人気ブログランキング | 話題のタグを見る

うつし世は夢、夜の夢こそまこと

Fabio Zeppetella / Handmade / jando music - Via Veneto Jazz

Fabio Zeppetella  / Handmade / jando music - Via Veneto Jazz_d0157552_22572349.jpgFabio Zeppetella / Handmade / jando music - Via Veneto Jazz
Fabio Zeppetella (g)
Aaron Goldberg (p)
Matt Penman (b)
Greg Hutchinson (ds)
リリース:2012.5




いつ購入したのか忘れましたが、イタリアのギタリスト、Fabio Zeppetellaのアメリカン・クァルテット盤。
参加メンバーに魅せられて仕入れました。

普段仕入れた盤で、今イチなのはログらないんですが、たまには私的な『NG盤』です。


Fabio Zeppetella / Handmade
歯車が噛み合ってないのか、参加メンバーから想像していた演奏とはかけ離れてる。
冒頭数曲のオリジナル曲もコンポジションも凡庸・・・狙いなのかわかりません。




で、・・・ナニかがおかしい。


遠近感のギミック?全体の空気感がヌメッとしてて、ギターがデカすぎる上、リバーブがかかるのでキモいw
さらにドラムスのミックスも奇妙で、マルチマイクなんだと思いますが、タムが遠くて空気感だして
しかも、音がヌルい。Aaron Goldbergのピアノも遠くてサイズ感が奇妙。。。フルレンジのCSLⅡで聴いてもわからない感性です。

コルトレーンの「Moment’s Notice」でも、このメンツじゃなくてもいい感ぢ^^ 2012年のジャズとしてはなにかのっぺりと寂しい。ベースのMatt Penmanは、Kurt RosenwinkelやMike Morenoとも共演してますが、比べてはいけません。さらにPenmanはNir Felder盤にも参加してましたが、あの盤の惜しさ、未完の原石とも根本的にちがいます。
かと言って、Wolfgang MuthspielやJohn Abercrombie、Tobias Sjogren、Ulf Wakenius らの一聴でわかる個性も希薄・・・過去にFabio Zeppetella / Jobim Variations も聴いていたみたいですが、記憶の彼方。
僕には向いてない方、というコトなんだと思います。


演奏曲
1. Ubi
2. Choro Pra Gianlu
3. Via Manzoni 7
4. Reunion
5. Across The City
6. The silence of the mind
7. How Deep
8. Moment’s Notice (John Coltrane)
9. Waltz For Lu
by kuramae2010 | 2014-03-16 23:01 | jazz