うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Jo-yu Chen  陳若玗 / Stranger / OKeh-records・Sony

d0157552_0191689.jpgJo-yu Chen 陳若玗 / Stranger / OKeh-records・Sony
Jo-yu Chen (p)
Tommy Crane (b)
Christopher Tordini (ds)
Kurt Rosenwinkel (g) 3,6,10
リリース2014.2.10




台湾のピアニストJo-yu Chen(陳若玗)の新譜です。
Kurt Rosenwinkelがゲスト参加で入手、、、いちおう、視聴して。
Jo-yu Chenは英国のジャズサイトで何度か見聴きしていたピアニスト。端正なメロディや独特なスタイル、タイム感?から、クラシックがベースでAaron ParksやVijay Iyer、ちょっとJason Moranを感じてましたが、、、師事はJason Moran, Sam Yahel etc.だそうです。本盤ではKurt Rosenwinkelが3曲に参加です。




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1曲目の「Mon Cher」がスローで、水面が揺れるようなテンポでメロディも深いエキゾチックさ。タムかなぁ、、かなりコンプされて響線音も目立つパルシブなサウンド。「Wolfman」はパルシブなドラムと呼応するピアノで動き、スクリャービンからインスパイアされた演奏。1、2曲目の静&動の対比は鮮やかです
続く「Castle」はKurt Rosenwinkelとのユニゾンから入るダークなコンポジション。ハイライトはKurtソロ、ちゃんとスポットライトを充てたミックスがされてます。「Fragments」難しい・・・・ ここまで、どの演奏もベタッとしたところがない。音数もかなり少ない。アルバムタイトル曲「Stranger」はメロディもたって聴きやすい演奏で、タッチは丁寧でしっとりしてますが、かなり低体温。タイトルを思うと彼女の切ないもろもろが伝わってくるようです。「The Pirate」のカートは弾きまくってますけど、ルーユー・チェン嬢の返しは醒めた音からのツレない感じって.....「Art of Darkness」が私的なベスト・トラックでしょうか。曲、演奏ともわりと展開していきます、、Aaron Parksっぽい感じもしますが。

ラストの京都 高台寺にインスパイアされた「Foliage at Night」とか聴くとクラシックの素養がかなりあるんだなぁとか思います。

エンジニアはJames Farberで、典雅なアコピなとドラムスのタム?が薄めにコンプされ、ミックスした変わったサウンドです。パルスのような効果なのか最近よく聴く感じ。バスドラはエアー感ある音になってます。

メジャーデビュー盤となるようですが、ドタバタしてなくてベタ付いてこないところは芯の強さ、頑固さを感じるピアニスト。聴き終わると、、、ルーユー・チェンが表現している『Stranger』観は伝わってくる仕上がりだとおもいます。




演奏曲
1.Mon Cher
2. Wolfman
3.Castle
4.Fragments
5.Stranger
6.The Pirate
7.Interlude
8.Song for Ryder
9.Happy New Year
10.Art of Darkness
11.Foliage at Night(dedicated to Kodaiji Temple, Kyoto)
by kuramae2010 | 2014-04-26 00:33 | jazz | Comments(0)

Greg Ruggiero / Balance / Fresh Sound New Talent

d0157552_1403984.jpgGreg Ruggiero / Balance / Fresh Sound New Talent
Greg Ruggiero (eg,ag,vo)
Rob Wilkerson (as)
Frank LoCrasto (p)
Matt Brewer (b)
Tommy Crane (ds,per)
録音:2006.2




先月「My Little One / Fresh Sound New Talent」をリリースした、グレッグ・ルッジェーロの2006年録音の初リーダー作。ローガン・リチャードソンの「Ethos」を聴いて注目したギタリスト。全曲ルッジェーロのオリジナルで5人の「バランス感」が心地いいコンポジション物。

アドリブのスリルやメジャーなタレント、劇的にぶっ飛んで来るジャズではないですが、
浮かびつつ融合するハーモニー、アンサンブルのあったかさ、コード感の妙など、私的に癖になる1枚。



グレッグ・ルッジェーロ、カート・ローゼンウィンケルに師事したギタリスト世代。


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by kuramae2010 | 2012-01-25 01:46 | jazz | Comments(0)

Yaron Herman / Follow the White Rabbit / ACT

d0157552_0413781.jpgYaron Herman / Follow the White Rabbit / ACT

Yaron Herman (p)
Chris Tordini (double-b)
Tommy Crane (ds)

録音:2010.6.10~12




ヤロンへルマントリオのACT移籍の1枚目。e.s.tのサウンドの鍵を握っていたオキ・リントンがエンジニアを務めています。e.s.t云々はオールアバウトJAZZにもありましたが、オリジナル特に2トラック目ではアーロン・パークスにもシンパシーを感じてそう。

『Follow the White Rabbit』は 「軽やか」でも、聴き応えがあり、アイデアが詰まってます。
センスと言ったら身も蓋もないですがリアルタイム。ニルヴァーナやレディオヘッドの演奏などは、かなりスイーツな解釈で糖度高くて人気ありそう。特に4トラック:ニルヴァーナの解釈はすごく良くて、2度目のテーマを弾く時の粘った感とそれに続くテンポを微妙に外していく感じはツボです。
全体的にもうちょっと長い演奏だといいのですが。

演奏はかなりピアノに焦点を充てて、、、というか、印象に残るのがピアノ。。3人の演奏が超絡み合う緊密感がわりとサラッとしてるような気がします。ヤロン・ヘルマン、僕が知るイスラエル出身の若手ピアニストの中では音楽的なグローバル感がかなりあります。レーベル第一弾作は「ピアノ」という感じだったんでしょうか。プロデュースも自身とクレジット。


イスラエルのピアニストではヤロン・へルマンはもちろんのこと、近々リーダー作を出すと思われるオムリ・モア?(Omri Mor)などは、来年以降に活躍するピアニストかと思われますが、既にイスラエル・ジャズは浸透していると思われるので、なるべく民族色を巧みな、新しいジャズのオブラートで包んでほしい。









30日。
いつもはサラリーマンやビーズを求める女子、中国人留学生、フランス人でカオス的になってる、街は抜け殻のようでした。
このヌケ感は新鮮。

1年半前は浅草で今は15分ほど歩いた浅草橋。
年末の風景がぜんぜん違う。浅草はやはり正月にピークを迎えるので
街、商店からは並々ならぬテンションを感じますが、ココはポッカリした空気。

先日、江戸時代から続く、花柳界の奥座敷と言われていた
「いな垣」に取り壊しの看板がかかっていました。
廃業して十数年経つのですが、今年8月ぐらいに近所の人から聞いたことがあったので残念。
20階建ての集合住宅になります。

ごく些細なことですが、またひとつ風情の残り香が消え、新しい年をむかえます。
失ったものは元に戻りませんが、新たな状況をよく見て対峙していくしかない感じです。


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by kuramae2010 | 2011-12-31 01:48 | jazz | Comments(0)