冬空集会! 渋さ知らズ
昨日、冬空の下、浅草奥の山谷であったかな祝祭空間がうまれた。
結成時からほぼ20年聴いてる「渋さ知らズ」の野外カンパLIVE。発端は墨田区がフリーな人達の『アルミ缶集め禁止条例』だ。原因はスカイツリー目当ての観光客の視線を気にしての禁止条例?が可決したことに対する反対の集会だった。要約すると「他人から外観だけでも良く見せたい条例」への反対集会。
ここに越してから、隅田川の対面(墨田区側)にたしかにフリーの人たちが野宿をしている姿を窓越しに見る。まさにリバーサイドハウスだ。だからと言ってあまり気にかけたことはなかったが、どーいう事情なのか興味もあって行った。2時半ぐらいに到着したので詳細はほとんどわからなかったが、フリーの人たちが作った炊き出しの一杯100円のカレーライスと1コ10円のクロワッサン、ベーグルで腹ごしらえした。アルミ缶バッジ200円を買った。ライブのカンパもした。
アルミ缶を集めるリヤカーとフリーの人たちの姿は、観光集客で挽回することをイメージする街にとって美しい光景ではないが、条例で禁止することなのだろうか?この辺は山や田畑を開いた新興住宅街じゃない。テレビで野暮ったく出てくる「高級住宅地」や「セレブ」な街でもない。本来、多種多様ないろんな人々を受け入れてきた『寛容性』があったエリアだ。「すいません」を「澄みません」というカルチャーを生んだ背景があるのに・・・無粋だ。
禁止ということではなく、違う方法で街をクリーンにする協力体制ができるのではと思ったりした。彼らを支援するNPO、NGO団体を通じ街の美化を仕事として区が発注することもありなのではないだろうか。バラバラの相当シャビーな服やオリジナルのリヤカー。これらを統一されたリヤカーやユニフォームなどを地元企業で作るなど。。「NO」という以外に方法や知恵はあったのではないか、と気になった。
現実的には住民票のない人の流入や、増加する一部の生活保護費搾取など様々な問題もはらむ。僕自身が住んでいる区に対しては、街の開発に関わる事案は公開される、区民の意見も募集される。誰が聞くのか知らないが、これまで2度ほど出したことがある。現実的には、できることや関わることは少ない。
渋さ知らズ。
集会には同居人も行ったので渋さのライブ中は周りの連中と踊っていた。跳ねていた?演奏する曲は結成当時の20年前から変わらない。曲はワンパターン。でもメンバーのアドリブは熱い!上手い!ウケ狙う!で、ぐいぐいと引き込む。やはり最後は祝祭空間になっていった。基本、CDとかオーディオでちまちま聴く音楽じゃない。。。
この日、10人程のメンバーは、集会に集まった人のカンパだけで出演していたのだと思う。
カンパよろしくって、不破さん!気持ちよくカンパしました
この声は辛いよ。
寒さ知らズ!半袖、汗だくで踊っているリスナーも多数。。
2時間近く聴いた。
僕の中で、フリーの人たちに対する感じが変わったことだけは確かだ。
手渡しで受け取った、あったかい100円のカレーライスと、
渋さ知らズの音楽で、どこかに潜んでいた偏見が澄みわたり、なくなった。
ちゃんと聴く場合は、『渋さチビズ』がおすすめ。<音量、注意ください。途中までのものも>
ベース不破さん。スガダイローさんのピアノの斬れ方、、好きです。一時期のドン・プーレンっぽい?
DUO
スガダイロー トリオ 犬姫
坂田明VS渋さチビズ 坂田さん、役者です。前半笑って後半聴く感じ
団体戦;新宿PITINNでリアルに聴いたライブ
仏のベーシスト(コントラバス)ルノー・ガルシア・フォンスのBerimbassも寒い冬にはいいなあ。。
▼オーディオ的な音質もおもしろいと思う動画
思い出したが、浅草の南、浅草寿町で待ち合わせたとき見た光景。
煙草を自販機で買う若いやつ。近くに小銭を拾おうとするフリーの人。
若者が買った煙草の1本に火をつけて喫う。
何も言わずに残りの箱全部をフリーの人にあげた。
また、自分の煙草を買って何事も言わずに歩いていった。
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結成時からほぼ20年聴いてる「渋さ知らズ」の野外カンパLIVE。発端は墨田区がフリーな人達の『アルミ缶集め禁止条例』だ。原因はスカイツリー目当ての観光客の視線を気にしての禁止条例?が可決したことに対する反対の集会だった。要約すると「他人から外観だけでも良く見せたい条例」への反対集会。
ここに越してから、隅田川の対面(墨田区側)にたしかにフリーの人たちが野宿をしている姿を窓越しに見る。まさにリバーサイドハウスだ。だからと言ってあまり気にかけたことはなかったが、どーいう事情なのか興味もあって行った。2時半ぐらいに到着したので詳細はほとんどわからなかったが、フリーの人たちが作った炊き出しの一杯100円のカレーライスと1コ10円のクロワッサン、ベーグルで腹ごしらえした。アルミ缶バッジ200円を買った。ライブのカンパもした。
アルミ缶を集めるリヤカーとフリーの人たちの姿は、観光集客で挽回することをイメージする街にとって美しい光景ではないが、条例で禁止することなのだろうか?この辺は山や田畑を開いた新興住宅街じゃない。テレビで野暮ったく出てくる「高級住宅地」や「セレブ」な街でもない。本来、多種多様ないろんな人々を受け入れてきた『寛容性』があったエリアだ。「すいません」を「澄みません」というカルチャーを生んだ背景があるのに・・・無粋だ。
禁止ということではなく、違う方法で街をクリーンにする協力体制ができるのではと思ったりした。彼らを支援するNPO、NGO団体を通じ街の美化を仕事として区が発注することもありなのではないだろうか。バラバラの相当シャビーな服やオリジナルのリヤカー。これらを統一されたリヤカーやユニフォームなどを地元企業で作るなど。。「NO」という以外に方法や知恵はあったのではないか、と気になった。
現実的には住民票のない人の流入や、増加する一部の生活保護費搾取など様々な問題もはらむ。僕自身が住んでいる区に対しては、街の開発に関わる事案は公開される、区民の意見も募集される。誰が聞くのか知らないが、これまで2度ほど出したことがある。現実的には、できることや関わることは少ない。
渋さ知らズ。
この日、10人程のメンバーは、集会に集まった人のカンパだけで出演していたのだと思う。
カンパよろしくって、不破さん!気持ちよくカンパしました
この声は辛いよ。
寒さ知らズ!半袖、汗だくで踊っているリスナーも多数。。
2時間近く聴いた。
僕の中で、フリーの人たちに対する感じが変わったことだけは確かだ。
手渡しで受け取った、あったかい100円のカレーライスと、
渋さ知らズの音楽で、どこかに潜んでいた偏見が澄みわたり、なくなった。
ちゃんと聴く場合は、『渋さチビズ』がおすすめ。<音量、注意ください。途中までのものも>
ベース不破さん。スガダイローさんのピアノの斬れ方、、好きです。一時期のドン・プーレンっぽい?
DUO
スガダイロー トリオ 犬姫
坂田明VS渋さチビズ 坂田さん、役者です。前半笑って後半聴く感じ
団体戦;新宿PITINNでリアルに聴いたライブ
仏のベーシスト(コントラバス)ルノー・ガルシア・フォンスのBerimbassも寒い冬にはいいなあ。。
▼オーディオ的な音質もおもしろいと思う動画
思い出したが、浅草の南、浅草寿町で待ち合わせたとき見た光景。
煙草を自販機で買う若いやつ。近くに小銭を拾おうとするフリーの人。
若者が買った煙草の1本に火をつけて喫う。
何も言わずに残りの箱全部をフリーの人にあげた。
また、自分の煙草を買って何事も言わずに歩いていった。
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by kuramae2010
| 2010-12-13 23:18
| jazz