Mike Baggetta / Thieves And Secrets / Fresh Sound New Talent
Mike Baggetta / Thieves And Secrets / Fresh Sound New Talent
Mike Baggetta(g)
Jason Rigby(sax)
Eivind Opsvik(b)
Geroge Schuller(ds)
リリース:2014.5
昨年5月にリリースされていたMike Baggetta盤。
暮れに行ったDUのJBL4312から流れていたことで知った盤で、数十秒ほどでヤラれたっ。ジャジー過ぎる匂い。
聴きこんでしまう鮮度、旬度があってBGMで終われないこれぞ生モン。耳というか肌で皮膚に沁みてくる、、水や空気と一緒ですね~。
Baggettaのサウンドは前作よりオープンになってきましたが、やっぱり憂鬱で狭い空間を深堀りしていくトコロに身を沈める快感にあると思いますw 濃度感溢れまくるブルックリン・コンテンポラリー、テーマがあってソロをまわしていくっていう定型がほぼ皆無な即興系バジェッタの真骨頂。メンツは前作「Source Material」と同じ(別のDUOユニット盤は除く)。
アルバムタイトル曲「Thieves, Secrets」はシリアス&ダークなまんまテンション上がって、Jason Rigbyのソロバックのバジェッタが冴え渡って独自の密度感と独特なノリが生まれるサウンド。
米サイトで批評家の誰かが「彼らのコンポジションは群抜いて高度でまともに演奏できるミュージシャンが少ない....」みたいな事が書かれてましたが、これは曲もカッコよくて、おすすめな演奏。ドライで複雑すぎて面白くないというギリギリな線w4トラック目「The Wind」とかもとっかかり易い演奏でリグビーとバジェッタが圧巻。
「World Leaders」はGeroge Schullerのシンバル・レガート、Eivind Opsvikの疾走感がツボで、逆にフロントは即興でゆるくスペースを暈しつつ、同調していくところがカッコよくて、むかしのfontanaレーベルのフリーっぽい焦燥感もあってスリルある演奏。続く「Hidden Things」はアコギでリグビーとのデュオ。エアー感がうまく録れていて、音的にも恐ろしくリアル。「Country Wisdom」でのリグビーが後期コルトレーンっぽいフレージングを展開。ラスト「Bridges」もなんとなしにP.Hサンダースっぽい曲で広めな空間、私的にこの2曲は・・・
ミキシングにはベースのオプスビクも参加。最近参加メンバーがクレジットされる盤がけっこうありますね。
演奏曲
1. Transmission
2. Thieves, Secrets
3. New Scotia
4. The Wind
5. World Leaders
6. Hidden Things
7. Country Wisdom
8. Bridges
店頭でジャズ盤を探す時はパーソネルで選びます。誰それのナニをというのはほとんどナシ(ナニを目的で行っても売ってないことがほとんど)。最近はブラジル・ミナス系の棚は必ず見るんですが、暗中模索で手さぐり状態で、"誰"がまだピンときません--:
店内のBGMも聴きつつ、2時間弱ほど探すんですが、たまにスコ~ンと抜けて聴こえてくるのがあって、この盤もサウンドの節々が今!!だろっ、てくる音でした。でも、数は売れそうにもないし、再販されることもないだろうけど、時代にシンクロした匂いを放つジャズってヤツで"気分"とハマってくる心地よさ。Baggettaの場合は純粋に音。
・・・ダラダラ書いてて気づいたのが、昨年一番好きな盤、良く聴いた演奏は?何だったかなと思い返すと、音源が発売になってない、ライブ音源だったことに気づいたっ。
じゃあアンタのコテコテのオーディオは?ってのは、、、ナシで(それはそれで愉しい♪)
Mike Baggetta(g)
Jason Rigby(sax)
Eivind Opsvik(b)
Geroge Schuller(ds)
リリース:2014.5
昨年5月にリリースされていたMike Baggetta盤。
暮れに行ったDUのJBL4312から流れていたことで知った盤で、数十秒ほどでヤラれたっ。ジャジー過ぎる匂い。
聴きこんでしまう鮮度、旬度があってBGMで終われないこれぞ生モン。耳というか肌で皮膚に沁みてくる、、水や空気と一緒ですね~。
Baggettaのサウンドは前作よりオープンになってきましたが、やっぱり憂鬱で狭い空間を深堀りしていくトコロに身を沈める快感にあると思いますw 濃度感溢れまくるブルックリン・コンテンポラリー、テーマがあってソロをまわしていくっていう定型がほぼ皆無な即興系バジェッタの真骨頂。メンツは前作「Source Material」と同じ(別のDUOユニット盤は除く)。
アルバムタイトル曲「Thieves, Secrets」はシリアス&ダークなまんまテンション上がって、Jason Rigbyのソロバックのバジェッタが冴え渡って独自の密度感と独特なノリが生まれるサウンド。
米サイトで批評家の誰かが「彼らのコンポジションは群抜いて高度でまともに演奏できるミュージシャンが少ない....」みたいな事が書かれてましたが、これは曲もカッコよくて、おすすめな演奏。ドライで複雑すぎて面白くないというギリギリな線w4トラック目「The Wind」とかもとっかかり易い演奏でリグビーとバジェッタが圧巻。
「World Leaders」はGeroge Schullerのシンバル・レガート、Eivind Opsvikの疾走感がツボで、逆にフロントは即興でゆるくスペースを暈しつつ、同調していくところがカッコよくて、むかしのfontanaレーベルのフリーっぽい焦燥感もあってスリルある演奏。続く「Hidden Things」はアコギでリグビーとのデュオ。エアー感がうまく録れていて、音的にも恐ろしくリアル。「Country Wisdom」でのリグビーが後期コルトレーンっぽいフレージングを展開。ラスト「Bridges」もなんとなしにP.Hサンダースっぽい曲で広めな空間、私的にこの2曲は・・・
ミキシングにはベースのオプスビクも参加。最近参加メンバーがクレジットされる盤がけっこうありますね。
演奏曲
1. Transmission
2. Thieves, Secrets
3. New Scotia
4. The Wind
5. World Leaders
6. Hidden Things
7. Country Wisdom
8. Bridges
店頭でジャズ盤を探す時はパーソネルで選びます。誰それのナニをというのはほとんどナシ(ナニを目的で行っても売ってないことがほとんど)。最近はブラジル・ミナス系の棚は必ず見るんですが、暗中模索で手さぐり状態で、"誰"がまだピンときません--:
店内のBGMも聴きつつ、2時間弱ほど探すんですが、たまにスコ~ンと抜けて聴こえてくるのがあって、この盤もサウンドの節々が今!!だろっ、てくる音でした。でも、数は売れそうにもないし、再販されることもないだろうけど、時代にシンクロした匂いを放つジャズってヤツで"気分"とハマってくる心地よさ。Baggettaの場合は純粋に音。
・・・ダラダラ書いてて気づいたのが、昨年一番好きな盤、良く聴いた演奏は?何だったかなと思い返すと、音源が発売になってない、ライブ音源だったことに気づいたっ。
じゃあアンタのコテコテのオーディオは?ってのは、、、ナシで(それはそれで愉しい♪)
by kuramae2010
| 2015-01-16 00:08
| jazz