うつし世は夢、夜の夢こそまこと

タグ:Robert Glasper ( 9 ) タグの人気記事

Miles Davis & Robert Glasper / Everything's Beautiful /Columbia,BLUENOTE

d0157552_23315411.jpgMiles Davis & Robert Glasper / Everything's Beautiful /Columbia,BLUENOTE
Miles Davis  Robert Glasper
Erykah Badu Bilal
John Scofield Stevie Wonder
Hiatus Kaiyotetist Illa J
King Ledisi Georgia Anne Muldrow
Laura Mvula Phonte
2016.5.20



マイルスの新譜です。



Robert Glasperがマイルスの過去音源をリミックスした盤ですが、共同リーダー・クレジットです。マイルス生誕90周年のリスペクトアルバム。グラスパーは上手い企画モノにのりますね。。。。3月頃に知って、眉唾ものと思いつつ予約してました。

昨日届いてリピート中。今ぐらいの時間に似合う音楽で、身体が揺れる音楽、すっごいグルーヴ感ある音づくり。カッコいいイカしたBGMですよ。即興が、、、盛り上がりが、、、とか期待してると全く見えませんw
かと言ってオーディオの真ん中でぢっと我慢して座って聴くこともなんだか。
サウンドはめちゃめちゃ質が高いです。

下記引用:
米コロンビア・レーベルのテープ保管庫にあったマイルスのオリジナル音源をベースに再創造したこの意欲作についてグラスパーは「マイルスがもし生きていたらエリカ・バドゥやナインス・ワンダーと一緒に演奏しただろうか。今回参加しているアーティストたちと、絶対やっただろうね」と確信をもって語っています。

 このアルバムにはスティーヴィー・ワンダー、エリカ・バドゥ、ビラル、フォンテ、ハイエイタス・カイヨーテ、ローラ・マヴーラ、キング、ジョージア・アン・マルドロウ、イラJ.といったマイルスの遺伝子を受け継ぐ多彩なアーティストたちがグラスパーの声がけにより名を連ねています。
「マイルスのスタジオ・セッションの様子を録音したマルチ・トラックを使う作業に取り掛かったとき、マイルスが曲間で、テイクごとにバンド・メンバーと言葉を交わしている内容を聞き、それに啓発された。録音されていた会話を聞くことで、彼の仕事の進め方を知ることができたし、自分が求めるサウンドをミュージシャンにリクエストする際にマイルスがどうやってそれを説明するのかがわかり、凄くためになったよ。つまり、今回学んだことは、スタジオ内でのマイルスの操縦役としての数々のアイディアだったんだ」


私的にErykah Baduが参加したトラックのダル揺れさはピカ一。 Violets” featuring PhonteのピアノはBill EvansのBlue in Greenの不協和っぽい歪ませた上にラップとメロウなコーラス。ラスト曲のRight On Brotha” featuring Stevie Wonder はミュート音源がリミックスされてまして80年代後半のマイルスを彷彿してくれます。でも、当時生で聴いた感動とかは蘇ってきたりはしません。

おそらくグラミーのなにかを獲得するアルバムじゃないかな。色々旨いです。
マイルスのサイトでも https://www.milesdavis.com/ 一押しです、というか映画もあるんですね。


演奏曲
1. Talking Shit
2. Ghetto Walkin” featuring Bilal
3. They Can’t Hold Me Down” featuring Illa J
4. Maiysha (So Long)” featuring Erykah Badu
5. Violets” featuring Phonte
6. Little Church” featuring Hiatus Kaiyote
7. Silence Is The Way” featuring Laura Mvula
8. Song For Selim” featuring KING
9. Milestones” featuring Georgia Ann Muldrow
10.I’m Leaving You” featuring John Scofield, Ledisi
11.Right On Brotha” featuring Stevie Wonder


d0157552_23321994.jpg

by kuramae2010 | 2016-05-27 23:57 | jazz | Comments(0)

Robert Glasper / Covered / Blue Note

d0157552_22505347.jpgRobert Glasper / Covered / Blue Note
Robert Glasper (p)
Vincente Archer (b)
Diamond Reid (ds)
リリース:2015.6.10







Blue NoteのRobert Glasperの新譜です。

小一時間ほど、盤を探している時にかかって、すぐ耳が反応した盤♪
眉間に皺寄せて対峙して、、、という局面から敢えて距離を取ったような、
ビート感や浮遊感、メロディの小洒落感はグラスパーならでは。



タイトル通り、レディオヘッドやミュージック・ソウルチャイルド、ケンドリック・ラマーなど、現代スタンダード曲の「カバー集」ですが、ニンヤりできる盤。5曲目以外はメロウな選曲。

1曲異質なのが、Victor Young「星影のステラ」。過去のLiveと同じ料理方法ですが。。。
過去に数多演奏されている曲だからか、凄まじいソロテクからの、緩急&コントラスト、バップと非4ビート系コンテンポラリーを調和させつつ聴かせるあたりがニヤりとさせられる。この辺りのニュアンス、、わかる人には、わかるんじゃないかとw、今のスタンダードが50年前と同じ調子なほど不気味なものはない。

Diamond Reidの新しいドラミングが冴えるビラル曲など美しく儚い演奏。
印象的だったのが I’m Dying of Thirst。

「Covered」旬で極上なコンテンポラリーBGM。




演奏曲
1. Introduction
2. I Don’t Even Care (Robert Glasper/Macy Gray/Jean Grae)
3. Reckoner (Radiohead)
4. Barangrill (Joni Mitchell)
5. In Case You Forgot (Robert Glasper)
6. So Beautiful (Musiq Soulchild)
7. The Worst (Jhene Aiko)
8. Good Morning (John Legend)
9. Stella By Starlight (Victor Young)
10. Levels (Bilal)
11. Got Over Ft. Harry Belafonte (Robert Glasper/Harry Belafonte)
12. I’m Dying of Thirst (Kendrick Lamar)
(BLUE NOTE/USA)


d0157552_230496.jpg

by kuramae2010 | 2015-06-18 22:53 | jazz | Comments(0)

Robert Glasper / Mood / Fresh Sound New Talent

d0157552_0554145.jpgRobert Glasper / Mood / Fresh Sound New Talent
Robert Glasper (p)
Bob Hurst ( b)
Damion Reed (ds)

Bilal(vo)
Mike Moreno(g)
John Ellis(ts)
Marcus Strickland(ts)
リリース:2004




以前、ログしたかもしれませんが、Robert Glasperの「mood」。
これが初リーダー盤だったんですね。

アルバム1曲目の「処女航海」はハンコックの名曲ですが、これにBilalボーカルでRadio headの「Everything in its right place」を合体。Bilalのボーカルパートは本来は"kid A,kid A,kid A"から

"意識のカオスの中から目覚めるKid A" とか"すべてのものは、正しい場所にある"みたいな感じみたいです。Robert Glasperの意識を代弁するというかナニか。。

この演奏でRobert Glasperは、主メロ「Everything in its right place」も奏でつつ、時に「処女航海」の"左手分数コード"をさらに細切れにして(間違ってるかもですが、、、)、Radio head曲にコンピングしてます。「処女航海」から、Radio head「Kid A」をリンクさせることでメッセージを鮮鋭化するという、Glasperのセンスが斬れてた。。入手した当時はボーっと聴いてましたが。。

「Lil Tipsy」の入りや、わりと正攻法で駆け抜ける「Alone Together」のRobert Glasperのトリオ演奏の俯瞰性というか攻め方、揺らぎ方の落差が凄い。アルバムタイトル曲「mood」のMike Morenoも入手当時は別段気に留まらなかったのですが先日、なにげなく聴いてると、この演奏では「モレノ登場!」ってアナウンスあったかぐらいの存在感で、個性が際立つ。私的に現代ギタリストTOP5に入るスタイリスト。2003年時点でもカートとは視点がかなりちがうと思います。

もう1曲「Blue Skies」のソロピアノパート。連弾かと思うテクニックとドライブ感。トリオ演奏のスピード感は爽快。エンジニアはJoe Marcianoです。スタイリッシュなmood。



Robert Glasper (p) ,Derrick Hodge (b) ,Chris Dave (ds) ,Bilal (vo)



ここからはポエムです^^; 翻訳本は読んでませんw

聴いていて面白いな思う人達は、意識しなくても今っぽさが音に出ています。音楽理論はからっきしダメなのであくまで感覚ですw感覚でも四方八方、数を聴けばなんとなし肌に馴染んできます。

ところがジャズの場合、過去のジャズっていう鳥籠の中から、どう飛躍するか、どんな飛び方をするかってのもけっこう大事だったりするようです。
僕が聴き始めた頃に「これは聴くべし本」みたいなのがあって、過去から遡って聴いてしまったという悪影響もありまして「過去のジャズ」の存在は聴き手にとっても大きい。アルバムに残されたのは、ほんの僅かな断片だと思いますが、その断片が以外とヨレヨレになっていなくてカッコいいのでやっかいですw

「過去のジャズって、何だ?」と・・・ブリブリいく即興でもなく、ビ・バップやモーダルでもない。時代をちょっとリードするような、シフトさせるような「俺が、俺は、のイカした主張」とか「視点を変えさせるきっかけ」ですね。
今も変わらないんでしょうけど、今は複雑すぎるか、ジャズの才能が他ジャンルへいってるか。。てきとーですが、キュビズムとかバウハウスとかのような斬れ味が、5,60年代のジャズにあったから今でもキラっとしてんのかもしれません。。それは、物語と語り部と置き換えてもいいかもしれません。「次ってこんなじゃね?」「この音カッコよくない?」みたいな、語り口がやけにカッコ良かった。またはその「物語」が完ぺきだった。
しかし、過去の物語は既に半世紀ほど経ているわけで、この間、ガラガラぽんぐらい世界が変わっている。ましてや生まれてない。。現在、60後半から70代ぐらいの方にとっては、過去ではなく青春だったのかもしれないので、、在る意味ではリアル。

音楽は過去のものであろうと時代性や言葉を遥かに霞ませるぐらいの表現だから、誰にとっても聴いた時がLiveなのかもしれません。一部のクラシック音楽が、時に残酷な背景の上で創造されたからこそ、世俗にまみれてない純粋に音の可能性に捧げられた芸術と感じさせるることがあります。

しかし、いい意味で世俗の垢にまみれたジャズやロック、ポップスは時代のノリが表現に写りこんできます。どんな物語を聴かせてくれるか?人が表現するから当然で、その人の立ち位置が出る。出ない方が気持ちワルいわけで、その演奏や曲、詩とかに時代の気分が反映される。米国の9月11日と日本の3月11日はまったく違う出来事ですが、本質では共通してそうな転換点だったと思うし、世界を見渡すと、この5,6年で中東でもアフリカでも大きな転換点があった、、今もかな。国内ではSMAPの曲にもそんなんがごちゃまぜで反映されてきます。たぶん。



d0157552_0554553.jpg



「今っぽさって、何だ?」と、今のジャズは面白くないし、昔の方がいいよネ。
多少なりとも聴いいてくと、ちがいます。理想は上の写真の壺屋の「バームクーヘン」とでも言うか、層が一定ではなくてコアになんか在るぞ、っていう感じ。今のジャズ(カテゴライズに意味は希薄かも)は、多層化が進み即興性やソロのカッコ良さ以外にも、過去のジャズやロック、ブラック・ミュージック、現代音楽、複雑に拡張したリズム、エレクトロ、ルーツ回帰からのハイブリッドなど、味付けのレシピはすごく多くなってしまった。バームクーヘンの層要素の多様化がうまく音になっていくと「今」が鮮やかに浮きぼられると同時に、過去の表現と明らかなちがいが生まれてるような感じです。

多層な故にハーモニーやアンサンブルなど協調性?による表現やコンセプションが重要性を帯びてきます。曲や編曲など取り上げるテーマ、パッケージ音源での聴かせ方まで含んだ「バームクーヘン」。ガツンとくる「大福もち」じゃない。で、ソロやバリバリの即興などの個人技はライヴでどうぞ。みたいな感じがRobert Glasper、Pascal Le Boeuf、Tigran Hamasyan etc.etc...らの音源をナナメ聴きしてると顕著じゃないかと思います。中でもJohn Escreetとかはかなり難角度からアプローチしているように感じます。過去のジャズ+現在(音楽から何からひっくるめて)+ルーツも呑み込んだ立ち位置からの「先っぽ」をどう表現するか。


ちなみに、旨そうなバームクーヘンは、壺屋のゴールデンアップル・カムイというバームクーヘンです。
ここまで読まれた方は、とりあえず長いよね、とかお思いかとおもいますが、ありがとうございます。




演奏曲
1. Maiden Voyage (Vocals ? Bilal)
2. Lil Tipsy
3. Alone Together
4. Mood (Guitar ? Mike Moreno)
5. Don't Close Your Eyes (Vocals ? Bilal)
6. Blue Skies
7. Interlude
8. In Passing
9. L.N.K. Blues (Saxophone ? John Ellis, Marcus Strickland)
by kuramae2010 | 2014-04-20 00:55 | jazz | Comments(0)

Lionel Loueke / Heritage / Blue note

d0157552_20154432.jpgLionel Loueke / Heritage / Blue note
Lionel Loueke (g)
Robert Glasper (piano, Fender Rhodes)
Derrick Hodge (electric bass)
Mark Guiliana (ds)
Gretchen Parlato voice (3, 4)
リリース:2012.8 






Lionel Louekeの旧譜?取りたて書くつもりはなかったのですが、、
えら~く、気持ちイイ盤。

購入当初、キャピキャピなLouekeのアフロ色「Ife」で、放置プレイ。。。
してましたが、やっぱりどストレートなアフリカ色とボイスプレイが重なると駄目っぽい。萎える。一番最初に入れる心意気はわかりました。ルエケの最近盤は大概在るんですが、どの盤でも必ず同じような感じのキャピキャピしたルエケが登場します。そのキャピ度合いが今イチわかんない、、、イイじゃんとNGがクロスロードするルエケ。

とは言っても、「Tribal Dance」とかはルエケなテイストをベースにアンニュイな演奏で小洒落てます。Robert Glasperの澄んだアコピやGretchen Parlatoのヴォイスに曲終わりのMark Guiliana のパーカッシブなドラムスの熱がカッコいい。

「Hope」や「Chardon」もゆったりした展開で、人々達のか、大海の上を音々が、詩が、漂うようなコンポジション。Derrick Hodgeの陰に入るベースもしみじみする。数十年前と比べると、今は時間当りの情報量とか、絡み具合がかなり違うだろうし、気ぜわしいから、皆へではなくて"個々"の誰かと誰かに染み入ってくるのかもしれない。聴く場所やツール、触れる"距離感"もちがう。

7トラック目の「Farafina」エッジがたったビート&ギター、ヴォイス。Gilfemaっぽい演奏。Mark Guilianaも厚めなFerenc Nemethっぽい。「African Ship」は強烈なルーツへのメッセージだと思います。

「Goree」から「Bayyinah」がカッコいい!!オフッたギターとドラムンベース、緩急。「Bayyinah」はグラスパーのコンポジション?かな。グルーヴするコンテンポラリー感とグラスパー流の小洒落テイストが見事に決まってます。

今のBlue Noteを、今、聴かないでいつ聴く? なんて、ささやきが聞こえてきそうな 21世紀への伝承遺産サウンド、Heritage。2012年の盤です。



演奏曲
1. Ife
2. Ouidah
3. Tribal Dance
4. Hope
5. Freedom Dance
6. Chardon
7. Farafina
8. African Ship
9. Goree
10. Bayyinah

by kuramae2010 | 2014-03-20 00:11 | jazz | Comments(0)

Robert Glasper Experiment / Black Radio2 / Blue Note

d0157552_1202923.jpgRobert Glasper Experiment / Black Radio2 / Blue Note

Robert Glasper ( piano,fender rhodes,synthesizer)
Casey Benjamin (saxophone, synthesizer, vocoder)
Derrick Hodge (bass)
Mark Colenburg (drums, percussion)





今年度、マイルス・デイヴィスやビルエバンスを抜いてw、世界で一番セールスするであろう、ジャズアルバム(・・・ジャズではないですね)が、Robert Glasper Experimentの「 Black Radio2 」かと思います。


参加しているゲストが有名です。わりと好きなミュージシャンではDweleが参加してます。
D'AngeloやKanye West、Jay-Zとかもゲスト参加していたら、90年代から2000年初頭のブラック・ラジオが完成しそうです。
Kanye WestとRobert GlasperはBlue Note N.Y.Cや他でも共演してます。Jay-Zの曲とかも演奏してるので、この先vol.10ぐらいまで出そうなので、ゲスト参加しそうです。



内容ですが、、、ぶっちゃけ、心地いいディープ・ソウルなBGMです。ライヴ音源で聴くようなExperimental感はほぼありません。まず、まったりしてます。たまたま、Dwele の「 subject 」があったのでBlack Radio2の次に聴きましたが、ブラザー??みたいなサウンド。アコピやボコーダー、彩りはないにしても、まったりした重いビートは同質。

ピアノとラップ、シンセ、ボイスで造り込んだ、流麗なサウンドは確かに聴き応えはありますが、さらっとした感触で、BGMっぽい。。そもそも、ゲストなどからジャズリスナー向けではないんですが、、かと言って尖がったラップやヒップ・ホップの影もない感じです。


BGM。


モダンジャズ前は、スタンダードで踊れてナンボみたいなのがあったとしたら、
グラスパーはブラック各ジャンルの"棘"をちょっとだけ抜いて、だれもが心地よく揺れらる、みたいなところを狙ってんでしょうか。
たしかに、分厚い低音で揺れられます。



Feat.
Marsha Ambrosius - Featured Artist
Brandy Norwood - Featured Artist
Common - Featured Artist
Lupe Fiasco - Featured Artist
Luke James - Featured Artist
Emeli Sandé - Featured Artist
Jill Scott - Featured Artist
Snoop Dogg - Featured Artist
Patrick Stump - Featured Artist
Dwele - Featured Artist, Vocal Engineer
Faith Evans - Featured Artist
Anthony Hamilton - Featured Artist
Lalah Hathaway - Featured Artist
Norah Jones - Featured Artist
Malcolm Jamal Warner - Featured Artist
Eric Roberson - Featured Artist
Jazmine Sullivan - Featured Artist
Bilal - Featured Artist
Macy Gray - Featured Artist
Jean Grae - Featured Artist
Jahi Sundance - Guest Artist, Turntables
Wayne Brady - Guest Artist, Vocals
Michael Eric Dyson - Guest Artist, Vocals
John P. Kee - Guest Artist, Vocals



演奏曲
1. Baby Tonight (Black Radio Intro)
2. I Stand Alone   feat Common and Patrick Stump
3. What Are We Doing   feat Brandy
4. Calls   feat Jill Scott
5. No Worries   feat Dwele
6. Trust   feat Marsha Ambrosius
7. Yet to Find  feat Anthony Hamilton
8. You Own Me  feat Faith Evans
9. Let It Ride  feat Norah Jones
10. Persevere   feat Snoop Dogg and Lupe Fiasco
11. Somebody Else  feat Emeli Sandé
12. Jesus Children of America  feat Lalah Hathaway and Malcolm-Jamal Warner


d0157552_1205252.jpg

by kuramae2010 | 2013-12-02 01:26 | music | Comments(0)

Robert Hurst / Bob: A Palindrome / Bebob Records

d0157552_1833759.jpgRobert Hurst / Bob: A Palindrome / Bebob Records
Marcus Belgrave (tp, flh)
Bennie Maupin (clarinet (bass), flute (alto), ss, ts)
Branford Marsalis (ts, ss)
Robert Glasper (p, Fender Rhodes)
Robert Hurst (b)
Jeff "Tain" Watts(ds)
Adam Rudolph(Per)

リリース:2013.3.12




先々月?だったか御茶ノ水DUの新譜視聴で、たまたま聴いてその懐かしい雰囲気のアルト、フルートの音色にソソられ購入。
メンバーは渋くベニー・ーモーピン!そして、ロバート・グラスパー、ジェフ・テイン・ワッツ、マルサリス兄など。リーダーはベーシストのロバート・ハースト。


骨太で奮い勃つサウンド!


ハーストは中学生の頃からデトロイトでマーカス・ベルグレイヴ達とセッションを演っていたらしい、筋金入りのベーシスト。その後、80年代にウィントン・マルサリスやトニー・ウィリアムスグループに参加したメインストリームの王道を刻んできた人。

この盤、各トラックで焦点があたるミュージシャンが入れ替わるような面白い構成。コンポジションはすべてハースト。
モーピンとベルグレイヴの温度感が高い「3 for Lawrence」は、不思議なテンポ(ワルツ)に、懐かしいアンサンブル。曲の良さもあり、現代のミンガスっぽい雰囲気もあって面白い演奏。

組曲のパート3にあたる「Middle Passage Suite: Part III」は、ハード・ボイルドで辛口なタッチ。とくにサックス陣が圧巻のソロ。モーピンも参加した2管の咆哮はフリーキーでデトロイト出身のハーストらしいコンポジション。イントロのベースの響きがやたらかっこいい。ワッツのハードプッシュも際立つ演奏。怒涛のアンサンブルがかぶってきてもベースが埋もれないサウンドは気持ちいい。

「Indiscreet in Da Street」は、クールなウォーキングベースを披露。流麗で華麗なグラスパー、ピアノ。ベルグレイヴのいぶし銀なプレイ、ワッツのキメの際立つドラミングとメンバー達のワザをオーソドックスなハードバップで現代風味を偲ばせるニクいコンポジション。なんせ、演奏の斬れ味がいい。
ラスト「Jamming - A.K.A. Ichabad」はファンキーでキャッチーな曲作りの巧さも光る。古典もサラりと解釈しつつ、それだけじゃないよ、っていう骨っぽさがクール。




アルバムタイトルの「ボブの回文」?【ボブ】は、ハースト自身のあだ名ですかね。
通しで聴くとなんとなしにロード・ムービーのサントラっぽい印象。それも過去~現在のジャズの、みたいな。


ハースト自身のベースはドライブ感満点でその上、音もいい。底から湧き出て奮え立たせるような感じで太目。ピンマイクでは出ない響きが堪らないんじゃないかと。。エンジニアはマイク・マルシアーノで独自な残響感となんともバルキーで厚みのある音色。ハーストのベースがズン、ズンくるけど輪郭がボヤけないバランスは卓越したセンスを感じます。

「Bob: A Palindrome」のツアーは、このメンバーでまわると盛り上がりそうな気配濃厚♪




演奏曲
1. 3 for Lawrence (feat. Bennie Maupin & Marcus Belgrave)
2. Picked from Nick (feat. Robert Glasper)
3. Big Queen (feat. Marcus Belgrave)
4. Tigers On Venus (feat. Jeff Tain Watts)
5. Middle Passage Suite: Part I - For Those of Us Who Made It (feat. Adam Rudolph)
6. Middle Passage Suite: Part II - For Those of Us That Didn't Make It (feat. Adam Rudolph)
7. Middle Passage Suite: Part III - For Those of Us Still Here (feat. Branford Marsalis, Bennie Maupin & Jeff Tain Watts)
8. Little Queen (feat. Branford Marsalis & Robert Glasper)
9. Indiscreet in Da Street (feat. Branford Marsalis & Robert Glasper)
10. Jamming - A.K.A. Ichabad
by kuramae2010 | 2013-06-23 18:45 | jazz | Comments(0)

Robert Glasper Experiment / Black Radio / Blue Note

先月は60枚超えてしまいました。理由はアマゾンでの探し方、検索の仕方でカタカナと英字で両方づつ検索すると購入できる一覧が増えます。。さらにそのままMP3で触りだけ試聴もできます。また北欧系、ニューヨーク、中東系、他などで気になる盤をひろっていくと収拾つきません。かなり我慢した盤も多々あります。

そんなアマゾンで1ヶ月前にオーダーしたロバート・グラースパーの新譜。




d0157552_2294761.jpgRobert Glasper Experiment / Black Radio / Blue Note
Robert Glasper (p,fender rhodes)
Casey Benjamin (sax,fl,vocoder)
Derrick Hodge (b)
Chris Dave (ds)



ゲスト
Meshell Ndegeocello (b)
Mos Def (mc)
Lupe Fiasco(mc)
Erykah Badu(vo)
Lalah Hathaway(vo)
Ledisi (vo)
Musiq Soulchild (vo)
Chrisette Michele (vo)
KING (3woman vo)

リリース:2012.02.28




ロバート・グラスパー エクスペリメントの新譜「ブラック・ラジオ」。
例によってこのユニットの場合、ジャズという範疇ではないサウンド。


黒人がアメリカで創ってきた音楽、ラップ、ヒップホップ、R&B、ネオ・ソウル、ファンク、ジャズなどがハイブリッドされたロバート・グラスパーな音楽。すべてのブラック・ミュージックを融合しているわけじゃなくて、ロバート・グラスパーが生きてきた「時代」の活きた音楽というところが「ブラック・ラジオ」の肝。それでも2曲目の「Afro Blue」などは興味深く、スッキリと洗練されたAORのような仕上がりです。ねちっこく逝かないというね。

全演奏を通じてシンセやサンプリング、ラップ、ボーカルの背後から聴こえてくる、しなやかなに揺らぐアコースティック・ピアノがロバート・グラスパーならでは。この盤、ゲストが豪華です。「Afro Blue」をエリカ・バドゥが歌い、ダニー・ハサウェイの娘さんレイラ・ハサウェイはシャーデーの「Cherish The Day」。異色の選曲でデヴィッド・ボウイ「Letter to Hermione」はビラル。ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」はケイシー・ベンジャミンによるボコーダーと多彩。



リリース時のNPRインタビューで印象的な言葉が
「・・・人生の中で1960~1964年を語ることはできません。なぜなら、それは僕の時代じゃないから・・・」
と語っていました。



ロバート・グラスパーは1950年代後半~60年代のジャズをかなり分析した上で、過去のコンテクスト、多岐に発展してきたブラック・ミュージック、今をロバート・グラスパー流に提示している風。
ジャズはもっと熱く!とか、即興ないじゃんとか、薄いグルーヴ?とかは、この時代の空気と馴染み薄いのか・・・ ニューヨークタイムスをはじめ各誌でいろいろな批評があるようです。


「ブラック・ラジオ」・・・たしかにラジオのように聴き流せたりもできるアルバムではあります。




演奏曲
1.Lift Off/Mic Check (feat Shafiq Husayn)
2.Afro Blue (feat Erykah Badu)
3.Cherish The Day (feat Lalah Hathaway)
4.Always Shine (fea Lupe Fiasco & Bilal)
5.Gonna Be Alright (F.T.B.) (feat Ledisi)
6.Move Love (feat KING)
7.Ah Yeah (feat Musiq Soulchild & Chrisette Michele)
8.Consequence Of Jealously (feat Meshell Ndegeocello)
9.Why Do We Try (feat Stokely Williams)
10.Black Radio (feat Mos Def)
11.Letter to Hermoine (feat Bilal)
12.Smells Like Teen Spirit



久しぶりにロバート・グラスパーの2005年のトリオ盤「 Canvas 」を引っ張りだして聴きましたが、「Enoch’s Meditation (youtube)」など、途中からビル・エヴァンスを素材にすごく面白いアレンジでコラージュしてたりと柔軟な感性。。

この盤などと比較するとジャズっぽいノリはないので、4ビートジャンキーとかにはモノ足りなさがあるかも。




で、アマゾン。
Criss Crossの新譜が延び延びで、2月下旬予定がいま、未定です。。
Today Is Tomorrow / Dayna Stephens
Unanimous / Ulysses Jr. Owens

とくにアーロン・パークスとジュリアン・レイジ参加のダイナ・ステファンス、リーダー盤!
by kuramae2010 | 2012-03-03 02:34 | jazz | Comments(3)

Robert Glasper / Double Booked / Blue Note

d0157552_1292011.jpgRobert Glasper / Double Booked / Blue Note

TRIO(1~6)
Robert Glasper (p,rhodes)
Vicente Archer (b)
Chris Dave (ds)




EXPERIMENT(7~12)
Robert Glasper (p,rhodes)
Derrick Hodge (el-b)
Casey Benjamin (sax,vocoder)
Chris Dave (ds)
Mos Def (vo 7) Bilal (vo 11,12)

リリース:2009



ロバート・グラスパーの2009年ブルーノート盤。トリオはアコースティックなライブ演奏で、エクスペリメントは、ヒップホップなどの要素が入った演奏。この盤でもグラスパーのゆらぎ系ピアノが炸裂します。ゆらぎ系が炸裂というのも変ですが、力の入れ感と抜け感のレンジが心地いい。モンク作「Think of One」などはこの典型。

エクスペリメントは、ラップ~ハンコック作「Butterfly」ボコーダーを通したエレクリックボイスから入り打ち込み系のチャカチャカ感・・・オリジナル曲の「Festival」打ち込み系のサウンドの上でアコピ&エレピ、サックス往年の電化ジャズっぽい感じ。Bilalのボーカルが入る「All Matter」、ありがちなジャズボーカルとはちがい、かなりクールなジャズボーカルです。「Open Mind」はこれでもかと繰り返すボイスのテンションが癖になる。
こういうスタイルでも拘りすぎた意味性や強すぎるコンセプトを感じさせない、自然さに時代の経過を感じます。
by kuramae2010 | 2011-09-06 01:25 | jazz | Comments(0)

Pat Martino , Robert Glasper , Alessandro d' Episcopo , Adam Forkelid Riccardo Arrighini

Alessandro d' Episcopo Trio / Meraviglioso / Altrichter
イタリアのピアニスト、アレッサンドロ・デピスコポ?のアルバム。オリジナル曲とT.Monk4曲他を収録。
アレッサンドロ・デピスコポはナポリで生まれ、13歳の時にジャズピアニストになる決心をしたそうです。
ピアノはサンピエトロマジェラ音楽院でクラシックを、ジャズはチック・コリアやキース・ジャレットに影響を受けつつ、スタイルの進化を模索するため、ルドルフアムバッハで再度!クラシック音楽を勉強し、さらにモントルー音楽院でティエリラングのコースを受けるなど、、とっても勉強家なピアニストです。。

いつかはわかりませんが、WEBサイトによれば、チェット・ベイカーとも競演していた時期があるそうです。ナポリの音楽とアラビア音楽、クラシックをベースにしたモンクのナポリ流解釈に巧さを感じさせるデピスコポ。(ほんとうは何て読むんでしょう・・)


d0157552_2213613.jpgAlessandro d'Episcopo(p)
Hami Hammerli(b)
Alberto Canonico(ds)
2007.1.1(録音:2005.12)









Adam Forkelid / CIRKEL / Apart

アダム・フォルケリッド(p)の2005年リリースのアルバム。
1曲目の「Bartok's Playground」から変拍子や低体温なアグレッシブさがビシバシ!
サックスのヨアキム・マイルダーがクールなスタイルで攻め、ジョン・ファルトが応酬。

北欧ジャズのポストモダンなアプローチ?2008年のLEKVERKというユニットでのアルバムタイトル曲「21st Century Jump;21世紀のジャンプ」も面白く熱いてんこ盛りな演奏。
myspace_adamforkelid

d0157552_2231683.jpgAdam Forkelid(p)
Joakim Milder(ts)
Par-Ola Landin(b)
Jon Falt(ds)
録音:2005.06




youtube
"21st Century Jump" (by A. Forkelid)
Performed live at Glenn Miller Cafe, Stockholm, Sweden, Nov 22 2008.
Lekverk - 21st Century Jump
21. ST CENTURY JUMP
PARALLELL (2008)

Lekverk at Parallells Labelnight at Victoria Jazzclub Oslo.





d0157552_2274774.jpg





Robert Glasper / In My Element / Blue Note
ロバート・グラスパー、2007年のブルーノート移籍2枚目ぐらいの旧譜です。1曲目の「G&B」が鳴り始めた瞬間からロバート・グラスパーの世界へ!ゆらぎます。
jazzonline.comインタビューで、ロバート・グラスパー曰く、マッコイ・タイナーはもとより、10代の頃コルトレーンにも影響を受けたとを語っています。

素人耳ではロバート・グラスパーのピアノはマッコイ・タイナーのブロックコードを複雑化(?)or高速処理したかのような雰囲気。ときにB.メルドーのような左手にも旋律的な役割をもたせつつ、旋律1コの音を強弱付けながら数度弾きつつ半音ズラしていくとかの効果で、いくつもの波紋が「ゆらぎ感」を伴い広がるイメージ。ゴツゴツいくグルーヴではなく、ジャンルを超えた音楽と独自のゆらぎから生まれる柔らかいグルーヴ。音数のやたら多いフレーズもいいですが、リズムに乗り遅れながら音数をしぼって弾くスタイルはクール。

ドラムのダミオン・リード?は、たぶん普段はジャズオンリーのドラマーではなさそうなので、4ビートでもなんとなく意外性を感じる要因かな。ロバート・グラスパーは今後も癖になるピアニスト。


d0157552_225427.jpgRobert Glasper / In My Element / Blue Note
Robert Glasper (p)
Vicente Archer (b)
Damion Reid (ds)
リリース:2007.3.20

WBGO
Robert Glasper Trio: Live At The Village Vanguard December 8, 2010Live





Riccardo Arrighini Trio / Cambio di Marcia / Incipt Records

また、イタリアのピアニスト、リカルド・アリギーニの、、またトリオ。
渋明るいイタリアの伊達さを感じるピアノ。ジローラモではなくって「Scent of a Woman」のAl Pacinoかw。歌うピアノと程よいポップさ、懐の深さが印象的です。タイトル曲の「Cambio di Marcia」などいい演奏があって、ミステリアスにテンションが上がっていく雰囲気とかは良い意味でサントラにもなりそう。
歌姫ミケラ・ロンバルディが参加した「BLACK ON WHITE」なかなかの入手困難盤だとか。。

d0157552_2284253.jpgRiccardo Arrighini(p)
Riccardo Fioravanti(b)
Stefano Bagnoli(ds)
リリース:2008.04









ピアニストがリーダーのアルバム4枚、すべて旧譜。6,7月に仕入れたCDの中にはDVD付きや中古盤などもありましたが、じっくり聴けなかったのでいずれ。アリ・ホーニングやestのライブ、クリスチャン・スコットのライブ、J.ゾーン、ジョン・アバークロンビーなどのここ10年ぐらいの旧譜など節操なく。


レジェンドではパット・マルティーノの「EXIT」がカップリングされた「FOOTPRINTS+(EXIT)」
What are you doing the rest of your life?,Footprints,Blue Bossa,I remember Clifford 

どんだけ、かっこいい演奏。

オリジナル曲「EXIT」やW.ショーター「Footprints」にながれる空気は今も普遍。
スタンダード「I remember Clifford」は記憶に残る演奏です。


d0157552_1203697.jpgPat Martino / FOOTPRINTS
Pat Martino(g)
Bobby Rose (g)
Richard Davis (b)
Billy Higgins (ds)

再発:2010.10.12


Pat Martino Live at Birdland, NYC 2009!

d0157552_12299.jpg

by kuramae2010 | 2011-07-29 01:43 | jazz | Comments(0)