うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Lars Danielsson / Origo / Curling Legs

d0157552_1245219.jpgLars Danielsson / Origo / Curling Legs

Lars Danielsson (b)
John Abercrombie (g)
Adam Nussbaum (ds)

録音:1995.12




ラース・ダニエルソン(ラーシュ)の10枚目(たぶん)のリーダー盤で、国内盤ではデビュー盤(Bomba)だとか。ジョン・アバークロンビー(3曲提供)とアダム・ナスバウムが参加。演奏曲は7曲目のコール・ポーターを抜かして、すべてオリジナル。

昨年、ACT盤にハマり、ルーツはどの辺だろうと手にした盤。活動当初はヨン・クリステンセンやデイヴ・リーブマン グループらとのワールドツアーで評価を獲得したようです。


NYC時代にはMichael BreckerやPat Metheny、Esbjorn Svenssonとのセッション。


Jazz Baltica July 6, 2003
Michael Brecker(ts)
Nils Landgren(vo,tb)
Pat Metheny(g)
Esbjorn Svensson(p)
Lars Danielsson(b)
Wolfgang Haffner(ds)
・・・すごいメンツ


「Origo」
1曲目の「Little Jump」、続く「 Daze Off 」 がジャブのようなセッションで、アバークロンビーの音色もあってラウンジ的。でも、巧い。3曲目「Kyrie」で楽想やミキシングとかがガラッと変わり、今の音作りにも通じるようなネイチャーなスケール感。空間を広く抱かせるサウンドスケープ。
「Stop & Go」はキュートなテーマとぬめり感あるアバークロンビーの音、、存在感ある人。ラスト曲「White Bird」のメロディはACT盤でも再収録しそうな曲想。ベースの音質もかなり意識して造られ、ある種の完璧主義が垣間見えるトラック。



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真ん中で秘かに主張されてる方が約20年前のラース・ダニエルソン氏。



演奏曲
1. Little Jump
2. Daze Off
3. Kyrie
4. Mr. Page
5. Descending Grace
6. Not Afraid Of
7. I Love You
8. Stop & Go
9. White Bird
by kuramae2010 | 2013-09-27 01:32 | jazz | Comments(0)

Lars Danielsson / Libera Me / ACT

d0157552_23492087.jpgLars Danielsson / Libera Me / ACT

Lars Danielsson (bass, cello, piano, guitar)
Jon Christensen (drums, percussion)
Nils Petter Molvaer (trumpet)
Xavier Desandre Navarre (percussion)
David Liebman (soprano saxophone)
Anders Kjellberg (cymbals)

Jan Bang (samples)
Carsten Dahl (piano)
Tobias Sjogren (guitar)

Danish Radio Concert Orchestra - conducted by Frans Rasmussen
Cacilie Norby vocals on “Newborn Broken”

リリース:2004.9.13





ラース・ダニエルソンの2004年の旧譜「Libera Me」。
Lars Danielsson / Melange Bleu でも感じたことですが、ジャズミュージシャンの中では「音場」への執着が尋常ではない気がします。音場と言ってもリスナーをその空間へワープさせるような過剰なまでの響きと3D感・・・


空間。


ジャケット裏面にはDSD(SACD)で再生ができて、5.1chサラウンドにも対応とのこと。2.8224MHzのサンプリングで通常CDは44.1KHzなので64倍のサンプリング周波数。その効果は、弦の粒立や空間性、楽器のリアリティさとホログラフィックさで、リスナーをいかに心地よく溺れやすくするかというようなフォーマット。。


1曲目の「Asta」はユン・サン・ナ盤をプロデュースしたアルバムへ提供したり、自身の「Signature Edition 3 / ACT」でも取り上げているオリジナル。アコースティックとエフェクト、ストリングスで風景があらわれ、センターにラース。エレクトリック・マイルスでジャズに目覚めたというニルス・ペッター・モルヴェルの寂寥感あるソロ。「Teacher」ジョン・クリステンセンとラースのデュオは見事。ジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now」もラースとクリステンセンのデュオ。演奏もさることながら、二人のリアリティは人肌を感じるほど不気味。続く「Forever You」は静かで穏やかな前向き感はカーステン・ダール。4曲目のセシリー・ノービー参加のヴォーカル・トラック「Newborn Broken」はアルバムの中では異質。

8曲目から11曲目「Cornelia」へのながれ方は大河の如し。ボーナス・トラックの「Asnah」の寂び感。
・・・アルバム・タイトルのようなリスナーの声に応えたアルバム。




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Lars Danielsson / Libera Me 、スイスのウルス・ワーグーナーがプロデュースした、Pawel Acoustics製の小さなEnsemble Animataで聴くと空間に溶け合っていくサウンドと屹立する表現が目に見えるようです。dyna嬢から変わったブックシェルフはロシアンバーチかフィンランドバーチのエンクロージャで小気味いい響きの素材。スタンドは当初、共振を活かした木製スタンドから、Jodelicaのスタンドにしてセッティングが決まり始めてから、薄気味悪いほど細やかさが増し、音の可視化が加速してます。セットはmm以下単位、最後は感覚でグランドアースをとるとボケがへりました。数日するとジュータンが凹むのでまた上を揺らしつつ、底板の揺れ具合を見つつスパイク調整して落ち着くという按配。アニマータ、どんなアンプでもこってり系なジャズは不得手です。




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左右スピーカー間は4メートル。後ろへも音が出るので拡散板の向きや位置で奥行きや高さが変化します。ラースのソースやマイク・モレノ、ジルフェマなどは顕著。ケーブルや機器を変更した「すぐ」と「翌日」、「数日」と音が変化していく摩訶不思議さを体験した1ヶ月。






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フルノーマルへ戻したDD55000。勢いで2インチ化しましたが、冷静に聴くと純正のまとまり感は正しいです。2インチの図太さは魅力ですが、1インチドライバーならではの細やかな瑞々しい良さもあります。ちなみにアナログ方式でマルチにもしましたがデバイダーが良くないのか、プリの良いところが根こそぎなくなりました。





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導入して1年のRH-3&T-14,1601無垢材スピーカーは、小型ブックシェルフと変わらない定位感のまま、音離れよくドスが効くエナジー感とデカい音場で、イイ線いってんじゃないかと自画自賛w。気になる点もあって、音量を上げた際のRH-3の微振動。素材はアピトン積層材ですが、エンクロージャよりも振動してる。「Libera Me」のラースとストリングスが重なると立体感が後退しエナジー感のみ。。。形態的にTH4001をリファインしていても合板仕様はコストと生産管理の問題なのかなと思われます。ホーン、エンクロージャが占める要素はとても大きい。近所に1500AlというJBLのネオジウムのウーファーが転がっていたので試着してみようか、フレームはガンダムチックだけど、どーなんだろ。それとも、、、



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三者三様にラース・ダニエルソンの湿度感ある物語へと誘ってくれる機械達。

・・・でも、スマホやPCでヘッドフォンから聴いても、異国へと旅立てます。




演奏曲
1.Asta
2.Suffering
3.Teacher
4.Newborn Broken
5.Libera Me
6.Shimmering
7.Granada
8.Both Sides Now
9.Forever You
10.Bird Through The Wall
11.Cornelia
12.Asnah:bonus track




Asta


Leszek Możdżer (p)
Zohar Fresco (per,vo)
Lars Danielsson (b)
Solidarity of Arts 2010, Gdańsk 21.08.2010.
by kuramae2010 | 2012-04-29 01:28 | jazz | Comments(6)

Lars Danielsson / Liberetto / ACT

d0157552_2465134.jpgLars Danielsson / Liberetto / ACT
Tigran Hamasyan (p, M8:vo)
John Parricelli (g)
Arve Henriksen (tp)
Lars Danielsson (b, cello, M8:Wurlitzer piano)
Magnus Öström (ds,per)
リリース:2012.01.27




そんなに多くは聴いてませんが、パッケージやライブ音源などから、
ティグラン・ハマシャンは爆発的に溢れ出す感性を自由に音にできる技術と独自な表現力を秘めた稀有なピアニストかと思います。現在20代のジャズピアニストの中でもトップクラスの実力。

一方、リーダーのラース・ダニエルソンは2000年代のリーダー作5,6を聴く限りでは、相当に練ってスタジオ入りする前に出来上がった彼の世界を緻密に再現するようなスタイルで、即興部分はほんの僅かなスペースしかないように感じます。特に「 Libera Me」 や「Melange Bleu」 は様式美が強いアルバムで、あのサウンドで、物語のような展開だとティグラン・ハマシャンは活きないんじゃないかと心配しつつ聴きました。

この盤には解散を余儀なくされたe.s.tのドラマー、マグナス・オストロム(オストーム)にも興味が湧きます。


12曲中、9曲がラース・ダニエルソンのオリジナル。2曲がティグラン・ハマシャン。1曲が共作。1曲が中世アルメニア曲。



Liberetto

ファースト・インプレッション
1曲目はティグラン・ハマシャンの「Yerevan」。アルメニアの都市イエバンをイメージした小品から。
2曲目はアルバムタイトル曲「Liberetto」。可憐な内向きなテーマをティグランが音数少なめに、、、聴きやすさ満点。さらに音数しぼって弾く。ピアノの純度は流石です。バックに寄り添うラース・ダニエルソン。
・・・4分53秒でさらりとEND。

4曲目「Orange Market」ティグランとジョン・パリセリ(かな?)の繊細なユニゾンからピアノソロ、ベースソロ、ティグランの5分ぐらいからのソロはワールド・ワイドで奔ってる!

6曲目「Svensk Lat 」エキゾチックなテーマ。ティグランのオリジナル。序盤からじょじょに盛り上がっていく風な繰り返し。ミステリアスさが増しタッチの太さ、ダイナミックさ・・・。普通ならこれからか・・・と思ったところでEND。演奏の長さが短い感じです。

7曲目の「Hov arek sarer djan 」はティグラン・ハマシャンが選んだアルメニアの古典をラース・ダニエルソンがアレンジしたような演奏じゃないかな。Tigran Hamasyan / New Era に収録されていたオリジナル曲「Leaving Paris」やTigran Hamasyan / a Fableの「Longing」、などはラース・ダニエルソンと距離をほとんど感じさせません。


・・・

ジャケット「ティグラン・・・だけ」のクレジット

どこにも「Tigran Hamasyan」というフルネームでのクレジットはないので、
Liberettoだけのキャラクターなのかもしれません。

このアルバムでの「ティグラン」は、ラース・ダニエルソンがイメージした穢れない世界の若き住人として過ごしたようですが、ティグラン・ハマシャンは生々しい躍動感と溢れ出る表現にこそ真価があると思います。どちらの姿もありなんでしょうね。


All aboutインタビューでラース・ダニエルソンはこのアルバム制作する時、自身のスタジオで提供した曲を元に1週間程泊り込んでディスカッションしてつくったそうです。また『ティグラン・ハマシャンはピアノの上では本物の怪物だ』と語っていました。この盤ではどこにその怪物が潜んでいたのかわかりませんでしたw




演奏曲
1.Yerevan (Hamasyan, Tigran)
2.Liberetto (Danielsson, Lars )
3.Day One (Danielsson, Lars )
4.Orange Market (Danielsson, Lars)
5.Hymnen (Danielsson, Lars)
6.Svensk Lat (Hamasyan, Tigran)
7.Hov arek sarer djan (traditional)
8.Party On The Planet (Danielsson, Lars)
9.Tystnaden (Danielsson, Lars / Hamasyan, Tigran)
10.Ahdes Theme (Danielsson, Lars)
11.Driven To Daylight (Danielsson, Lars)
12.Bla Angar (Danielsson, Lars)





じっくり、聴きかえしてみたいとおもいます。
by kuramae2010 | 2012-03-09 02:52 | jazz | Comments(3)

Lars Danielsson &Leszek Możdżer / Pasodoble / ACT

d0157552_23334670.jpgLars Danielsson &Leszek Możdżer / Pasodoble / ACT

Lars Danielsson (bass, cello)
Leszek Możdżer (piano, celesta, harmonium)

リリース:2007.04.27




Pasodoble 、フラメンコや闘牛をイメージにしたダンス「パソドブレ」とタイトルされたアルバム。
ラース・ダニエルソンとポーランドのピアニスト、レシェク・モジジェルのデュオ盤です。



演奏曲
1.Praying (Danielsson, Lars)
2.Fellow (Danielsson, Lars)
3.Entrance (Danielsson, Lars)
4.Prado (Danielsson, Lars)
5.Pasodoble (Danielsson, Lars)
6.Daughter's Joy (Danielsson, Lars)
7.It's Easy With You (Możdżer, Leszek)
8.Hydrospeed (Możdżer, Leszek)
9.Reminder (Danielsson, Lars)
10.Innocence 91 (Możdżer, Leszek)
11.Follow My Backlights (MMożdżer, Leszek)
12.Eja Mitt Hjärta (traditional)
13.Berlin (Danielsson, Lars)
14.Distances (Możdżer, Leszek)




コンセプトからアウトップまで独特な美学をもったスタイリストの2人。
とくにラース・ダニエルソンの音作りの偏執性には驚きます。



関連youtube
Możdżer+ Fresco, Danielsson - Smells like Teen Spirit (Solidarity of Arts '10)
Możdżer+ Fresco, Danielsson - Asta !

Leszek Możdżer (p)
Zohar Fresco (per)
Lars Danielsson (ds)

21.08.2010.


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by kuramae2010 | 2012-03-05 23:40 | jazz | Comments(2)

Youn Sun Nah / VOYAGE / ACT

d0157552_0544143.jpgYoun Sun Nah / VOYAGE / ACT
Youn Sun Nah (vo)
Ulf Wakenius (g)
Lars Danielsson (b, cello, melodica)
Xavier Desandre-Navarre (per)
Mathias Eick (tp)


リリース:2009.04.24




ユン・サン・ナ、6枚目のアルバム。ラース・ダニエルソンがプロデュースしたボーカル盤。
2曲目の「The Linden 」買いですw 

牧歌的?寂寥感?ジブリ的? メロメロな激甘メロディです。

ラース・ダニエルソン自身のアルバム「Libera Me」の1曲目:Astaに Lina Nybergが歌詞をつけた曲。ラース・ダニエルソン自身が選曲したACTシグネイチャー・エディションにも収録されていたので、相当お気にいりなようです。演奏的にはウルフ・ワケニウスのギターの陰影ある色彩とユン・サン・ナの囁き声がとてもハマる要因になってます。 シャウトや声量感とは無縁なボーカル。

4曲目のMy Bye など韓国の古典からなのか、独特な節回し。むかしのEGO-WRAPPIN'っぽい曲も歌ったりしてます。8曲目のShenandoah(シェナンドー)はアメリカ民謡。




演奏曲
1.Dancing With You (Nah, Youn Sun)
2.The Linden (Danielsson, Lars / Nyberg, Lina)
3.Calypso Blues (Cole, Nat King / George, Don)
4.My Bye (Nah, Youn Sun / Nah, Youn Sun / Natacha)
5.Jockey Full Of Bourbon (Waits, Tom)
6.Voyage (Nah, Youn Sun)
7.Please, Don't Be Sad (Nah, Youn Sun)
8.Shenandoah (traditional)
9.Come, Come (Nah, Youn Sun)
10.Frevo (Gismonti, Egberto)
11.Inner Prayer (Nah, Youn Sun)
12.India Song (D'Alessio, Carlos / Duras, Marguerite)






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youtube
The Linden ( Lars Danielsson / Lina Nyberg )
by kuramae2010 | 2012-03-04 01:05 | jazz | Comments(0)

Ulf Wakenius / Vagabond / ACT

d0157552_0101190.jpgUlf Wakenius / Vagabond / ACT
Ulf Wakenius (ac-guitar, oud, chant)
Vincent Peirani (accordion, accordina, voice)
Lars Danielsson (bass, cello)

Eric Wakenius(acoustic steel string guitar)
Michael Dahlvid(darbuka, cajon)


ゲスト
Youn Sun Nah (vocal) M2
Nguyen Le (el-guitar) M2

リリース:2012.02.24




スウェーデン出身のギタリスト、ウルフ・ワケニウスの新譜。リーダー作ははじめてです。
基本、アコースティックギターとアコーディオン、ベースのトリオ盤で、ベースはラース・ダニエルソン、
スティング(ゴードン・サムナー)曲のみにユン・サン・ナがボーカルで参加してます。


ファースト・インプレッション
1曲目はアルバムタイトル曲となるオリジナル「 Vagabond 」。颯爽としたイントロ、エキゾチックなメロディ。あったか上手いギター。アコーディオンの音がなんともインパクトあります。
2曲目の「 Message In A Bottle 」、1979年スティングが歌い世界で大ヒットした曲で詩が絶賛されたようです。


Message In A Bottle のざっくりな詩は、

『 無人島に独りでいる・・・声を届けたい。世界の誰かにメッセージを読んで欲しいから、ボトルに入れて海へ流した。

・・・1年もたった。希望をもつことだけが唯一つの救いだった・・・

今日の朝、千億本ものメッセージが入ったボトルが海岸に漂流していた。僕だけじゃなく、世界の誰もが、行き先を求めて彷徨っている 』 


フルで歌詞を読むと、深いものがあります。





なんかいい感じの曲。。
ユン・サン・ナとウルフ・ワケニウスが淡々と歌う序盤。低体温感、漂い感、内向き感はイメージ通りで好きなトラック。演奏は、2コーラス目の詩を受けバックのウルフ・ワケニウスの音色も揺らぐw、2コーラス目の終わりでラース・ダニエルソンが微かな「希望」を音に託したかのような切なさ。ユン・サン・ナの歌声は細いけど、スティングが言った世界の孤独に圧し潰されないよう、漂いながらも芯がある雰囲気。
エリック・ワケニウスとベトナム系フランス出身のギタリスト、グエン・レも参加しているんだと思いますが、すごくいいリバーブ具合。2コーラス後半のアンサンブル、最後のソロはいい感じでこの曲を何度かリピートしました。



4曲目「Psalmen」はじまりから独特な内省観があって誰が作曲したか、わかりました・・・ここ最近聴きすぎかもしれません。
6曲目「Song For Japan」どっかで聴いたメロディ、、思い出せません。ギターで三味のような変わった音。
7曲目「Birds And Bees」ハンガリーのアッティラ・ゾラーの曲。ブルースフィーリングを感じる唯一の演奏?
8曲目「Praying」優雅で凄い驚きの速弾き!スパニッシュなフレーズ。ストーンと落ちたコンポジション。
11曲目「Encore」キース・ジャレットのソロ曲なんでしょうか。ウルフ・ワケニウスもしっとりしたピアノっぽいソロで演奏。





演奏曲
1.Vagabond (Wakenius, Ulf / Wakenius, Eric)
2.Message In A Bottle (Sumner, Gordon / Sumner, Gordon)
3.Bretagne (Wakenius, Ulf )
4.Psalmen (Danielsson, Lars)
5.Breakfast In Baghdad (Wakenius, Ulf )
6.Song For Japan (Wakenius, Ulf )
7.Birds And Bees (Zoller, Attila)
8.Praying (Danielsson, Lars)
9.Chorinho (Mays, Lyle)
10.Witchi-tai-to (Pepper, Jim)
11.Encore (Jarrett, Keith)



アコーディオンがなんともメローな音で郷愁を誘います。
(郷愁ってナニ?というのもありますが)

映画ならハリウッド映画では出てない微妙なトーンの色彩感と「間」がいきたアルバム。
東欧のギタリスト、ガボール・ガドとかムースピールの世界に近い雰囲気でしょうか。
by kuramae2010 | 2012-03-04 00:26 | jazz | Comments(4)

Lars Danielsson / Melange Bleu / ACT

d0157552_1543044.jpgLars Danielsson / Melange Bleu / ACT
Lars Danielsson (cello,base,Fender bass,piano, Fender Rhodes)
Bugge Wesseltoft (piano)
Nils Petter Molvaer (trumpet)
Eivind Aarset (guitar)
Jon Christensen (drums, percussion)
Anders Engen (drums)


Jan Bang (samples, livesampling)
Pal ''Strangefruit'' Nyhus (vinyl channeling)
Vytas & Mario Basanov (beats & samples)
Cacilie Norby (voices)
Gustaf Ljunggren (steel guitar, syntheziser)
Xavier Desandre Navarre (percussion)
Copenhagen Concert Orchestra

リリース:2006.01.09



リスナーがトランスができるよう、広大なキャンバスの隅々まで思慮深く構築された
ラース・ダニエルソン、2006年の作品。



・・・深夜、聴きいってると、ラース・ダニエルソンが設計した、無限回廊建築?を彷徨ってるんじゃないかと錯覚します。




Melange Bleu
曲が進むと連続しつつも異なる世界(響き)が提示されてくる感じで、そこに描かれる音の相関図を聴き溶いていくような不思議さ。残響が多いアコースティック楽器の精緻なミックスやシンセ、サンプリングが創りだす立体感と場所のスケール観。この意味ありそうな音達が3次元的にサウンドスケープされた部屋に招かれた、みたいな感覚。

リスナーや聴く心もちによっては小宇宙や自然な空間なのかもしれません。聴き手を取り込んでくる「絡め手」みたいな仕掛けがひっそりとたくさん入ってます。


他のアルバムでも同様ですが、ラース・ダニエルソンはリスナーが自宅でCDを通して聴くことを見越していて、限られた範囲でも聴けるし、クオリティの高い再生環境(スピーカーの大小は関係なく)では、より表現する世界観が大きく正確に伝わることを確信している気がします。かなり意図的にスピーカーを超えて前後・左右・上下に広がる音場を付加させている感じ。

たとえば、音場の再現性とエナジー感のバランスがめっちゃイイ、ヨアヒム・ゲルハルト氏が設計した小さなブックシェルフ、「Canalis Anima MKⅡ」などでは際限のないサウンドステージが出現しそうです。
まったく主観ですが、オーディオ的にも面白い盤だと思います。




全体、わりとまったり進行するので、ラース・ダニエルソンの世界観とフォーカスが合う時に
独りでしんみりじっくり、微動だにせず聴くとハマるかもしれません。




そんな?スウェーデンのベーシスト&コンポーザー、ラース・ダニエルソンの2006年リーダー作。
他にもティグラン・ハマシャンと共演した新譜、2004年の「Libera Me」、ユン・サン・ナ盤「VOYAGE」など
リーダー・参加盤を5,6枚仕入れました。



演奏曲
1.Melange Bleu
2.Makro
3.Les Coulisses
4.Ironside
5.Judas Bolero
6.Minor People
7.Sketches Of Twelve
8.Naive
9.Bacchanalia
10.After Zero





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by kuramae2010 | 2012-03-01 01:53 | jazz | Comments(4)