うつし世は夢、夜の夢こそまこと

Taylor Eigsti / Let it Come to You / Concord Jazz

d0157552_145613.jpgTaylor Eigsti / Let it Come to You / Concord Jazz
Taylor Eigsti (p)
Harish Raghavan (b)
Aaron McLendon (ds)
Joshua Redman (ts)
Julian Lage (g)
Eric Harland (ds)
Rueben Rogers (b)


Edmar Castaneda (Colombian harp)
Dayna Stephens (ts)
Ben Wendel (ts)
Evan Francis (fl)

リリース:2008.05.8



テイラー・アイグスティのリーダー盤。超豪華なメンツな誘われました。
年末あたりに仕入れて1,2回聴いた時は線が細い印象。なんとも聴きドコロを失くしてしまい仕舞った記憶。



インプレッション
1曲目コール・ポーターの「I Love You」、疾走感、透明感あるピアノ。ソツのないまとまりあるトリオ。フェードアウト。。続く「Timeline」はマイケル・ブレッカー遺作。ジョシュア・レッドマンは存在感ありすぎ。エリック・ハーランドのドラムは立ち上がり、音離れが速い。3曲目「Not Ready Yet」線が細いピアノ。

繊細な響き、ジュリアン・レイジの寄り添う「Caravan 」スタンダードですが、、、アレンジの妙味。ジュリアン・レイジのリバーブとエフェクトがかかったギターが前面に出てますが、微妙。5分以降のルーベン・ロジャースのソリッドに駆け上がっていくベースとテイラー・アイグスティのミラクルなピアノは圧巻。次曲はジュリアン・レイジとのデュオ 「Portrait in Black and White 」。録音当時この2人は20才ぐらい?テイラー・アイグスティはクラシック・ピアノをかなりやってたのかなと想像。

ウェイン・ショーターの「Deluge」 はじめの数小節のピアノ、、張り詰めたテンション。ハード・バップなスタイルでいきますが、後半途中の左手と右手の使い方はあまり聴いたことがなく、新鮮。続く「Fever」 コロンビア・ハープを弾く、エドマール・カスタネダとのデュオ。高域にエネルギーが寄ってる気がしますが、ピアノの解像度が高いので、指から鍵盤、弦を叩く音が斬り立ったてきます。ここまでアレンジのバリエーションが楽しい。
テイラー・アイグスティのオリジナル曲「Let It Come to You」。情感たっぷりなトリオ。エリック・ハーランドのブラシは特長があるなぁ。ルーベン・ロジャースのベースもいい歌いっぷり、、フェードアウト。



「Part I: Fallback Plan Suite」からパート3までオリジナル。サックスは先日新譜を聴いたダイナ・スティーブンス(ステフェンズ)、最近聴いているベン・ウェンデルが登場します。エリック・ハーランドの自由でタイトなプッシュ。このアルバムはここからが今的に演りたいことなのかもしれません。。緩いビートとタイム感がズレたようなアンビエント感漂うパート2。2000年以降でしかないコンポジションだと思います。たぶん。パート3のリズムの立ち上がり方、めっちゃクール!!ハーモニーの造りとリズムのカンレン性なんかは楽理がわかるともっと深く面白そうです。



収録曲
1.I Love You (Cole Porter)
2.Timeline (Michael Brecker , Pat Metheny)
3.Not Ready Yet(Jon Brion-Mark Everett)
4.Caravan (Juan Tizol-Duke Ellington)
5.Portrait in Black and White (Antonio Carlos Jobim-Chico Buarque)
6.Deluge (Wayne Shorter)
7.Fever (Eddie Cooley-John Davenport)
8.Let It Come to You(Taylor Eigsti)
9.Less Free Will (Part I: Fallback Plan Suite)(Taylor Eigsti)
10.Not Lost Yet (Part II: Fallback Plan Suite)(Taylor Eigsti)
11.Brick Steps (Part III: Fallback Plan Suite)(Taylor Eigsti)
12.I Got It Bad and That Ain't Good (Ronnie Matthews) ※国内盤




youtube
Taylor Eigsti Trio- Speaking Song

Taylor Eigsti - piano
Harish Raghavan - bass
Kendrick Scott - drums

2010
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by kuramae2010 | 2012-04-11 00:57 | jazz | Comments(0)