うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Mike Moreno Quartet

Mike Moreno Quartet

目茶いいメンツ!!
John Escreet にFrederico Heliodoro、Frederico Heliodoro!ながく続けて欲しいし、アルバム出してほしい!!

Mike Moreno Quartet Live in Jazz B
Mike Moreno - Guitar
John Escreet - Piano
Frederico Heliodoro - Acoustic Bass
Felipe Continentino - Drums



2011年頃のSTORYのメンバー達も参加して欲しいユニット!
過去、一押しメンバーです♪ The Mariner / The Last もシビれる演奏。



by kuramae2010 | 2016-12-03 23:26 | jazz | Comments(0)

Mike Moreno / Lotus / World Culture Music

d0157552_041330.jpgMike Moreno / Lotus / World Culture Music
Mike Moreno (g)
Aaron Parks (p)
Doug Weiss (b)
Eric Harland (ds)

リリース:2015.12.01





Mike Morenoの12月にリリースされた新譜ですが、DL版しか聴いてません。
穢れのないピュアな世界でMike MorenoとAaron Parksのハーモニー、和音が溶け合い儚く浮遊する様は現実世界と乖離したくなるような雰囲気。昨年新宿やyoutubeでも聴いた「The Hills Of Kykuit」やアルバムタイトル曲「LOTUS」はAaron Parksの存在が際立つ仕上がり。

モレノの音も独特のピュアな陰影感を醸しているんですが、Aaron Parksとのアンサンブルはゾクっとするものが奔ります。熱さや疾走感、グルーヴ感、激しさ、衝突、反体制etcとはある種無縁な"個"な世界.........
JAZZという括りを付けたり、何かと融合していることも取り立て言う程、意味がない時代かもしれませんが、この盤は往年のジャズの文脈ではない、と感じられる方もかなりいるんではと思います。

iPhoneや眠れない夜中に独りで聴く音楽としては、すごく良い作用をしてくれそうです。
おそらく、昼の世界が超多忙でアグレッシブな世界で暮らしている方ほど沁みてくる盤じゃないかと。




演奏曲
1. Intro
2. The Hills Of Kykuit
3. Lotus
4. Hypnotic
5. The Empress
6. The Last Stand
7. Can We Stay Forever
8. Blind Imagination
9. Epilogue-The Rise


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ゲセワですが、先週末から仕事関連の忘年会シーズンで、今週から挨拶回りの出張が続きます。。
挨拶回りだけなので、夕方から現地入りww どうーなんだろ、、辞めるべきかもしれませんが、誰も言い出さない年の瀬。

個人的にはあまり激しい1年ではありませんでしたが、世の中はとても切なく混沌としました。底知れない程に。
2010年、僕が十数年ぶりにジャズを聴き始めた時に、一部のジャズマン達が憂いていたことがはっきり出てきた年でもあったと思います。盤ごとにちょこちょこログっていましたが、彼らは世界やルーツの合わせ鏡のような鋭い感性でちょっと先のことを予感していたと思います。しかもかなり深く。ある意味では、もう離脱してしまった、祈りのモードに突入していると感じたジャズマンもいました。
世界のニュースとして表沙汰になる事柄の多くには、なんともならない理由や歴史があって、忙しい現代では深い所までは教えてくれなかったり、考える暇もないようです。今活動しているジャズマンやヒップホップの人達のアルバム周辺を見聴きするだけでも、そのメッセージから解ける事や、分る事がたくさんあった一年でした。表現者は現時点の立ち位置から、そうそう逃れられなく、ましてや僕なんかはどっぷり日常に流されたまま胡坐をかきつつ、あくせくしているどうしようもない毎日、、、どうしたものか。
by kuramae2010 | 2015-12-09 01:01 | jazz | Comments(4)

Mike Moreno Quartet 新宿PIT INN

Mike Moreno Quartet 新宿PIT INN
Mike Moreno (g)
Sam Yahel (p)
Doug Weiss (b)
Jochen Rueckert (ds)
live:2014.7.25



これまで何度か予約して行けなくなったりと縁がなかった、Mike Moreno。
セットリストは「Noturno apresenta o espetáculo do jazzista」(ライブ音源)とほぼ同じ構成だった気がします。

オープニングは「The Hills of Kykit」で、曲がいい。メロディラインを丁寧にいくMorenoに期待感アップ!なんですが、、どう聴いてもグループ全体のサウンドが今イチで、やっぱ来日1日目のステージで、しかもドラムスが急遽 Justin Brown から Jochen Rueckertへ変わったせいか、全体の音に伸びがなくて、シンバルとかも足りてない?と思う音数のなさ、センシティブに攻めるんでもなく、ギクシャク感もあって、マジ?と思う程。。。Noturno apresenta o espetáculo音源と天地。ライブって2,3割良けりゃいいんだろうけど、難しい。
2曲目もAntônio LoureiroやFelipe Continentinoとのライブ(音源)の方が完成度高し。

まとまってくるのが、Morenoのインタールードから3曲目、、、ブラジルライブの音源が忘れられる位、俄然いい!
たしかテンポの揺らぎや変拍子もあって、コンポジションも大胆かつ複雑な演奏。特にSam Yahel とMorenoのハーモニーはインタープレイ&インターハーモニー?みたいな新鮮さ。なんだろ?あの感覚。Sam Yahelのソロはガッツくて良かった。私的に本日、一番の演奏。
新しいアルバムにも入りそうなリリシズムに満ちたメロディが印象的な曲やマイルス曲、「Another Way」から。アンコールにEric Alexander!

Mike Morenoは、メロディに対する深~い愛と、それを共に広げ自由に対話するスペースを生み出す、今回はSam Yahel とのインプロ&ハーモニーに顕著。演奏・音色もCDやライブ音源のプレイと遜色なく、音の輪郭に不純物がなくクリアなのに、あったかさすら感じる不思議なトーンで、ダサいエフェクトとかないところはプレイに向う姿勢にもあらわれてる。また、これまでの音源では聴いたことがないプレイとか、出す音おおよそすべてに神経を張ってる感がよく伝わってくる。暑い最中の日本で聴けたことに感謝!


PIT INNのPAって、、、こんなんだっけw 飽和するよりましだけど普段行ったりするライブの音量の半分?今回はMorenoサイドからなんだと思いますが、極力PA通さないバランスなのかな。満席だと吸音されすぎて後席ではかなり小さく痩せてる?通しすぎるとあの純度は難しそう。

日曜のBody&soulも予約してんですが、こっちの雲行きが怪しい.............



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by kuramae2010 | 2014-07-26 01:15 | jazz | Comments(0)

Kendrick Scott Oracle /Conviction / Concord

d0157552_118276.jpgKendrick Scott Oracle /Conviction / concord
John Ellis (ts)
Mike Moreno (g)
Taylor Eigsti (p)
Joe Sanders (b)
Kendrick Scott (ds,vo, synth)
Alan Hampton (g,vo)

Produce Derrick Hodge
リリース:2013.3






最近になって入手しました。参加メンバーはいいのですが、
ジャケ写の顔や私的で観念的そうな思惑がはらんでそうで敬遠してましたが、
めちゃめちゃいいです。

力みが抑制されたような色彩やアンニュイなボーカル、コンテンポラリー感がツボ。
自然の夜景とかではない、コンクリートと人工の光と雑多な夜。
もしくは茶屋町とかの2階あたりからの風情でもいい感じそうです。

昼間聴いていたDavid Binneyとはちがうツボがあります。
Kendrick Scottの冴えたコンポジション、バスドラ(ツイン?)の地響きのような響き、
繊細なシンバルワークなど巧いですね。

アルバム&サブタイトルのテーマに沿ったようなストーリーに流れがあって、
語り口もトーンもトータルで揃ってます。


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ジャケ写のジャイアンのような怖おもてとはちがい、小洒落ててセンス良すぎてます。
よくありがちな小洒落感とは一線を画して、イロイロと忍ばせているところも素敵すぎる。

Mike Morenoの音色と強靭なリズム陣はゆったりした曲でも映えてます。
スロー曲でJohn Ellisの何気なそうに吹くフレーズの表情の付け方が柔らかくて求心力がある。


夜中に漂わせる「Love~Too much」とか最高!選曲の妙。
エアー感も好みで、LoveからPeaceへ移る"間"もアレンジも絶妙。この盤は曲間のつながりが自然。
Peaceとしたハンコックの「I Have A Dream」もMike Morenoヴァージョンとちがい、
小気味良くグルーヴするオーソドックスな4ビートでアレンジしてるところも新鮮。

ここ数日のヘビロテ盤。




演奏曲
1.Balance_Pendulum
2.Love_Too much
3.Peace_I Have A Dream
4.Equality_We Shall By Any Means
5.Freedom_Liberty Or Death
6.Courage_Cycling Through Reality
7.I am_Conviction
8.Truth_Apollo
9.Faith_Serenity
10.Surrender_Be Water
11.passion_Memory Of Enchantment


おそらく、Kendrick Scott は敬虔なクリスチャンなんだろうと思います。
by kuramae2010 | 2014-06-23 00:31 | jazz | Comments(0)

2014.3 O Noturno apresenta o espetáculo do jazzista Mike Moreno.




1m16s ~ 「The Hills of Kykit」 カッコ良いい演奏・・・
オリジナルはどの盤にはいっていたか記憶にありません。手持ち以外にあるのか、新曲かな。

本日、夜の移動で羽田からなんば。今月は週一で出張があり、だるい。
ご飯食べてウダウダしてたら半端な時間。。youtube観つつメモです。BGMで上の音源、聴きながらロググってます。ノートパソ付属のですがステレオで超ニアフィールド環境。

ブラジルのジャズフェスに登場したMike Morenoクアルテットの演奏。ピアノはAntônio Loureiroでしょうか。ブラジルの星とか言われてる人? ドラムスがFelipe Continentinoで、ベースがFrederico Heliodoro 
このメンツいいですね。





2m45s~ 2曲目の演奏 これもいい。どの盤に入っていたかは記憶にありません。ほかの演奏は「Another Way」からとかですね。

2014.3 O Noturno apresenta o espetáculo do jazzista Mike Moreno.




ドラムス、ベースがわからなかったのですが、ドラムスがブラジルのミナス・ベロオリゾンチ出身のFelipe Continentino(フェリペ・コンティネンティノ)。ベースがFrederico Heliodoro(フェデリコ・エリオドロ)、
2人とも一昨年、昨年とデビュー盤をだしたようです。コンティネンティノ盤に参加しているギタリスがPablo Passiniという人でMike Morenoと似たような音をだしたりしてます。(p.s. よく聴くといろいろ混ざってる感)




はじめはもぞもぞしてますが途中から展開していきます







amazonでポチってしてみようかと思いましたが、、、、MP3のみか、在庫なしかな?



ワールドカップ、もうすぐ。



追記:
動画が削除されました。著作権上なのか微妙ではありますね。ファイルはアップした人のものだけど、
中身は彼等のもの、権利は番組著作権をもってるテレビ局のもの。
この場合TV局だと思いますが、リスナーの立場から言えば、Mike Moreno、Antônio Loureiro、Felipe Continentino、Frederico Heliodoroらの近年、最上のコンテンポラリージャズのLiveソースが世界で知られるチャンスがなくなった。粋な番組を制作したTV局も同時に知られなくなった。惜しい。時代と逆行するメディアの特徴。。。
欲しい人は買うって、何年もロングテールに売れるのに。惜しい。
発売しましょう!



追記:復帰してました^^
by kuramae2010 | 2014-05-28 00:40 | jazz | Comments(0)

Randy Ingram / Sky​/​Lift / Sunnyside

d0157552_1105042.jpgRandy Ingram / Sky​/​Lift / Sunnyside
Randy Ingram (p)
Mike Moreno (g)
Matt Clohsey (b)
Jochen Ruckert (ds)
リリース:2014.2.18



Randy Ingram の新譜。Mike Moreno が参加。


「6. The Sea 」
海がいつも永遠に、この演奏の様だったなら、どんなにいいか..................





Randy IngramとMike Morenoが染み入って溶ける。調和感が癖になります。
ハーモニックでコンテンポラリーにした、ビル・エヴァンス、、、ジム・ホール?
「99」のような楽曲をリリースするあたりにニクさがあるっ




音も、演奏もリアルタイム。
このメンバーで3,4枚、演ってほしいなあ。




演奏曲
1. Sky/Lift
2. Silent Cinema
3. 99
4. Time Remembered
5. St. Louis
6. The Sea
7. Late Romantic
8. Nicky



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by kuramae2010 | 2014-03-11 00:48 | jazz | Comments(2)

Sam Yahel / Jazz Side of the Moon: Music of Pink Floyd / Chesky Records

d0157552_013384.jpgSam Yahel / Jazz Side of the Moon: Music of Pink Floyd / Chesky Records
Sam Yahel (B3 org)
Mike Moreno (g)
Ari Hoenig (ds)
Seamus Blake (ts)

リリース:2008.5




jazz worksさんところで聴きながら、即注文し、翌日到着したサム・ヤヘルの「Jazz Side of the Moon」。
メンバーにマイク・モレノが参加してます。マイク・モレノ、、、つい最近来日してました(ます?)。
最終公演のチケット争奪戦に3時間程乗り遅れ、SOLD OUT。初日Pit Innの日は知らずにという体たらく。ピアノにアーロン・パークスで、ドラムがこの盤では渋い演奏のアリ・ホーニグ。ジャズを聴いてる人なら外せない、気になってしょーがないメンツじゃないでしょうか。


この盤は彼此2ヶ月程、深夜にかけてることが多く、気がつくと、ヤヘルとモレノのハーモニーが心地いい。
「Time」のシーマス・ブレイク、テーマ終わりからの、モレノとヤヘルの無機的とも有機的とも言えない絶妙な浮遊感!!オルガンとギターの揺れ感が気持ちいい。・・・この浮遊感を聴くとサックスの生々しい音色が浮く感があって、トリオでもっとダークにいってしまった演奏も聴きたくなります^^ もしくはヴィブラフォン・・・
「Money」は、原曲の灰汁が旨いこと抜けてジャズっぽいチューン。


演奏曲はピンク・フロイドの1973年「The Dark Side Of The Moon」から。
ボーカルがなかったり、電化系ピコピコ音がなかったりで、かなり違うんですが、音の匂いが同一線上にありながら一層ダーク感漂う緻密なカバー。ジャケの雰囲気も似てますね。


ベースレスでヤヘルはB3オルガンだけで、シンセなど使ってないのが凄いです。さらに教会での一発録音!
このあたりは音の良さにも現れてます。マイク・モレノは音に甘みがあって、ガッつかない温度感に独自の美学を感じます。ライブでは変わるのかもしれませんが、、この盤を聴きはじめてから、「Tird Wish」とかも聴き始め、ニワカモレナー度がアップしてますw




演奏曲
1.Breathe
2.On The Run (Part 1)
3.Time
4.Any Colour You Like
5.The Great Gig In The Sky
6.Money
7.Us and Them
8.Brain Damage
9.On The Run (Part 2)




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購入した盤はSACDで、192KHzなんちゃらみたいなので、パソ音源専用になってしまったRDA560で聴くといいのかな・・・ 
by kuramae2010 | 2013-06-08 00:28 | jazz | Comments(2)

【再度】 Julian Lage & Mike Moreno - Stanford Jazz Residency Workshop 2012



Julian Lage & Mike Moreno - Stanford Jazz Residency Workshop 2012

ナイスな2ショット&サウンド!

操作ミスで削除ってしまったので再度
by kuramae2010 | 2012-10-20 00:26 | jazz | Comments(3)

Matteo Sabattini / Metamorpho / Fresh Sound New Talent

d0157552_145424.jpgMatteo Sabattini / Metamorpho / Fresh Sound New Talent

Matteo Sabattini (as)  Chris Potter (ts) 4
Mike Moreno (g)
Aaron Parks (p)
Matt Clohesy (b)
Obed Calvaire (ds)
リリース:2012.7.21



米国の建築家、フランク・ロイド・ライトは、

『 すぐれた建築家の建築は、その時代を代弁する 』

みたいなことを言っていましたが、ニューヨーク、ブルックリンを中心にリリースされる、
アルバムでよく聴こえてくる調和感あるアンニュイさは時代の空気感なのかな?




マッテオ・サバティーニの今年7月にリリースされた新譜。昨年リリースしたFSNT「Dawning」はマイク・モレノ、ラーゲ・ルンドに注目し仕入れましたが、今回は、アーロン・パークスとマイク・モレノが参加で購入。 前回リンクした、MSNYQユニットでのパッケージとなるようです。


1曲目から『今』を感じさせるリズム、コンポジションの「 Like A Butterfly 」。「 Dawning 」の「 Dawning 」と似てる感覚。フロントの調和感が際立つ「Tears Inside」なども旬なスタイルで変拍子や奥へと展開し燃焼していくダークなコンポジとション。サバティーニのソロ終わりから展開するアーロン・パークス、マイク・モレノソロの抑制された温度感は絶品。タイトに決まるオベド・カルヴェールもカッコいい。モレノソロにゆるーくあわせてくるサバティーニの協調性も絶妙。
3曲目の「Invisible Shield」」は、どこからともなく漂うアルトとモレノの浮遊感の相性が良い感じ。アルバムタイトル曲の「Metamorpho」はyoutubeにアップされていたライブ演奏はチープな印象でしたが、今回クリス・ポッターが入り、ハーモニーに厚みが出てます。アーロンの醒めた音からモレノ、サバティーニのユニゾンはライブ盤より数倍良い演奏。後半のテンション上がっていくパートはクリス・ポッターも入り熱めなソロ、安定感、巧さでクリス・ポッター。スタンダード「 Body&Soul 」はサバティーニのアレンジ。ミステリアスでわりとストレートな演奏。
「 Fooling The Mirror 」アコギのモレノとのデュオ。9曲目「 Dreaming Loud 」はアーロン、モレノソロがじっくり聴ける演奏。わりとオーソドックスなコンポジション。ラスト「 Qq 」はゆったりしたアンニュイさが空間を満たしますw

前作は聴きやすいテーマとオベド・カルヴェール(カナ?)のテンション、ランダルのストレートなプレイが印象的でしたが、本盤は前作に残っていた「 Sons Of A Mitch 」 などのハードバップ色が一層うすくなり、サバティーニ、モレノとアーロンのユニゾンやハーモニーの綾が際立つ仕上がり。アーロンのバッキングは魅力的で"補間"する音が堪んない感じ。



サバティーニのコンセプトなのかMSNYQの方向性なのかわかりませんが、"和"を無視したエネルギッシュで全速力で駆け抜けるようなトラックが1つ、2つあってもいいと思うけど、そんな空気はながれてないのか?
そぉーいうのは他にあるでしょ的な感じw


フランク・ロイド・ライトは『一流の暖炉を造れてこそ、一流の建築家』とも言っていました。
リビングの定番(米)。家族が集まる場所。火を操るヒトの根源的な所作。日本では囲炉裏・・・

たまには、彼らがつくる一流の暖炉も聴いてみたい。




演奏曲
1. Like A Butterfly
2. Tears Inside
3. Invisible Shield
4. Metamorpho
5. Painted Hills
6. Body&Soul
7. Yuna
8. Fooling The Mirror
9. Dreaming Loud
10. Qq



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by kuramae2010 | 2012-08-06 22:18 | jazz | Comments(0)

Mike Moreno / Another Way / World Culture Music

d0157552_2311047.jpgMike Moreno / Another Way / World Culture Music
Mike Moreno (g)
Aaron Parks (p)
Warren Wolf (vib) 1-3, 5-9    Chris Dingman (vib) 4
Matt Brewer (b)
Ted Poor (ds) 2-9           Jochen Reuckert (ds) 1


リリース:2012.2(録音:2009.8、2011.8)




3月下旬にようやく仕入れたマイク・モレノの新譜です。
熱烈なファンの方々のカンパによってリリースまでこぎつけたようです。

現代ジャズシーン、ギタリストのなかでも一際、存在感あるマイク・モレノですが、自身が表現したい新譜が出しづらい状況って、普通のことなのかな?売れやすい音楽ではないことは確かですが、参加するメンツも凄いわけです。

資金不足。でも出せた。

リンクさせてもらってる、灼熱怒風さんをはじめ、これからのジャズ・音楽を愛する方々のカンパのおかげで、一ファンである僕とかが聴くことができました。ジャズはそう多くは売れない?ので、レコード会社からは売れスジの所有版権リリースが多い。アマゾンの新譜を見てると年がら年中、復刻するレジェンド達の過去作品が多数。楽曲の著作権切れが多いせいかカカクも爆安・・・僕もつい買ってしまいますが、名盤デフレスパイラルw

この瞬間にも生まれている新しい表現やアートはジャズ、音楽に限らず評価がさだまってないので、つい保守的なものに流れがちですが、マイク・モレノをはじめ、「売れない」現代ジャズのさらに突端でやってるミュージシャンの音楽は根性が入っています。





インプレッション

1曲目「The Spinning Wheel」は瑞々しい透明なマイク・モレノのアコギから、ヴィブラフォンとピアノのユニゾンにモレノの空間系エフェクターが浮遊感を生みだす印象的な導入。最初のソロはモレノがゆったり目にしなやかに展開。抑制感ありつつも太い音を混ぜつつ音色に幅をもたせ、さらっと速いフレージングを織り交ぜる。モノトーンながら単色にならないアーティキュレーション。興味深いのはアーロン・パークスのバッキング。ゆったり始まったモレノソロをいかすシンプルなバッキングから、速いパッセージではちょっと不協和っぽい音やモレノのクールなフレーズではコード置換したカウンターメロディ?など、たぶん3パターン程を使い分けている感じ。
アーロンのソロはリズムの裏をいくようなタッチでスケールの移動感がないコリコリと優雅さがミックスしたボイシング。モレノのバッキングはマッテオ・サバティーニのライブでもやったようなリバーブ深めなサウンドで空間の広がりをだしつつ先程のアーロンを彷彿とするバッキング。ソロパートはモレノとアーロンだけ。この演奏だけではないんですが、2人のベクトルがビシーッとあってる。Mike Moreno / Between The Lines でもやっていた、ふわーっとしたギターの処理が空間的により洗練されているせいか、グループ全体の余韻、響き、間が自然で美しい。


2曲目の「Waking the Dance」はアコギの即興っぽい演奏。別録りを重ねているんでしょうか。甘みと響きの美しい演奏。続く「One And A Half」は、今どきなテーマで変拍子、緩急あるコンテンポラリー。ヴィブラフォンとモレノのハーモニーからメカニカルなソロ。テッド・ポア(カナ?)のビシバシに絡むドラム。ウォーレン・ウォルフの躍動感やソロもあって、本作の中ではダイナミックな演奏。

ドラムで参加のテッド・ポア(カナ?)はカート・ローゼンウィンケルやベン・モンダー、アーロン・パークスとも共演している評価の高いドラマーなようですが、グルーヴ感が今イチ好きではない。カートのライブ映像でも感じた、ドタドタしてグルーヴしてこない感じを受けます。モレノとしては前々作のケンドリック・スコットのドラミングとは違う方向性が欲しいチョイスなんでしょうね。。。

5曲目「Show Fall」 美しいミステリアスな楽想。がっつかない広がりあるスペース。モレノとアーロンの親和性はちょっと気味悪いぐらいにあってます。一瞬、ブライアン・ブレイドのコンポジションを彷彿。モレノソロもゆったり目に音を紡いでいてアーロンはバッキングに徹するアレンジ。アルバムタイトル曲の「Another Way」も、ゆったり展開するスケール感あるテーマ。モレノ、アーロンともメカニカルなソロとフェンダーローズかエレキのリバーブっぽい色彩感の対比、ヴィブラフォンじゃないよなあ、、、聴きどころがムツカシイ。。。


7曲目「Behind The Wall」 バックにふわーっと広がるサウンドのせいで表情が似たような感覚に・・・後半のダイナミックなリズムなど面白いのですが。。。ラスト曲「Mirror Mirror」 マット・ブリュワーの久しぶりのソロ。アーロンと共作したようなテーマです。





全演奏の其処彼処で聴こえるふわーっとした処理やハーモニーによる透明感はECMやACT系とは異なるトーンで、構成なども独特な統一感があります。Mike Moreno / Between The Lines をさらに洗練させ、表現を深化させた感じだろうか。。クリス・クロス盤のMike Moreno / First in Mind とはフォームは似通っていても、明らかにサウンドがちがってます。



別のやり方、方法・・・Another Way 

浮遊感×澄度、ミステリアス×余韻を含みつつ、スペース感あるサウンド。熱さや全員でのソロ廻しはここにはありません。1曲、1曲の瞬間的な魅力や旋律の繊細さ、さりげないスピード感も通しで聴くと同質化してくる印象。そのせいか、ほぼ毎晩ペースで聴いてますw

あと数十回聴くとアルバム・トータルで良さがわかるのかもしれません。わからないまま、次作を仕入れることになるかもしれません。そう言えばベン・モンダーやラーゲ・ルンド(ラージュ)も、モヤモヤしつつも聴きたくなるミュージシャン。



演奏曲(全コンポジション:マイク・モレノ)
1. The Spinning Wheel
2. Waking The Dancer
3. One And A Half
4. The Fifth Element
5. Slow Fall
6. Another Way
7. Behind The Wall
8. The Mariner
9. Mirror Mirror



マイク・モレノの新譜、世界で何枚セールスするのかわかりませんが、
リリースを直にサポートするファンがいる限り、自身の表現を曲げずに新しい音楽でほっこりさせてほしい。
by kuramae2010 | 2012-04-17 23:19 | jazz | Comments(4)