うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Logan Richardson / Shift / Blue Note

d0157552_22463542.jpgLogan Richardson / Shift /Blue NoteE
Logan Richardson (as)
Pat Metheny (g)
Jason Moran (piano, keyboards)
Harish Raghavan (b)
Nasheet Waits (ds)
リリース:2015.10





Logan Richardsonのリーダー3枚目。メジャーデビュー盤だそうですが、
まず、リーダー盤これまでが3枚だけだっけ?という印象。なんとなくもっと入手していたような気がしてましたが参加盤が多かった。
4年前にLogan RichardsonのFSNT盤をはじめて聴いて才能の塊だと感じたアルト奏者でした。
ですが当時は、波があったような感じで1曲の演奏が持たないというか、集中力が途切れるような感じを受けていました。そしてアルバムになると全体がバラバラで作品感に乏しい印象。本盤はBlue Noteとの契約でピアノでJason Moranが参加です。Taylor EigstiやAmbrose Akinmusire盤に登場している手堅いHarish Raghavanも。

Richardsonのアルトは天才的なアイデアに満ちているプレイで、あの蒼く憂いた音色が好きなんですね。一本調子ではなくよく歌うアルト。過去のログにどう書いたか忘れましたが、もっと以前から脚光を浴びていいプレイヤーの一人。





ビッグネームにPat Methenyも出てますが、、CD盤を聴く前に演奏曲「Slow」PVを聴いた瞬間、残念ですが何か異なるピースが混じった感覚でした。たしかに土地的なつながりや話題性もあると思いますけど、テーマ、コンポジションからして他にハマるギタリストは居ますよねえ~。
技巧面やフレーズ、ソロ以前に大人の音がポツッと混じっちゃってる感覚。Pat Methenyは好きなんですけどね。
Jason Moran他のメンツはぜんぜんOKです。というかJason Moranは凄すぎです。



Logan Richardsonのセッション


Igor Osypov。このギタリストを知っている方は、変態だと思いますがっ、
本盤リリース時にLogan Richardsonとセッションしているんですね。ウクライナで。
2年程前にKurt Rosenwinkelのレッスン動画を公開していたモスクワの学生です。。2年前にも聴いたフレージングが聴けたり懐かしい。閑な方は中盤あたりから観てください。Igor Osypovのデビュー盤にもRichardsonが参加してます。

Logan Richardsonは現在パリ在住だそうです。1年後の作品が興味深いと思います。



演奏曲
1. Mind Free
2. Creeper
3. In Your Next Life
4. Locked Out Of Heaven
5. Slow
6. When I Wake (Interlude)
7. Imagine
8. Alone
9. In Between (Interlude)
10. Time
11. Untitled
12. Dream Weaver
13. Shifting Sand
by kuramae2010 | 2016-03-21 22:53 | Comments(0)

NEXT Collective / Cover Art / Concord records

d0157552_0194780.jpgNEXT Collective / Cover Art / Concord records
Logan Richardson (as)
Walter SmithⅢ (ts,ss)
Matthew Stevens(g)
Gerald Clayton (p)
Kris Bowers (key)
Ben Williams (b)
Jamire Williams (ds)

Christian Scott (tp)
リリース:2013.2.26





ローガン・リチャードソンやジェラルド・クレイトン、ウォルター・スミスⅢ世、
クリスチャン・スコット達が演る、2010年ぐらいからのスタンダード。

この世代の若い人達が集まって「枯葉」とかはないだろうという選曲。
ウチらもフロントラインにいるよ?みたいな選んだ人・曲にセンスがあって、狭い範囲、後ろ向きで収まってないのがいい。



1曲目は日系スウェーデン人のナガノ ユキミさんのリトル・ドラゴン「Twice」のカバー。元盤よりアグレッシヴでタイト。個性的で才能のかたまりのようなローガン・リチャードソンがボーカルパート。彼のアルトを聴いて感じるのが青春のほろ苦さwというか。朝4時ぐらいの蒼い音・・・・・しかし、演奏が短い。ちなみにリトル・ドラゴンのPVは凝ってるんですけど、曲は今イチ印象に残ってませんでした。人気があるナガノさんは世界ツアーもやってるようです。



「No Church in the Wild 元盤PV

2曲目は、アラフォー世代のJay-Zとカニエ・ウェストのコラボ盤「Watch The Throne」から。元盤はかなりスタイリッシュで骨太なヒップホップ。とくに、ビヨンセが歌たったトラックがカッコいい!他にはオーティス・レディングのカバーなど。本盤では「No Church in the Wild 」をカバー。なんとなくクリスチャン・スコットの選曲かと思いますが、気だる目なカニエ・ウェストの替わりに鈍色で重いノートで凄みすらあるクリスチャン・スコットが異様というか、クリスチャンのみww ライブでは他メンバー活躍!?
オリジナルに近いビートが今のブルックリン系コンテンポラリーと違和感ないのがオモシロイ。


発売当日のライブ動画(公式?) No Church in the Wild ジェラルド・クレイトンのソロがかなりクール

Le Poisson Rouge on February 26th, 2013  



次にディアンジェロのミリオン盤から「Africa」。ネオ・ソウル界のスター?ソウル&ヒップ・ホップ、ジャズが小粋に混ざった独特なエロっぽさがある人。。元盤は割と凝った造りで太くうねるディープなグルーヴ、音がメチャいい。たしか、ロイ・ハーグローヴが参加してます。本盤の解釈はかなりサラッとした質感。ドロっとしたのがないっ。ウォルター・スミスⅢ世のテナーがゆるい叙情感でいい感じですが、心なしフュージョンっぽい歌い方。。


「Fly Or Die」、「Come Smoke My Herb」はジャミアとベンのソロ、サックスの絡みは全曲中ジャズっぽいチューンw。ミシェル・ンデゲオチェロ「Come Smoke My Herb」後半のローガン・リチャードソンとか、しなやかなクレイトンとかさりげなくイケてます。選曲もいいんですがかなりイイです。ジャズファンもイケるような配慮?

「Refractions In The Plastic Pulse」はゆったりフローする感じは、ステレオラブの雰囲気があって、クオリティも高い!ボイス・コーラスの変わりにフルート。

「Marvins Room」のオリジナルはオーブリー・ドレイク・グラハム(ドレイク)。先のJay-Zとも共演しているカナダのラッパーで、私的に英国のジェイムス・ブレイクっぽい空気感があったりします。憂鬱なメロウさがあるラップをクリスチャン・スコットのミュートで、原盤よりグダグダ感がない立派な男で多少のミスマッチ感・・・

「Perth」ボン・イヴェールは、日本でも好きな人がけっこういるかと思います。イヴェールはレディオ・ヘッド、フリート・フォクシーズ的な世界と米国サイズの"自然"を大胆にアンビエント化したようなサウンド。選曲がなんとも繊細。原盤は前半の叙情的で後半パートは歪んだキーボードで"自然の厳しさ"みたいな世界が表現されますが、さらっとした解釈。。
ネットラジオのお気に入りに入ってる人。。。



ライブ動画は暑いですが、通しで聴くと同居人にもウケがいい、ロバート・グラスパーの「Black Radio 」に通じる感覚かな。もしくはテイラー・アイグスティの「Daylight at Midnight」。グラスパーはアフリカ系アメリカンでしかも自分との共時性ある曲ではありましたが、こちらは、わりと最近でメジャー感あるトンガッた曲。その耳心地は全体的に灰汁が抜けたサラッとした印象。。
無理やり管でいかなくてもヴォーカル・ゲストがいた方がよかった感じもします。選曲はボン・イヴェールやミシェル・ンデゲオチェロ、ドレイクなどは、オッサンの感性でもおッ!てな感じです。
「Cover Art」、Jay-ZやBon Iver、、、彼らを取り巻く縮図のような・・・同世代に向けたスタンダード?そんな雰囲気です。




演奏曲
1. Twice (Little Dragon)
2. No Church In The Wild (Jay Z and Kanye West) 
3. Africa (D'Angelo)
4. Fly Or Die (N.E.R.D)
5. Oceans (Pearl Jam)
6. Refractions In The Plastic Pulse (Stereolab)
7. Marvins Room (Drake)
8. Come Smoke My Herb (Meshell Ndegeocello)
9. Perth (Bon Iver)
10. Thank You (Dido)




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NEXTcollective facebook
https://www.facebook.com/NEXTcollective
by kuramae2010 | 2013-04-24 00:53 | jazz | Comments(0)

Nasheet Waits / Equality / Fresh Sound New Talent

d0157552_251619.jpgNasheet Waits / Equality / Fresh Sound New Talent

Logan Richardson (as)
Jason Moran (p)
Tarus Mateen (b)
Nasheet Waits (ds)

リリース:2009.9.11



このユニットが録音した1曲目、アンドリュー・ヒルの「Tough Love」。
只ならぬグルーヴ感と濃厚なブルージーさは、粘っこいジェイソン・モランとローガン・リチャードソン。
背中を後押ししてくる不気味なグルーヴ感はタルス・マティーンのベース。
ユニットを強力にドライヴしていくナシート・ウェイツ。


ナシート・ウェイツの2009年リーダー盤。ジェイソン・モラン トリオにローガン・リチャードソンが入った、ちょっと理想的なユニット。はじめてLogan Richardson / Cerebral Flow を聴いたとき、いいアルト!と思ったんですが、リーダー盤は今イチだった記憶。こういうアルバムあったんですね。


1曲目はアンドリュー・ヒル「Tough Love」を選曲。何よりタルス・マティーンのグルーヴ感はほれぼれする。ローガン・リチャードソンのアルト!ジェイソン・モランの激情的なソロ。あっという間の6分30秒。2曲目はローガン・リチャードンの大らかなバラード「Shine」。気持ちよく歌うアルト。ローガン・リチャードソンからジェイソン・モランのピアノソロへ移る時の揺らめくサウンドがカッコいい。ダイナミックで緩急あるピアノソロは抜群。三位一体&ローガン・リチャードソンで突っ奔っていく爽快感。コンクリートだらけの雑踏の中でリチャードソンのアルトが聴こえきたらシビれる。3曲目がナシート・ウェイツ曲「Hesitation」、私的に微妙なコンポジション。ローガン・リチャードソンの音域の幅は相当なもの。

次はジャッキー・バイアードの「The Summit」古き良きジャズの香り。ジェイソン・モランの不思議な和音とスピード&リズム、即興などスリルある演奏。アレンジ、構成はカチッと決めてなく自由な雰囲気が濃厚で、スタジオの雰囲気も楽しそうです。5曲目ジェイソン・モランの「The Summit」 ポコポコと叩くナシート・ウェイツのドラムの上空をハイトーンで自由に飛ぶローガン・リチャードソンの音に徐々に音を重ねていくジェイソン・モラン。ソロが移り間際かな、と期待したらエンド。5分弱なので、もうちょっと聴きたい感じ。7曲目ジェイソン・モランの「Snake Stance」変拍子が入ったリズムとグルーヴ感あるリズムが交互にくる演奏。ジェイソン・モランの突っ走り感が光る。「King Hassan」はタルス・マティーンの曲。何拍子なんだろう?不安定さがいつ爆発してもおかしくないテンションとクールさを孕んだ空気感。この空気感はオマー・アヴィタル、アヴィシャイ・コーエン(tp)とかのグループと同じ様。惜しむらくは演奏が短い。


このユニット、クルマで例えると新車だけど、スタイルはちょっと無骨。でもボディ剛性がすこぶる高く、軽量。
路面の追従性がめっぽう高い足周りで、多少ムリして突っ込んでもタイヤの状態がよく伝わるせいかドライバーに余裕を与えてくれる感じ。エンジンは6気筒なら6連スロットルでレスポンスが脚と直結で、かなり遊べるクルマ、みたいな印象。・・・でも、デートや長距離ドライブは苦手。



演奏曲
01. Tough Love (Andrew Hill)
02. Shine (Logan Richardson)
03. Hesitation (Nasheet Waits)
04. Mrs. Parker of K.C. (Jaki Byard)
05. The Summit (Jason Moran)
06. Emil Danenberg (Stanley Cowell)
07. Snake Stance (Jason Moran)
08. King Hassan (Tarus Mateen)
09. Kush (Nasheet Waits)



追記;
窓を開けつつ読み返してると、ゴーーッ
・・・震度4、かなり直下。
by kuramae2010 | 2012-05-29 01:34 | jazz | Comments(2)

Ambrose Akinmusire,Logan Richardson, John Escreet

NPR-WBGO
Ambrose Akinmusire Quintet

このパーソネルです!
Ambrose Akinmusier, trumpet
Logan Richardson, saxophone
John Escreet, piano
Harish Raghavan, bass
Justin Brown, drums.
The Los Angeles Times calls Ambrose someone to watch in 2011.

今年Bluenoteから『When the Heart Emerges Glistening』新譜をだした、アンブローズ・アーキンムシーレ(tp)の音源。このセットではサックスのローガン・リチャードソンとジョン・エスクリートの参加。彼らの演奏は24分以降~から。8月に入ってローガン・リチャードソンの『ethos』を聴きそのしなやかな音色やテクニックに聴きほれてましたが、このメンツでの音源はかなり貴重だと思います。前半、内向きですが終始高いテンションを維持。ナレーションがすげえ邪魔・・ スタンダードも演ってます。

※プレーヤーの前半はCarmen Staafのトリオまったくちがうトリオとのカップリング・・・

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Ambrose Akinmusire won the Thelonious Monk International Trumpet Competition and the Carmine Caruso International Solo Trumpet Competition in the same year. Then he brought his quintet to the KC Jazz Club. Three-fifths of the personnel is the same on the new album, which DownBeat gives four stars with these strong words: "Clearly, something special and personal is at work here, a vision of jazz that is bigger than camps, broader and more intellectually restless than blowing sessions."

Akinmusire dedicates the opening song of his set to his grandmother, Ruby. It's her story, her grandson's dedication and a goodbye. "Henya" is on our set and the new album; it means "mirror" in Farsi. The simple melody is a palindrome. The trumpeter closes with a personal reading of a long-lived ballad. The Los Angeles Times calls Ambrose someone to watch in 2011.

"I have met Ambrose and have heard him live," Carmen Staaf says. "He plays with focused intelligence, intensity and beauty. I would love to make music with him sometime."

Ambrose Akinmusire Quintet: Ambrose Akinmusire, trumpet; Logan Richardson, saxophone; John Escreet, piano; Harish Raghavan, bass; Justin Brown, drums.





ちなみにNPR-WBGOでは
Marcus Strickland Quartet + Eric Harland's Voyager: Live From 92Y Tribecaも。
Eric Harlandグループには、ジュリアン・レイジが参加。マーカス・ストリックランドは1週間ほど前の音源です。

Marcus Strickland Quartet
Marcus Strickland, saxophones
David Bryant, piano
Ben Williams, bass
E.J. Strickland, drums


Eric Harland and Voyager
Eric Harland, drums
Walter Smith III, tenor saxophone
Julian Lage, guitar
Taylor Eigsti, piano
Harish Raghavan, bass


仕事中なので、PC-ヘッドフォンで視聴中。。。
先のことは不透明だけど、いい時代です。
ジャズリスナーにとっては、気になる音源かなw
by kuramae2010 | 2011-08-14 15:54 | jazz | Comments(0)

Logan Richardson / Cerebral Flow / FRESH SOUND NEW TALENT  <独立>

d0157552_21482330.jpgLogan Richardson / Cerebral Flow / FRESH SOUND NEW TALENT
Logan Richardson (as, ss)
Mike Pinto (vb)
Mike Moreno (g)
Matthew Brewer (b)
Nasheet Waits, Thomas Crane (ds)

録音:2006.3






1980年生まれのアルト奏者ローガン・リチャードソンのデビュー盤。ロバート・グラスパーのクラブでの
演奏を観て知ったアーティストです。一番最初、動画で聴いた時、E.ドルフィー×C.パーカーを彷彿とさせる感じで、おぉっという驚きを感じたアルト奏者でした。

アルバムではFSNTっぽいバックで自由自在にフレージング。。ハードブロウも上手いし、
高低の抑揚を付け縦横無尽に翔ぶテクニックなど巧みです。が、、、アルバムを聴いていて、後半になるにつれてローガン・カタログ?みたいな感じでちょっとしたお披露目のような雰囲気。。クラブでの演奏でも途中で集中力が途切れるか、アイデアがちがうのかな?と感じるプレイがあるので、カッチリしたレギュラーグループで聴きたいローガン・リチャードソン。
7曲目の「Releas」などは現代版ハードバップ的なスピード感があるいい演奏。

lepoissonrouge.com
Jason Moran(p)リーダー




※複数枚ログから独立
by kuramae2010 | 2011-06-12 21:50 | jazz | Comments(0)