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うつし世は夢、夜の夢こそまこと

Clifford Jordan / Glass Bead Games / Strata East

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Clifford Jordan の1973年録音「Strata East」のリーダー作。
ジャケのアートワーク、タイポがカッコいい。

取りたてログることもないんですが、
この盤はなんと言っても「John Coltrane」
同じStrata EastのBill Lee盤と比べるとストレートですが、この盤の中では出色というか、コルトレーンのプレイとはかなり遠いフレージングで体格の良さが音にもでてます。Clifford Jordan、Strata Eastではキャラも面白いけど、昨年12月に「6枚組」のComplete盤が出ました。音源の多さにびっくり。

Ceder Walton 、Sam Jones参加曲の演奏はこねくりまわし感がないBlue Noteなハードバップ、
変わりに演歌調と紙一重なブルージーな感覚。取りたてどうこうはありません。


Strata Eastは、Black Jazz(Nimbusもかな?)同様、他のレーベルとはちがい、ブラックアメリカンのためのブラックアメリカンのミュージシャン達が作ったレーベルで、他の数多レーベルとは根本的な成り立ちがちがう。極端に単純化しちゃうと、「こいつら凄いな、世間に知らせたい、もしくは売りたい」という、プロデュース的な発想とはまるでちがう。
この辺りの背景にリアルタイムに近距離で接していた人の体感は面白い。特にStrata EastやBlack Jazzは時代と深くリンクした「生き様のムーヴメントの記録」といっても良かったんだろうと思います。仮に生き様だとすると、今でもそうは変わんないというか。。なので、聴くとイイなあと思えたりするのかもしれません。

でも、ほんとのところは、その背景の渦中に居るか、外周部でも接点があってこそ、そのメッセージが震える肌感覚で共有できたんだろうと。そんなことをぼやーっと思いつつ「Glass Bead Games」を聴いてると、"モノトーン"のコントラストがもっと激しくつくと、懐メロを超えた盤になったはず。ですが、Clifford Jordanの人となりスタイルが出たのか微妙かな。ジャケットのアートワークや2セッションにはメッセージ性がありますね。



以下の3枚も1973年。
The Descendants Of Mike And Phoebe / A Spirit Speaks
Billy Harper / Capra Black
Gil Scott-Heron / Winter in America


録音は嵐の月曜日だったらしい。

d0157552_3274323.jpgClifford Jordan / Glass Bead Games / Strata East
Clifford Jordan (ts)
Stanley Cowell (p) 1,4,5,6,7,10,11
Ceder Walton (p) 2,3,8,9,12
Bill Lee (b) 1,4,5,6,7,10,11
Sam Jones (b) 2,3,8,9,12
Billy Higgins (ds,perc)

録音:1973.10.29 NYC 

演奏曲
1. Powerful Paul Robeson
2. The Glass Bead Games
3. Prayer To The People
4. Cal Massey
5. John Coltrane
6. Eddie Harris
7. Biskit
8. Shoulders
9. Bridgework
10. Maimoun
11. Alias Buster Henry
12. One For Amos
by kuramae2010 | 2014-06-16 00:47 | jazz | Comments(0)