うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Gerald Clayton / Life Forum / Concord Music Group

d0157552_23135585.jpgGerald Clayton / Life Forum / Concord Music Group

Gerald Clayton(p, rhodes, Vo)
Joe Sunders (b)
Justin Brown (ds)



Gretchen Parlato(vo:1,2,5,8,9,10,12)
Sachal Vasandani(vo:1,2,6,8,9,10,12)
Ambrose Akinmusire(tp:1,2,3,8,9)
Logan Rechardson(as:1,2,3,8,9,10)
Dayna Stephens(ts:1,2,3,6,8,9)
Carl Hancock Rux(spoken word:1)
リリース:2013.5




出張先でノートPCとかで夜な夜な聴いてた盤で、まともに自宅でまんぢり座ってと聴いた記憶がないという・・・
ログはノートパPCのメモに書いてあったのでおそらく出張時につらつら書いてたのかもしれない。。


Gerald Claytonは3、4年ほど前?のトリオ盤でいいなぁと思いつつ、参加盤はわりと入手しましたがサイド参加盤ではわりと印象に残らないピアニストでした。

本アルバム2,3曲目とかの“イマどき感”満点なコンポジションは意外や没個性な感があるんですけど、トリオでいった「Sir Third」あたりや、Gretchen Parlatoが参加した「Deep Dry Ocean」のハーモニーは絶品な浮遊感で、これはびっくり!ここで聴かせるピアノの"間"もクレイトンらしい!

フロント陣はAmbrose Akinmusire、Logan Rechardson、Dayna Stephensというスペシャルなメンバー。「Dusk Baby」のソロはStephensだと思いますが、曲想にあったトーン(最新のCrisscros盤も良かった!)で、このボーカルはクレイトン自身かな?吟遊詩人みたいな語り口。

「Prelude」から「Some Always」で聴かせるアンサンブル、Joe Sundersのベースライン、 Akinmusireの極上なソロにLogan Rechardsonの憂いあるアルトがかぶってクレイトンのピアノ、ボイスがハモッてく.......この9曲目は凄まじい出来じゃないでしょうか。5分という時間が短すぎかなぁ。Like Waterでリチャードソンのソロですねぇ、、蒼い音色で焦燥感がなんとも。アルバムラストは小粋なハードバップで〆


『 Life Forum』.........草臥れて帰って来てBGMで鳴ってるとイイ!機械はそれこそPC付属のでも雰囲気あり?!高層ビルの夜景より東中野から高円寺方面??、の25時過ぎの暗騒音とまざって鳴っていると心地良さそう(なんじゃそれ_ _:)。理想的なスピーカーはブリティッシュ系の小さなRogersとかARとかの東海岸のブックシェルフ。アンプは古いマランツとか初期に近いLINNとか。プレーヤーはCD?よりレコードプレーヤーという感じ。

世知がないニューヨークの忙しない個の生活というのがすごく見えてくるようなGerald Claytonのアルバムかなあ。
この辺りの盤は、ドコでどんな生き方をしているかで聴こえ方が変わりそう。よく聴こえない方がじつは幸せだったりするのかもしれません。。





演奏曲
1. Life Forum
2. Future Reflection
3.Shadamanthem
4.Sir Third
5.Deep Dry Ocean
6.Dusk Baby
7.Mao Nas Massa
8.Prelude
9.Some Always
10.Like Water
11.Unhidden
12.When an Ange Sheds a Feather
by kuramae2010 | 2015-03-13 23:28 | jazz | Comments(2)

Pascal Le Boeuf / Pascal's Triangle / Nineteen Eight Records

d0157552_0292187.jpgPascal Le Boeuf / Pascal's Triangle / Nineteen Eight Records

Pascal Le Boeuf (p)
Linda Oh (b)
Justin Brown (ds)
リリース:2013.5





今年、5月に発売された、Pascal Le Boeufのアコースティックなトリオ・ソロ盤。現在DUなどで平置きされてます。
以前、英サイトの紹介音源で聴いて以来、気になるピアニスト。アルバム収録曲は全曲パスカル・ル・ブッフのコンポジションです。ドラムス参加のジャスティン・ブラウンは、Thelonious Monk Institute of Jazz 2012で準優勝だったと思います。ダイナ・スティーブンスやジェラルド・クレイトンと活動。ベースのリンダ・オー(仮名?)は、Kurt Rosenwinkel(ds)、 Chris Potter(p) Jeff "Tain" Watts(vo)という強烈なメンバーでベースを弾く動画がありました。



「Pascal's Triangle」
ロバート・グラスパーがブラック・ミュージックをわりと冷静?に、大人テイストにこざっぱり編纂しながら新しい売れる?音楽を模索するような感じ、だとすると、パスカル・ルブッフは核に確固たる世界があって、取りまく周りや過去・現在の時間軸みたいなものを調和させてくような感じでしょうか。手持ちの参加・リーダー盤は3枚のみですが、Remy Le Boeufとのユニットや弦楽&エレクトリックなユニットなどすべて表現手段が異なります。共通しているのが、静と動、浮と沈が鮮やかなところ。憂いある切な気なメロディと大胆にかわっていく、凝ったコンポジションが特長かなと思います。

海外サイトのレビューではメルドー、エヴァンスなどの影響云々と書かれてましたが、おそらくアーロン・パークスの影響が一番大きいんじゃないかと感じます。1曲目の「Home In Strange Places 」あたりを聴くと、『Invisible Cinema』のアーロン・パークスを断片的に思い起こしました。記憶のタッチが瓜二つだったのでググッたら、10代でリリースした自主制作盤「Migration」にオリジナル曲「Park's Place」という演奏があり、アーロン・パークスに捧げた曲だったようです。当時、米国のインディペンデント・アワードを受賞した盤だとか。「Pascal's Triangle」の後に『Invisible Cinema』を聴くと、意外とポップなサウンドで、よく聴いていた時の印象とちがう感覚。

「What Your Teacher...」は絶妙なズレ感で進行するスパイシーさ。右手・左手が連動したかと思うと、たぶん副旋律を奏でたり、テンション高い上昇系アルペジオ?で3分程の疾走。。「Jesse Holds Louise 」は2分ほどのソロ、ゆるりと平行移動するようでギャップ大。「The Key」はジャスティン・ブラウンの牧歌的(こもったエフェクト?)の上で、奔放にダンスするようなピアノ。「Revisiting A Past Self」この盤のなかでは正統なトリオ演奏かな。三つ巴感とメロディの良さなど聴き応えあります。

全曲で30分ちょっと、という収録時間が微妙。。 もうちょっと聴きたいと思わせる時間ではあります。
全体的にか細い感はあるんですが、これからリリースする作品が気になる若手ピアニストのひとりです。



演奏曲
1. Home In Strange Places
2. Variations Of A Mood
3. Song for Ben Van Gelder
4. What Your Teacher...
5. Jesse Holds Louise
6. The Key
7. Revisiting A Past Self
8. Return to You


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最近ではダイナ・スティーヴンスとも活動しているようです。
by kuramae2010 | 2013-12-13 00:57 | jazz | Comments(0)

Gerald Clayton  , Patrick Cornelius

d0157552_218056.jpgGerald Clayton / bond : The Paris Sessions / Decca/Emarcy Records
Gerald clayton (p)
Joe sanders (b)
Justin brown (ds)

リリース:2011.5.16




ジェラルド・クレイトンの新譜(今年5月リリース)。デビュー作収録曲がグラミー賞「Best Improvised Jazz Solo」部門にノミネートという華もある若きピアニスト。

本作「ボンド パリセッション」はヨーロッパのデュオ・ライブ公演の合間に録音されたものかもしれません(マルグリュー・ミラー、ケニー・バロンらとのヨーロッパのシリーズ物)。録音は2010年パリ「スタジオ・ド・ムードン」でグラミー受賞歴のあるジョエル・モスが担当したことからネーミングされているっぽい。ビル・チャーラップの一連のブルーノート盤がジョエル・モス。また、アントニオ・カルロス・ジョビン「ガルコスタ」など録音の良さで有名です。

1曲目はオリジナルではないですが、瑞々しいピアノからはじまる「If I Were A Bell (Frank Loesser)」。
徐々にダイナミックに動き出しブルージーなフレーズとリリカルなタッチの混在が面白い。ジャスティン・ブラウンがガンガン来る後は3人の距離がぐっと縮まる演奏でこのトリオの特長が集約されているようなトラック。

このアルバムを購入した元になった演奏が、ジェラルド・クレイトン作の9曲目「3D」の演奏。ネットラジオでヘビーローテンションでかかってました。演奏は超カッコ良くて新鮮です。ジャスティン・ブラウンの煽り方と緩急。クレイトンの「間」が新しいダイナミズムを生んでます。
11曲目収録の「All The Things You Are (Oscar Hammerstein II - Jerome Kern)」のプレイは縦横無尽で常にやわらかなタッチ。3人の軽やかな対話が聴きどころですが、・・・3分43秒で終わってしまいます。国内盤はtake2が収録。

録音時、26歳のしなやかな才能、ジェラルド・クレイトンの[bond]

d0157552_2482033.jpg












d0157552_2175292.jpgPatrick Cornelius / Maybe Steps / Positone Records
Patrick Cornelius (as)
Gerald Clayton (p)  Assen Doykin (p-9)
Miles Okazaki (g)
Peter Slavov (b)
Kendrick Scott (ds)

リリース:2011.9


パトリック・コーネリアスの3作目の新譜。ピアノにジェラルド・クレイトンが参加。まろやかなアルトの音色、抜群のテクニック。気だるさが漂うコンポジションが目立つアルバム。
1曲目からモーダルな上下感で進行する「クリスマス・ギフト」。ピアノで参加のジェラルド・クレイトンはバークリーの同級生で、寄り添うような演奏。タッチが柔らしなやかで瑞々しい音色は自身のリーダー作でも同様です。

パトリック・コーネリアスはチャーリー・パーカー、ルイ・アームストロング、ウェイン・ショーター、ジョン・コルトレーン、ドビュッシー、ピーター・ガブリエルが好きなようです。かなり気になるアルト奏者の1枚。
by kuramae2010 | 2011-11-28 01:50 | jazz | Comments(0)