2. Strip mall ballet
3. El otro
4. Architect of the silent moment
5. Masoosong
6. Feign tonal
7. From within
8. Smoke stack
9. Window of time


スコットコリーのサイトをちら見したら、5月までDonny McCaslinやChris Potter、Julian Lage、Enrico Pieranunziらとライブ。
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by kuramae2010 | 2015-03-16 23:59 | jazz | Comments(0)

Idlewild / Lage Lund / Criss Cross

d0157552_2344341.jpgIdlewild / Lage Lund / Criss Cross
Lage Lund (g)
Ben Street (b)
Bill Stewart (ds)
リリース:2015.2.17





Lage Lundの新譜です。久しぶりに入手したような・・・
ジャケ写のアメリカの少年っぽい風貌フォトが気になりますけど、、演奏曲はスタンダードが多いし、オリジナル曲ってあまりいい印象がないという......

1曲目のオリジナル「Rumspringa」はイントロからしてアコギをオーバーダブしたコンポジション。オリジナル曲ではすべてですね。で、Bill Stewartがすごい手数^^;  でも、それがとてもしなやかでウネる様なドラミング。

「Come Rain Or Come Shine」はスタンダードですがルンドのプレイはシングルノートにピアノの左手を随所にかましてるようなヴォイシングや一音なんだけど2音分鳴ってる風。さり気ない中で、超絶テクを聴かせたいんじゃないか、と思ったりしました(ルンドに限りませんけど)

「So in Love」でも同じ感じのサウンド。しかしBill Stewartは多種多様なアクセントを随所に付けていってますね~。このアルバムは音となりが暖かでヌルい(いい意味で)感じがしてます。


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最近わりと聴きなおしている70年代のBobby Hutchersonなんですが5曲目の「Isn't This My Sound Around Me?」は、ルンド版もすごくカッコいい♪♪ Ben Streetのウォーキングベースにルンドがメロディとは別に随所でぐわっとグルーヴさせる"左手効果?"を入れつつ、上昇フレーズと下降フレーズでダメ押しw ソロはメカニカルなパッセージも健在で、全体のサウンドはクールにキメてくるニクいまでの演奏。この盤で曲の良さもあって一番好きな演奏。

Cole Porterのスタンダード「Just One Of Those Things」は微妙なテンポの揺らぎとグル―ヴ感が絶妙。メロディに浮遊感を出す音を同時にのせるテクニックは凄いものがありますね。
11曲目「Straight Street」のソロはいいですっ。メカニカルかつウォームトーン。このトリオは好きです^^
ラストがアルバムタイトル曲 の「Idlewild」はアコギとエレキを大胆にダブらせて、これまでのサウンドとちがうサウンドに仕上がっています。ギターがちがうんですかね。
肩の力が抜けたまったり感あるサウンド。


おそらくギター弾く方は、スゲえ、、かも、っていう印象なんでしょうかね。
僕はけっこう、このトリオ盤が好きです♪




演奏曲
1. Rumspringa (Lage Lund)
2. Intro To Rain (Lage Lund)
3. Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen)
4. So In Love (Cole Porter)
5. Isn't This My Sound Around Me? (Bobby Hutcherson)
6. Mirrors (Joe Chambers)
7. Just One Of Those Things (Cole Porter)
8. Intro To Chance (Lage Lund)
9. Chance (Kenny Kirkland)
10. Good Morning Heartache (Irene Higginbotham / Ervin Drake / Dan Fisher)
11. Straight Street (John Coltrane)
12. Idlewild (Lage Lund)
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by kuramae2010 | 2015-03-16 23:51 | jazz | Comments(0)

Gerald Clayton / Life Forum / Concord Music Group

d0157552_23135585.jpgGerald Clayton / Life Forum / Concord Music Group

Gerald Clayton(p, rhodes, Vo)
Joe Sunders (b)
Justin Brown (ds)



Gretchen Parlato(vo:1,2,5,8,9,10,12)
Sachal Vasandani(vo:1,2,6,8,9,10,12)
Ambrose Akinmusire(tp:1,2,3,8,9)
Logan Rechardson(as:1,2,3,8,9,10)
Dayna Stephens(ts:1,2,3,6,8,9)
Carl Hancock Rux(spoken word:1)
リリース:2013.5




出張先でノートPCとかで夜な夜な聴いてた盤で、まともに自宅でまんぢり座ってと聴いた記憶がないという・・・
ログはノートパPCのメモに書いてあったのでおそらく出張時につらつら書いてたのかもしれない。。


Gerald Claytonは3、4年ほど前?のトリオ盤でいいなぁと思いつつ、参加盤はわりと入手しましたがサイド参加盤ではわりと印象に残らないピアニストでした。

本アルバム2,3曲目とかの“イマどき感”満点なコンポジションは意外や没個性な感があるんですけど、トリオでいった「Sir Third」あたりや、Gretchen Parlatoが参加した「Deep Dry Ocean」のハーモニーは絶品な浮遊感で、これはびっくり!ここで聴かせるピアノの"間"もクレイトンらしい!

フロント陣はAmbrose Akinmusire、Logan Rechardson、Dayna Stephensというスペシャルなメンバー。「Dusk Baby」のソロはStephensだと思いますが、曲想にあったトーン(最新のCrisscros盤も良かった!)で、このボーカルはクレイトン自身かな?吟遊詩人みたいな語り口。

「Prelude」から「Some Always」で聴かせるアンサンブル、Joe Sundersのベースライン、 Akinmusireの極上なソロにLogan Rechardsonの憂いあるアルトがかぶってクレイトンのピアノ、ボイスがハモッてく.......この9曲目は凄まじい出来じゃないでしょうか。5分という時間が短すぎかなぁ。Like Waterでリチャードソンのソロですねぇ、、蒼い音色で焦燥感がなんとも。アルバムラストは小粋なハードバップで〆


『 Life Forum』.........草臥れて帰って来てBGMで鳴ってるとイイ!機械はそれこそPC付属のでも雰囲気あり?!高層ビルの夜景より東中野から高円寺方面??、の25時過ぎの暗騒音とまざって鳴っていると心地良さそう(なんじゃそれ_ _:)。理想的なスピーカーはブリティッシュ系の小さなRogersとかARとかの東海岸のブックシェルフ。アンプは古いマランツとか初期に近いLINNとか。プレーヤーはCD?よりレコードプレーヤーという感じ。

世知がないニューヨークの忙しない個の生活というのがすごく見えてくるようなGerald Claytonのアルバムかなあ。
この辺りの盤は、ドコでどんな生き方をしているかで聴こえ方が変わりそう。よく聴こえない方がじつは幸せだったりするのかもしれません。。





演奏曲
1. Life Forum
2. Future Reflection
3.Shadamanthem
4.Sir Third
5.Deep Dry Ocean
6.Dusk Baby
7.Mao Nas Massa
8.Prelude
9.Some Always
10.Like Water
11.Unhidden
12.When an Ange Sheds a Feather
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by kuramae2010 | 2015-03-13 23:28 | jazz | Comments(2)

Lorenzo Frizzera / Everything Can Change / Organic Music

d0157552_2384385.jpgLorenzo Frizzera / Everything Can Change / Organic Music
Lorenzo Frizzera (g)
Matthias Eichhorn (b)
Heiko Jung (ds)

Joey DeFrancesco(hammond B-3)
リリース:2009.5



先週ぐらいからようやく検収の目処がたって、時間もゆるくなってきた
小春日和の今日この頃です^^


年末に入手した気鋭のイタリアンギタリストLorenzo Frizzera盤で、、、ジャケ買い。
パット・メセニーがミラノでやったワークショップに参加したところ先生から誘われて
プロになったというイタリアのギタリストらしいです。

全曲オリジナル・コンポジションで非4ビートメインで作曲も上手い方です。
カテゴリー的にはギター・トリオですがジャズに限らずいろんな音楽をわけ隔てなく吸収してきたと思わせるサウンド。曲によってディストーションで歪んだトーンやエフェクトを駆使した演奏あり。
「Blind」、「Love Legacy」はアンニュイな曲で「Invisible Path」はちょっと男子版ハルヴァーソン??

地味ながらちゃんとした仕上がりなんですけど、数曲シンバルが歪んでオーバーフローしたような感じになります。




演奏曲
1.Everything Can Change
2.Silent Dance
3.Blind
4.Walking On The Trees
5.Leaving
6.Love Legacy
7.Invisible Path
8.Songs From Behind The Door
9.Ten Days Before
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by kuramae2010 | 2015-03-13 23:11 | jazz | Comments(0)