うつし世は夢、夜の夢こそまこと

Miguel Zenón/ Ceremonial / Marsalis Music

d0157552_23533275.jpgMiguel Zenon / Ceremonial / Marsalis Music
Miguel Zenón (as)
Luis Perdomo (piano, Fender Rhodes)
Hans Glawischnig (b)
Antonio Sanchez (ds)

Luciana Souza (vo)
Hector "Tito" Matos (per)


リリース:2004.01.13




『Oye Live in Puerto Rico 2013』がイイ、プエルトリコのアルト奏者、Miguel Zenónの2004年旧譜。一時期わりと仕入れてまして、好きなアルト奏者です。
太くなめらかでしなやか、、演奏におけるテクニカルな面もさることながら、曲づくり全体のサウンドづくりが卓越した人。時に「Rayuela - Sunnyside Records」のような??がつく盤もありますが。。辛口でハードな演奏は容貌と同じく抜群な斬れ味。

「Ceremonial 」は全てミゲルゼノンがコンポジション。レーベルオーナーのブランフォード・マルサリスがプロデュース、マスタリングにも参加。メンバーはアントニオ・サンチェスとルイス・ペルドモが参加!ベースがハンス・グラヴィシュニク。2004年、録音は10年前、、、古くない。。


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▲録音当時のMiguel Zenón



1曲目の「Leyenda」。前向き感に満ちたテーマとラテン風味が効いた伸びやかなコンポジション。サンチェスのグルーヴ感とかオープニングナンバーにふさわしい演奏。
2曲目は瑞々しい水分量?が多いルイス・ペルドモのソロがいい。。ミゲル・ゼノンとは10年以上のタッグなんですね。ペルドモの最新盤はたしか、ジャック・ディジョネットが参加したトリオ盤だったかな。。

3曲目の「Transfiguration」はルシアーナ・ソーザがボイスで入ります。昨年録音のアントニオ・サンチェスの「New Life」とも通じる世界観。
続く、「Mega」はへクター・チト・マトス(カナ?)も入り、リズムの緩急、アルトの奔りっぷりもすごい。6曲目の「Morning Chant」などのダーク感あるビートとゼノンの駆け上がっていくフレーズ、ペルドモ ソロ裏のシンバルレガート、ベースのグラヴィシュニクの加速感は快感。リズムが変化していくコンポジションでのサンチェスはドラマチック。演奏後半のゼノンは本盤の中でも一番アゲアゲなソロ。ベースがハンス・グラヴィシュニクなんですね。うれしい。

8曲目の「Ya」とかはポスト・バップな要素とリズムの多様感、イケイケなアルトでオーソドックスなジャズっぽさもw
ラスト曲「Great Is Thy Faithfulness」、バラードですが内側が熱いw、絶妙です。こういう演奏で力量が出ますね。


後半曲も駄作、イケてない演奏もなく、聴き終わるとスケール感の大きさ、ダイナミックな心持ちさせてくれるのが不思議。
何かを謳歌してるような、、ミゲル・ゼノン流な『儀式』。



演奏曲
1. Leyenda
2. Ceremonial
3. Transfiguration
4. Mega
5. " Reminder Of Us, A "
6. Morning Chant
7. 440
8. Ya
9. Great Is Thy Faithfulness




ミゲル・ゼノンのサイトにあった最近聴いてるアルバム。
1年ほど前か知りませんが、Vijay Iyer,Bon Iver,Ben Monder,kanye West/ Jay Z
NEXT Collective / Cover Art / Concord records の選曲と共通感あります。今のスタンダードか

- Kendrick Lamar - good kid, m.A.A.d city
- Arcade Fire - Neon Fire
- Vijay Iyer/Mike Ladd - Holding it Down
- Bon Iver - Bon Iver
- Etiene Charles - Creole Soul
- Ben Monder - Hydra
- John Hollenbeck - Songs I LIke a Lot
- Big Star - The Best of Big Star
- Kanye West/ Jay Z - Watch The Throne
- Dawn of Midi - Dysnomia
by kuramae2010 | 2013-11-07 00:20 | jazz | Comments(0)