うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Daniel Zamir / Song for Comfort / High Fidelity? 自主制作

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Daniel Zamir / Song for Comfort / High Fidelity? 自主制作

Daniel Zamir(ss)
Shai Maestro (p)
Haggai Cohen-Milo (b)
Mark Guiliana (ds)

Jonathan Albalak (g) 6, 7, 8, 9, 10, 11
Nitai Hershkowitz (p) 11
Amir Bresler (ds) 11
Gilad Abro (b) 11

リリース:2012.4


きた!?
この盤は店頭でかかっていて、アクの強さやフレーズパターンから、ダニエル・ザミール以外に思い浮かばないソプラノ。金曜、御茶ノ水DUでは旧譜も平置きでイチ押し。強烈なユダヤ教徒のダニエル・ザミールも、ももいろクローバーみたいな感ぢでnow on sale!


1曲目の「Thirteen Attributes of Mercy」、のっけからザワザワする感覚。ボルテージが高いピアノはオミリ・モアだと思い込み聴きつつ、何曲目かでちがうなと思い、クレジットを見たら、「しゃい・まえすとろ」?この脱皮度にちょっと驚いた。クレジット自体がほとんどヘブライ語なのでわかりません。

ダニエル・ザミール、昨年初めて聴いて以来、シコシコ旧譜を仕入れてましたが、リーダー盤では久々の中ヒット。自国が大好きな人だと思うので彼の音楽に違和感を感じる場合も多々。。一度アメリカで活動して開眼したらしい。この盤も鳴った瞬間、ダニエル・ザミール以外の何者でもない、『The ダニエル・ザミール・ワールド』爆裂!4人での演奏、熱いは熱いけど、粘り気がなくて質量が軽くヘンな重量感がない。音、フレーズ、移動間のなさで、一地点を磨きこむ(深堀りする?)wソプラノ。進化とか眼中ないダサカッコ良さ。。
2曲目とかコンポステラとはちがうけど、チンドン屋に通じるジプシー感、放浪感が彷彿。。。
3曲目の「 Eleven Represents the Thrown」 ひたすら疾走するテーマ、ザミールの圧倒的的なソロ。マエストロ、ソロバックのハガッイ・コーエン・ミロ(カナ?)のベースの推進力と鞭打つような低域。

下手ウマなボーカルトラックも収録、これがまたヘンな癖があってハマる。「No Place」とかいい曲。ヘブライ語のラップとか爽やか過ぎて意味不明・・・
ラストの演奏「Seventy Seven」 ザミールとマエストロの2人には、ジョン・コルトレーンとマッコイ・タイナーが降りてきてそう。マエストロのゴリゴリな左手にスイーツ感をベタ付かせないで一気に弾き倒すあたりは抜けた。この演奏のザミールはコルトレーンより滑らかに巧く、太く歌ってる感じ。尊敬してることが伝わってくるオマージュ。

ピアノで参加のマエストロ、海外で評価がめちゃUPしたリーダー盤でも感じましたが、2皮ぐらい剥けた感じ。中東のジャズアイドル、アヴィシャイ・コーエン(b)の呪縛から解放されてきたか?
ダニエル・ザミールのソプラノとガチバチのはまり具合は、マエストロとザミールが演った1年前のライブ音源とは別人のように感じる弾きっぷり。この盤を録音する少し前かと思います。


ジャズベースにロックや中東、アラビック、東アジア、北アフリカ、スパニッシュ、
ラップ、ユダヤブルースが混沌としたコラージュ。ベースに在るのは紛れもないルーツだけど、
音楽的には融和していこうというコンセプトもありそう。

沸点に達してるエリア、からの脱力系熱風ミックスジュース。




演奏曲
1. Thirteen Attributes of Mercy
2. Nine Months Till Birth B”H
3. Eleven Represents the Thrown
4. Five of Luck
5. Seventeen Eight
6. Sprinkler
7. No Place
8. Song for Comfort
9. Till Tomorrow
10. Ya’ala
11. Noon
12. Seventy Seven




youtube関連動画
Thirteen Attributes of Mercy(途中途切れる箇所あります)


<追加>
ボーカルトラック

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by kuramae2010 | 2012-06-24 00:21 | jazz | Comments(0)

e.s.t. Esbjörn Svensson Trio / 301 / Act

d0157552_0364057.jpge.s.t. Esbjörn Svensson Trio/ 301 / Act

Esbjorn Svensson (p,electronics,transistor radio)
Dan Berglund (b,electronics)
Magnus Ostrom (ds,vo,electronics)


リリース:2012.4.30(録音:2008.1.9)



永久転送、リダイレクト。

このアルバムはたしかに「301スタジオ」で録音された、
最後の音源ということもあるけど、聴き終わった後に感じたのは「リダイレクト」。
リダイレクトは、Webサイトのドメインを換えたりした時に使うコード。ドメイン変更はそれなりの変化を意味しつつ、それまでのサイト資産をある程度、引き継いだまま次に移る感じなので2人の意思もそんなかな?

「301」はラストアルバム「 Leucocyte 」の音源をダン・ベルグルンドとマグナス・オストロム、e.s.t.サウンド・エンジニアのアケ・リントンの3人がまとめた『ラストアルバム』。


疾走感とクールさ、ビターなグルーヴ感。
サンプリングによる奥へのスケールとディープな世界観は彼らならでは。2曲目の「Inner City, City Lights」は今は亡き、エスビョルン・スヴェンソンの音だけを歪ませています。。ある意味で象徴的なトラック。「The Left Lane」などスヴェンソンの速いボイシングを核に3人の絶妙なテンションと連携が生みだすグルーヴ感はピアノトリオの極み。「Three Falling Free Part Ⅰ・II」 などの無国籍でカテゴリーを横断したコンポジション。静と動、陰と陽、スケール感、、、聴く都度にエスビョルン・スヴェンソンの早すぎる死が惜しまれる。

ラスト曲「The Childhood Dream」3人の子供の頃の夢か若き日のヒーローを演奏しているんじゃないかと思いますが、スヴェンソンは聴けば誰かわかるんじゃないかと思います。



演奏曲(全コンポジションe.s.t.)
1. Behind The Stars
2. Inner City, City Lights
3. The Left Lane
4. Huston, The 5th
5. Three Falling Free Part I
6. Three Falling Free Part II
7. The Childhood Dream

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鋭いジャズマンやアーティストは表現を通じて、今とリンクしていたり、ちょっと先に居てますが、
これから「4人」の表現はリアルタイムで聴けなくて、各々の演奏・仕事へとリダイレクトされます。
過去と言うには、未だ影響が大きそうですが、突然終わりを迎えた幻影から永久転送中の2人。
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by kuramae2010 | 2012-06-21 00:28 | jazz | Comments(0)

Stefano Battaglia / The River Of Anyder / ECM

d0157552_0182539.jpgStefano Battaglia / The River Of Anyder / ECM

Stefano Battaglia(p)
Salvatore Maiore(b)
Roberto Dani(ds)

リリース:2011.8





ユートピア、理想郷。
いつの時代でも、どこに住んでいようと、ユートピアを夢想し続けDNAにまで刻み込んでしまったヒトという生き物。
そんなユートピアを丹念に音にしたのがステファノ・バタッーリア(バタッリア)の「The River Of Anyder 」。


イタリア出身のピアニスト、ステファノ・バタッーリアの昨年リリース盤。
アルバムタイトル「アニドラス川」は、かなりリアルで"生"な理想的な国家像を描いた15世紀の作家・思想家・法律家だったトマス・モアの「ユートピア」に出てくる川名。今思えばヨーロッパ+ユートピアかな?悪名高きヘンリー8世への当てつけ?とも取れたような内容だった記憶。お金がない国ですが奴隷はいる。そこそこ働く。音楽も聴け、信仰、結婚の自由もある共産自由主義っぽい理想郷だったような記憶。


1曲目「Minas Tirith」 タイトルのミナス・ティリスはトールキンの小説に出てくるたぶん城郭都市(城壁都市)がテーマ。音数が少なく余韻や打楽器による空間描写がすごいけど、ぜんぜんグルーヴしない。けど音がめちゃイイ。続くアルバムタイトル曲「The River Of Anyder」 彼が奏でるアニドラス川には、色々な思いまでゆったり流れる大河になっていくような気配です。楽想はセンチメンタルな甘いコンポジション・頭の中のイメージが溢れてきてるようなイメージ。

ロベルト・ダニ(カナ?)のドラム、打楽器の解像度と空間的なセンスが良いなぁ、と思いクレジットを見るとエンジニアはステファノ・アメリオ。エンジニアがベタな音作りをしてしまうとバタッーリアの世界観は世俗的なものになってしまいそう。

3曲目「Ararat Dance 」
イランの詩人・ペルシャ語でコーランを創った、ジャラール・アル・ディーン・ルーミーの詩からインスパイアされた演奏(ライナー)。ディーン・ルーミーはまるで知りません。曲、演奏も中東を彷彿させるコンポジション。延々と繰り返し上下していくテーマは静かに堕ちてくトランス感。。根底にはアジアとヨーロッパ(ローマ時代?)の接点。バタッーリアのピアノ、特に執拗なまでの低弦が不気味。

4曲目 「Return To Bensalem」 は フラシスコ・ベイコンの「ニュー・アトランティス」に出てくるユートピアから。。5曲目「Nowhere Song」アルチュール・ランボーからの。


しかし、美音。

演奏の静謐さや3人のテンションもさることながら、小さなプラスティック盤にパンドラのような空間を圧しこめた、ステファノ・アメリオ達のマジックに驚きます。

・・・でも、聴き込んでいくと、ぢわーっと疲労感を憶えます。
現実の猥雑感とほど遠い世界。。


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6曲目「Sham-bha-lah」 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンという千年前にいたシャーマン(女性)の曲らしい。。キワっぽい。「シャンバラ」はチベット語で『幸せの源に守られた』という意味を持ったりしているみたいです。宇宙的なみたいな。演奏自体はアルバムの中ではストーリーや前進力があって15分ほどの演奏ですが動きがあります。7曲目の「Bensalem」は4曲目の微アレンジ。テンポ、アタックも若干アップ。同じ?幻聴、、ループです。

8曲目の「Anagoor」ライナーにはありませんでしたが、ミラノ出身の作家が書いた不条理なユートピア「アナゴールの城壁」。
24年間、門の前で待ったけど入れない男。さっと来てチンケな門から入ったと言われる男。少ない音数でアナゴールの城壁を、不条理な世界を、描いているかどうかは未だわかりませんw

9曲目「Ararat Prayer 」3曲目のアレンジ。リピートですが、テンポが若干遅く、音数も少ない演奏。アラビックなベースソロが消えてます。ラスト「Anywhere Song」エピローグ、どこでもソング。




ステファノ・バタッーリアが描いた理想郷は、一見穏やかなウェーブに溢れ、個の役割や全体の方向性が明確で厳しい。非現実的なユートピア、かもしれません。

焼肉や豚骨ラーメン、オッソブーコやピッツォッケリとかはここで食べれそうにない世界。
・・・自分が住めるかどうかは疑問です。たまに遊びに行くと、気持ち良いかも知れない場所。




演奏曲
1. Minas Tirith
2. The River Of Anyder
3. Ararat Dance
4. Return To Bensalem
5. Nowhere Song
6. Sham-bha-lah
7. Bensalem
8. Anagoor
9. Ararat Prayer
10. Anywhere Song



関連youtube
Ararat Dance

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by kuramae2010 | 2012-06-15 01:11 | jazz | Comments(2)

Ferenc Nemeth / Night Songs / Dreamers Collective Records

d0157552_044767.jpgFerenc Nemeth / Night Songs / Dreamers Collective Records

Mark Turner (ts)
Chris Cheek (ts)
Aaron Parks (p)
Lionel Loueke (g)
John Patitucci (b)
Ferenc Nemeth (ds)

リリース:2007.6.26




彼これ百回以上は聴いていると思う、フェレンク・ネメスの自主制作盤、ナイト・ソングス。
イタリアから復刻盤(中古:リリース2009年?)があったので仕入れました。
この『Night Songs』、 これまでログしてると思っていましたが、ない。。。

リリース当時、ジャズから遠のいていたけど、たまたま聴いていた盤。
復刻盤序でにフェレンク・ネメスがサイドで参加の下記盤も購入・・・
School of Enlightenment / Francisco Pais
The source in between / Elio Villafranca(1曲のみ参加)
Spirit of the Mountains / Federico Casagrande



アルバム「ナイト・ソングス」の録音は2005年でリリースが2007年6月26日。メンバーはマーク・ターナー、クリス・チーク、アーロン・パークス、リオーネル・ルエケ、ジョン・パティトゥッチ。ベースがビオカルティではない・・・。マーク・ターナーは怪我前の演奏。


「War」 鳴った瞬間から、、、数十秒。とんでもなくシズル感があって、フェレンク・ネメス独特なドライブ感や繊細なシンバル・レガートはもちろん、メンバー全員が上手くて、"雰囲気"ある世界を創造したトラック。このデビュー盤はウェイン・ショーター「E.S.P」をのぞいて、クレジットではフェレンク・ネメスのコンポジション、アレンジです。

2曲目の 「A Night」 導入からアーロン・パークス、リオネール・ルエケまでの流れのドラマチックさ!は今も新鮮。しなやかなドライブ感はフェレンク・ネメス。4曲目の 「Vera」 は、曲も演奏も重々しいコンポジション。テナー2管とルエケのヴォイスが、うねる夜の闇を幾重にも紡ぎ、マーク・ターナーがじわーっと彷徨いながらその闇を切り裂いていく感覚。切り裂いても見えるのは闇?

「Intoro To E.S.P.」は、もろアーロン・パークスな世界。7曲目の「New Song」Veraと同構造っぽいコンポジションで、テーマが抜群にクール。初めて聴いた当時ゾワゾワした感覚。。クリス・チーク、マーク・ターナーの2人が奏でるうねる陰影感あるハーモニーの色気、艶ッ気。録音当時23,4歳だったアーロン・パークスのソロも凛々しい。

9曲目 「Theme To L.L.」 たぶんクリス・チークのソプラノが印象的な演奏。アレンジもシンプル。10曲目、もろルエケなコンポジション。ヴォイス炸裂でルエケ。。。パティトゥッチの細いソロ。続く「Raindance」フロント2管の輪唱?おもしろいアレンジ。どことなく懐かしさある演奏。ラスト曲「Lullaby」ハンガリー民謡がモチーフ?宙を舞うような思索的かつ不安定さも感じるマーク・ターナーは、実は意外と時代を巧みに直感的に表現しているのかもしれません。クリス・チークかな・・・

全演奏で感じるダークな色合いとうねるシズル感、グルーヴ感は、2007年のジャズを代表した1枚。フェレンク・ネメスのコンポーザー的な才能も際立ってました。


演奏曲

オリジナル盤
1. War...
2. A Night
3. Intro To Vera
4. Vera
5. Intro To E.S.P.
6. E.S.P.
7. New Song
8. Ballad For the Stars
9. Theme To L.L.
10. L.L.
11. Raindance
12. Lullaby


Jazz Engine Records盤(復刻盤)
1 War
2 A Night
3 Intro To Vera
4 Vera
5 New Song
6 Ballad For The Stars
7 Theme To L.L.
8 L.L.
9 Lullaby


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アルバムとは関係ないエリック・ハーランド、フェレンク・ネメス、アヴィシャイ・コーエン(tp) らのセッション。
Eric Harland Ferenc Nemeth Avishai Cohen Joel Frahm Siena Jazz


現在いくつかのユニットで活動しているフェレンク・ネメスですが、新しいユニットのメンバーにギラッド・ヘクセルマン、サム・ヤヘル、クリス・チークが参加しているようです。自主制作シングル以外にも、Dreamers Collective Recordsからアルバムも出るかもしれません。ぜひ、リリースして欲しいメンツ。

Ferenc Nemeth Shapeshifter Lab Brooklyn, NY  2012.3.12
Ferenc Nemeth joins forces with Chris Cheek, Sam Yahel, and Gilad Hekselman
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by kuramae2010 | 2012-06-13 00:55 | jazz | Comments(6)

Ben Wendel / Frame / Sunny Side

d0157552_0261682.jpgBen Wendel / Frame / Sunny Side

Ben Wendel (ts, basson melodica)
Gerald Clayton (p) 1.2.3
Tigran Hamasyan (p)4.6.7
Adam Benjamin (fender rhodes,p)
Nir Felder (g)
Ben Street (b)
Nate Wood (ds)

リリース:2012.02.28



WBGOで聴いて仕入れたベン・ウェンデルの2月リリース盤。スタジオセッションではギターがギラッド・ヘクセルマン。
この盤の決め手となったのは、3曲づつ好きなピアニストが競演しているため。ジェラルド・クレイトンとティグラン・ハマシャン。

2月リリースすぐに購入し何度か聴きましたが、一聴目は今イチよくわかんなかったw 何度か聴いても聴くツボが何とも掴めてません。たしかに凝ったハーモニーや巧みなサックスではあります。
1,2,3曲目に参加しているジェラルド・クレイトンはソロ以外での存在感が薄い傾向、もしくは周りと馴染みすぎる感じ。ティグラン・ハマシャンとプレイするドラマー、ネイト・ウッズ(?)も薄目。。3曲目のガレスピー「Con Alma」がデュオで、ベン・ウェンデルのハスキーに漂うサックスとクレイトンのしなやかさが活きたトラック。絶妙な温度感をうまく丸っこく、陰影感付けて仕上げたミキシングとマスタリングはドラムのネイト・ウッド。

4曲目「Backbou」に参加のティグラン・ハマシャン、アダム・ベンジャンミンでガラッと空気感が変わります(コンポジション自体がちがうという、さらにアダム・ベンジャミンもピアノで参加)。とたんに「活き活き」するフロー。ハマシャン節が出るというわかりやすさもあるかもしれません。。続く「Jean and Renata」はピアノレス、サックスがメイン。ウェンデルの音が細く、どうしても1~3曲目と同じトーンやフレージングのパターンが同じように聴こえてしまいます。好みがわかれそう。

アルバムタイトル曲 「Frame」 このアルバム内ではダントツにいいトラック。ウェンデル会心のソロ!
壊れそうなリズムの上で踊る、ティグラン・ハマシャン、熱い!



演奏曲
1.Chorale
2.Clayland
3.Con Alma (D.Gillespie)
4.Backbou
5.Jean and Renata
6.Blocks
7.Frame
8.Leaving
9.Julia




関連 youtube
Ben Wendel - New album now available !


Ben Wendel "Frame" Live at the Blue Whale, LA
Saxophone : Ben Wendel
Piano: Tigran Hamasyan
Fender Rhodes: Adam Benjamin
Guitar: Larry Koonse
Drums: Nate Wood
Bass: Dave Robaire



Ben Wendel "Backbou" Live at Jazz Gallery, New York

Bassoon: Ben Wendel
Piano : Tigran Hamasyan
Guitar: Gilad Hekselman
Drums: Nate Wood
Keyboard: Adam Benjamin
Bass: Ben Street

Recorded on february 17th and 18th 2012 at the Jazz Gallery, NY
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by kuramae2010 | 2012-06-07 00:33 | jazz | Comments(0)