うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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JULIAN LAGE / Arclight / MACK AVENUE

d0157552_23534855.jpgJULIAN LAGE / Arclight / MACK AVENUE
JULIAN LAGE(g)
SCOTT COLLEY(b)
KENNY WOLLESEN(ds&perc)
発売日:2016年6月23日






以前よりぐっと、新譜購入のペースが落ちてしまいました。。世俗の波に揉みくちゃになってます。。デビュー当時から注目していたJULIAN LAGEですが、前作のDuoを聴いてあまりピンと来なくて、今回のはどうかと思いつつ、入手。SCOTT COLLEYの参加も興味あり。
やはり、コンテンポラリーな作風なのですが、彼の中には古き良きアメリカ象が強烈にインプットされていると感じます。レイジに限らず、アルバムにはコンセプトを込める事がほとんどかと思いますが、正直カントリー調の楽想にまったく肌馴染みがなく、ピンときません。デビュー作は面白いアルバムを作るギタリストだと思っていましたが、毎回、あの風味を感じると.................. 

テクニカルな面や各トラックでのアレンジの妙味はアイデアがあります。

▼レーベル・レビュー抜粋
レイジ曰く、作品づくりには、毎回コンセプトのようなものを打ち出したいのだとか。そして、今回は、テレキャスへの愛を込めたとのこと。その心は、60 年の歴史を経て、いつの時も“現在”“今”という時を感じさせる楽器に魅力を感じているとのこと。また、本作では、オリジナルを中心とした今までとは変わって、20 世紀の初頭から半ば、バップ以前の音楽を自分なりに表現したかったとのこと。実際レイジは、ブルックリン拠点のギタリスト/バンジョー奏者、音楽学者であるMatt Muni sti ri 氏に頼み、1920年代のメランコリックな風合いを持った曲の数々を紹介してもらって聴きこんだのだそう。シドニー・ベシェ、ジェック・ティーガーデン、ビックス・バイダーベック・・・そして、それらの楽曲に感銘を受けると共に、メランコリックな感覚がにじむメロディに忘れかけていたものを思いおこされ、自らの感性をとおして、それらの世界観を作品化したくなったのだそうです。


演奏曲
A1. Fortune Teller
A2. Persian Rug
A3. Nocturne
A4. Supera
A5. Stop Go Start
A6. Activate
B1. Presley
B2. Prospero
B3. I'll Be Seeing You
B4. Harlem Blues
B5. Ryland

・・・・あまり聴けてません。。
by kuramae2010 | 2016-10-01 00:05 | jazz | Comments(0)

【再度】 Julian Lage & Mike Moreno - Stanford Jazz Residency Workshop 2012



Julian Lage & Mike Moreno - Stanford Jazz Residency Workshop 2012

ナイスな2ショット&サウンド!

操作ミスで削除ってしまったので再度
by kuramae2010 | 2012-10-20 00:26 | jazz | Comments(3)

Taylor Eigsti / Let it Come to You / Concord Jazz

d0157552_145613.jpgTaylor Eigsti / Let it Come to You / Concord Jazz
Taylor Eigsti (p)
Harish Raghavan (b)
Aaron McLendon (ds)
Joshua Redman (ts)
Julian Lage (g)
Eric Harland (ds)
Rueben Rogers (b)


Edmar Castaneda (Colombian harp)
Dayna Stephens (ts)
Ben Wendel (ts)
Evan Francis (fl)

リリース:2008.05.8



テイラー・アイグスティのリーダー盤。超豪華なメンツな誘われました。
年末あたりに仕入れて1,2回聴いた時は線が細い印象。なんとも聴きドコロを失くしてしまい仕舞った記憶。



インプレッション
1曲目コール・ポーターの「I Love You」、疾走感、透明感あるピアノ。ソツのないまとまりあるトリオ。フェードアウト。。続く「Timeline」はマイケル・ブレッカー遺作。ジョシュア・レッドマンは存在感ありすぎ。エリック・ハーランドのドラムは立ち上がり、音離れが速い。3曲目「Not Ready Yet」線が細いピアノ。

繊細な響き、ジュリアン・レイジの寄り添う「Caravan 」スタンダードですが、、、アレンジの妙味。ジュリアン・レイジのリバーブとエフェクトがかかったギターが前面に出てますが、微妙。5分以降のルーベン・ロジャースのソリッドに駆け上がっていくベースとテイラー・アイグスティのミラクルなピアノは圧巻。次曲はジュリアン・レイジとのデュオ 「Portrait in Black and White 」。録音当時この2人は20才ぐらい?テイラー・アイグスティはクラシック・ピアノをかなりやってたのかなと想像。

ウェイン・ショーターの「Deluge」 はじめの数小節のピアノ、、張り詰めたテンション。ハード・バップなスタイルでいきますが、後半途中の左手と右手の使い方はあまり聴いたことがなく、新鮮。続く「Fever」 コロンビア・ハープを弾く、エドマール・カスタネダとのデュオ。高域にエネルギーが寄ってる気がしますが、ピアノの解像度が高いので、指から鍵盤、弦を叩く音が斬り立ったてきます。ここまでアレンジのバリエーションが楽しい。
テイラー・アイグスティのオリジナル曲「Let It Come to You」。情感たっぷりなトリオ。エリック・ハーランドのブラシは特長があるなぁ。ルーベン・ロジャースのベースもいい歌いっぷり、、フェードアウト。



「Part I: Fallback Plan Suite」からパート3までオリジナル。サックスは先日新譜を聴いたダイナ・スティーブンス(ステフェンズ)、最近聴いているベン・ウェンデルが登場します。エリック・ハーランドの自由でタイトなプッシュ。このアルバムはここからが今的に演りたいことなのかもしれません。。緩いビートとタイム感がズレたようなアンビエント感漂うパート2。2000年以降でしかないコンポジションだと思います。たぶん。パート3のリズムの立ち上がり方、めっちゃクール!!ハーモニーの造りとリズムのカンレン性なんかは楽理がわかるともっと深く面白そうです。



収録曲
1.I Love You (Cole Porter)
2.Timeline (Michael Brecker , Pat Metheny)
3.Not Ready Yet(Jon Brion-Mark Everett)
4.Caravan (Juan Tizol-Duke Ellington)
5.Portrait in Black and White (Antonio Carlos Jobim-Chico Buarque)
6.Deluge (Wayne Shorter)
7.Fever (Eddie Cooley-John Davenport)
8.Let It Come to You(Taylor Eigsti)
9.Less Free Will (Part I: Fallback Plan Suite)(Taylor Eigsti)
10.Not Lost Yet (Part II: Fallback Plan Suite)(Taylor Eigsti)
11.Brick Steps (Part III: Fallback Plan Suite)(Taylor Eigsti)
12.I Got It Bad and That Ain't Good (Ronnie Matthews) ※国内盤




youtube
Taylor Eigsti Trio- Speaking Song

Taylor Eigsti - piano
Harish Raghavan - bass
Kendrick Scott - drums

2010
by kuramae2010 | 2012-04-11 00:57 | jazz | Comments(0)

Dayna Stephens / Today Is Tomorrow / Criss Cross

d0157552_2235216.jpgDayna Stephens / Today Is Tomorrow / Criss Cross

Dayna Stephens (ts)    Michael Rodriguez (tp / Flh) 2,6  
Julian Lage (g) 4,6,7     Raffi Garabedian (ts) 3
Aaron Parks (p)
Kiyoshi Kitagawa (b)
Donald Edwards (ds)

リリース:2012.02.20


1月頃から予約し、約1ヶ月遅れで届いた、ダイナ・スティーブンス(ステフェンズ)の初クリスクロス盤。リーダー盤ははじめてです。3曲にジュリアン・レイジ、アーロン・パークスがフル参加という期待度大なメンツ。ベースは北川潔が参加。

ダイナ・スティーブンスは木肌な感じのテナーで丸っこく厚い、高域が印象的。ハーモニーやユニゾンへのコダワリがすごくあるように感じます。ジャケ写のイメージではゴリゴリきそうですが、この盤ではかなりきっちりとコントロールされた音。厚い音だけど熱さはあまりない感じ。。




ファースト・インプレッション

1曲目「Skylark」スタンダード。聴きやすいストレートでシンプルな演奏・アレンジでスタート。2曲目「Kwooked Stweet」 たぶん、得意なユニゾンとコルトレーンライクなプレイ。。

「Radio-Active」のっけからアーロン・パークスがマッチした、ダイナ・スティーブンスのオリジナル曲。このトラックではテナー2管編成となり厚みある綾。アーロン・パークスらしいソロが聴きどころ。
4曲目「De Pois Do Amor, O Vazio」 ウェイン・ショーターのアルバム「Odyssey Of Iska 」に収録されていたバラード。聴きどころはソロ入りのジュリアン・レイジの澄んだ音色!アーロン・パークスとのバッキングは一瞬トリオ(クァルテット)盤が聴きたくなる始末w
5曲目の「Loosy Goosy」4ビートで前ノリなサックスソロ、アーロン・パークスも同じく前ノリなソロを展開。北川潔ウォーキングベースはドライブ感満点。パーカーの時代とかそんな感覚かな。。


前半5曲は多彩なコンポジションとメンツの良さを引き出すバランス。


6曲目ジョー・ヘンダーソンの「Black Narcissus」 冒頭ジュリアン・レイジから、たぶんフリューゲルホーンで演奏するマイケル·ロドリゲスとダイナ・スティーブンスのハーモニーの温度感ある厚み。ジュリアン・レイジのさりげないバッキングは繊細。フロントソロ時のアーロン・パークスのコンピングもいい仕事。ダイナ・スティーブンスのソロ終わりからのジュリアン・レイジ。ソロでは彼独特なバネのあるフレージングも垣間見えます。この演奏後半のアーロン・パークス、ドナルド・エドワーズの即興はカッコいい。

7曲目「Haden's Largo」 ジュリアン・レイジが冒頭から叙情的な世界観をつくり上げていくバラード。アーロン・パークスの優雅な音は自信たっぷり。ダイナ・スティーブンスのテナーは高域の音色が繊細で美しい。
8曲目の「Hard-Boiled Wonderland 」はアーロン・パークスのオリジナル。「ハード・ボイルド ワンダーランド」これって、村上春樹ですね。わりとバリバリ行くテナーに柔らかな音を合わせるアーロン・パークス。ハードボイルドなドライブ感は北川潔。ベースソロもソリッドでハスキーなサウンド。
ラスト曲「Cartoon Element」は軽快なアーロン・パークスのオリジナルで在りし日のポール・ブレイ グループを彷彿とさせる感じです。ライナーにはオーネット・コールマンの旋律のモジュール化云々とあるようですが、リズムが疾走していく感じやテンポ変化、ドナルド・エドワードのシンバルワークなどは60年代後半のサウンドを彷彿させます。熱さやヤバそう感はないw


ジュリアン・レイジの音って、以外と存在感あるなあ、と感じました。
全体的、何かこじんまりとソツなく纏まった感があります。




演奏曲
1.Skylark (Hoagy Carmichael)
2.Kwooked Stweet (Dayna Stephens)
3.Radio-Active Earworm (Dayna Stephens)
4.De Pois Do Amor, O Vazio (R.C. Thomas)
5.Loosy Goosy (Dayna Stephens)
6.Black Narcissus (Joe Henderson)
7.Haden's Largo (Dayna Stephens)
8.Hard-Boiled Wonderland (Aaron Parks)
9.The Elite (Dayna Stephens)
10.Cartoon Element (Aaron Parks)
by kuramae2010 | 2012-03-14 22:58 | jazz | Comments(2)

Ambrose Akinmusire,Logan Richardson, John Escreet

NPR-WBGO
Ambrose Akinmusire Quintet

このパーソネルです!
Ambrose Akinmusier, trumpet
Logan Richardson, saxophone
John Escreet, piano
Harish Raghavan, bass
Justin Brown, drums.
The Los Angeles Times calls Ambrose someone to watch in 2011.

今年Bluenoteから『When the Heart Emerges Glistening』新譜をだした、アンブローズ・アーキンムシーレ(tp)の音源。このセットではサックスのローガン・リチャードソンとジョン・エスクリートの参加。彼らの演奏は24分以降~から。8月に入ってローガン・リチャードソンの『ethos』を聴きそのしなやかな音色やテクニックに聴きほれてましたが、このメンツでの音源はかなり貴重だと思います。前半、内向きですが終始高いテンションを維持。ナレーションがすげえ邪魔・・ スタンダードも演ってます。

※プレーヤーの前半はCarmen Staafのトリオまったくちがうトリオとのカップリング・・・

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Ambrose Akinmusire won the Thelonious Monk International Trumpet Competition and the Carmine Caruso International Solo Trumpet Competition in the same year. Then he brought his quintet to the KC Jazz Club. Three-fifths of the personnel is the same on the new album, which DownBeat gives four stars with these strong words: "Clearly, something special and personal is at work here, a vision of jazz that is bigger than camps, broader and more intellectually restless than blowing sessions."

Akinmusire dedicates the opening song of his set to his grandmother, Ruby. It's her story, her grandson's dedication and a goodbye. "Henya" is on our set and the new album; it means "mirror" in Farsi. The simple melody is a palindrome. The trumpeter closes with a personal reading of a long-lived ballad. The Los Angeles Times calls Ambrose someone to watch in 2011.

"I have met Ambrose and have heard him live," Carmen Staaf says. "He plays with focused intelligence, intensity and beauty. I would love to make music with him sometime."

Ambrose Akinmusire Quintet: Ambrose Akinmusire, trumpet; Logan Richardson, saxophone; John Escreet, piano; Harish Raghavan, bass; Justin Brown, drums.





ちなみにNPR-WBGOでは
Marcus Strickland Quartet + Eric Harland's Voyager: Live From 92Y Tribecaも。
Eric Harlandグループには、ジュリアン・レイジが参加。マーカス・ストリックランドは1週間ほど前の音源です。

Marcus Strickland Quartet
Marcus Strickland, saxophones
David Bryant, piano
Ben Williams, bass
E.J. Strickland, drums


Eric Harland and Voyager
Eric Harland, drums
Walter Smith III, tenor saxophone
Julian Lage, guitar
Taylor Eigsti, piano
Harish Raghavan, bass


仕事中なので、PC-ヘッドフォンで視聴中。。。
先のことは不透明だけど、いい時代です。
ジャズリスナーにとっては、気になる音源かなw
by kuramae2010 | 2011-08-14 15:54 | jazz | Comments(0)

Gary Burton /Common Ground , Antonio Sanchez /Live in N.Y at Jazz Std , Antonio Farao /Thorn

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ウッドホーンが縁で、金曜の夜、ウチにオーディオ評論家やメーカー開発者よりもたぶんたくさんのオーディオ機器やシステムを長年聴いているマスコミの方がいらっしゃいました。その方とは偶然にも、マイルスが生きていたLive under the skyのライブ会場でニアミスしていた可能性があるっぽいです。僕はガキだったので一般ですが、その方はステージのすぐ真近で仕事をされていたようです。羨ましいー!

ウチの音と言えば、よく言われる「音量、、、小さくない?」。。。やっぱり言われましたっ。これまで遊びに来たミュージシャンやアンプ製作されている方、作曲家の友人にも同じこと言われましたですね。

なので今日から大きくしました!5dBほど。

随分前、普通のマンションでマーチンローガンを爆音で鳴らしているときに階下から苦情が2,3回来ました。静電型で、、、よくよく考えると相当な爆音だったんだろうな。。。 もし苦情が来ることでもあればSmall Liveならず、Small Soundでも追求しよう。聴いていて内心『オト、大きくないか?』と自問自答しつつ聴くのですが、気持ちいい反面、煩くないかなと思いつつ(下・横の会社は休みなんですね)、5dB音を大きくしてSP間隔を狭くすることで密度をぐっと厚くして聴いたゲイリー・バートンの新譜。





Gary Burton / Common Ground / Mack Avenue

ゲイリー・バートン翁の新譜ですが、注目して聴いてしまったのはジュリアン・レイジ。
「Gladwell」の完成度からもマエストロ達のユニットでの演奏は気になるところでした。
ジュリアン提供の楽曲もありますが「Gladwell」で提示した曲の延長線上にある雰囲気と演奏と感じました。
アルバムタイトルになっている「Common Ground」 はアントニオ・サンチェス(ds)の作品。ジュリアンとゲイリー・バートンのテーマがかっこいいハモリ。
このユニットの要でもあるドラムのアントニオ・サンチェス。旧譜「Live in New York at Jazz Standard 」を先々月頃に買い聴き込んでいました。

「My Funny Valentine」のはじまりのギターはどうやって弾いているんでしょうか。。エコーがたっぷりあるのか一人ユニゾンなんでしょうか。
正攻法でテーマを弾く音色も堂々としています。どの演奏も聴き飽きない練られたアイデアがあります。
9曲目「Banksy」変拍子、可変するリズム多重で走るベースとギターはアヴィシャイ・コーエン(b)とシャイ・マエストロ(p)のデュオの演奏を
垣間見た気がしますが、その後アコギで切なくも激しく歌い上げていく展開は見事。
ラストの演奏はキース・ジャレットの初期作品(たぶんw)というのが興味深い。

このアルバムを通じて思うのはゲイリー・バートンはジュリアンにかなりぞっこんです。


d0157552_1573343.jpgGary Burton / Common Ground / Mack Avenue
Gary Burton(vib)
Julian Lage(g)
Scott Colley(b)
Antonio Sanchez(ds)
2011・6






Antonio Sanchez / Live in New York at Jazz Standard / Cam Jazz

Live in New York at Jazz Standardは、全編アゲアゲなテンションのLiveを収めたメキシコ出身のドラマー、アントニオ・サンチェスの2枚組アルバム。
アントニオ・サンチェスは14,5才のときにプロとしてプレイを始め、メキシコ国立音楽院でピアノや作曲を学んだそうです。その後バークリー、ニュー・イングランド音楽院でスカラーシップを得てNYプロ活動を開始した理論とプレイの巧さが光るドラマーとのこと。

パット・メセニーのファンならお馴染みです。このアルバムはピアノやギターレスで2ホーンの変則的なユニットのLive盤です。全編濃厚なハードボイルドなクールな演奏。デスクトップオーディオで聴きこみました。

d0157552_1583811.jpgAntonio Sanchez / Live in New York at Jazz Standard / Cam Jazz
Antonio Sanchez(Ds)
Scott Colley(B)
Miguel Zenon(As)
David Sanchez(Ts)

2008.10




Antonio Farao / Thorn / ENJA
イタリアの【皇帝】アントニオ・ファラオの1996初リーダー作とエンヤでの2000年リーダ作です。
どちらも完成度が高い演奏。好きか嫌いでいうと「中」ですが、なぜか聴きたくなります。とくにジャック・ディジョネットとの演奏でシャンシャンうるせーよっつうぐらい煽ってくる[Thorn]。
そんな中の2曲目「Time Back 」ぐっとくる渋い名演です。

Antonio Farao / Thorn 
Antonio Farao (p)
Chris Potter (ts, ss)
Drew Gress (b)
Jack DeJohnette (ds)
2000.



6月は新譜、旧譜が三十越えてしまっていたので、何れ面白いアルバムは紹介します。
by kuramae2010 | 2011-07-10 01:54 | jazz | Comments(0)

6月CD Ⅰ

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John Escreet / CONSEQUENCES / POSI-TONE
ジョン・エスクリート(p)の「CONSEQUENCES」たぶんこれが初リーダー作だと思います。デヴィッド・ビニー(as)とのフリーフォーム。
なんというか、所々「懐かしい煩いJAZZ」で力がこもりまくった1枚。とんがったピアノはデビュー当時からでした。デヴィッド・ビニーは乱高下する浮遊感あるモーダル系な音で、其処彼処に今に通じるフレーズがあります。ジョン・エスクリートは1984年ロンドン生まれでNYが活動の本拠地ですが詳細はよくわかりません。「Somewhere Between Dreaming and Sleeping 」はジョン・エスクリートのオリジナル曲でデヴィッド・ビニーの熱の入ったソロが聴けます。近年のジョン・エスクリート・プロジェクトなどでの演奏に近いものがあるかもしれません。アンドリュー・ヒルの曲を演奏していることは興味深いものがあります。私的には最近のCD化されていないクラブでの演奏やサイドに回った方が聴きやすいと感じます。


d0157552_2153492.jpgJohn Escreet / CONSEQUENCES / POSI-TONE
John Escreet(p, rhodes)
David Binney(as, electronics)
Ambrose Akinmusire(tp)
Matt Brewer(b)
Tyshawn Sorey(ds)









2020,30年代の名盤をのこすかもしれない若きギタリスト

d0157552_21253586.jpg若干23歳のジュリアン・レイジ(g)の2作の新譜「 Gladwell 」。パット・メセニーやラルフ・タウナーを見出したゲイリー・バートンが、天才ギタリストと太鼓判で自身のアルバムにもメインで起用しています。このアルバムはコンテンポラリーなジャズ、プラスなにか。ジュリアン・レイジ曰く『空想の街をイメージしたコラージュ』作品だそうです。多彩な曲想、古きよきアメリカの景色やシーンが浮かぶような雰囲気。

アコースティックギターのフレーズのひとつひとつのセンスはとても23歳の若者とは思えないテクニックで"味"もあります。オリジナリティある音はいずれ2020、30年代を代表するギターアルバムを残すような気がします。。

Gladwellはかつてのアメリカの原点、スピリチュアル・フォークロアとでもいうか土着的なものへの回帰も思いおこすような仕上がりで空想の街か、理想のコミュニティか、米国の原点かはわかりませんが、現代から過去へと逆行していくような展開があるような面白いコンセプトのアルバムです。
2011年のアカデミー賞ジャズ・インストにノミネート

一緒に購入した、インド系のヴィジェイ・アイヤー(p)も後日記録したいと思いますが、ルーツに根ざした作品づくりとなってます。









d0157552_2154287.jpgJulian Lage / Gladwell / Emarcy
Julian Lage(g)
Dan Blake(ts, melodica)
Aristides Rivas(cello)
Jorge Roeder(b)
Tupac Mantilla(ds, per)

2011年04月29日
by kuramae2010 | 2011-06-03 21:52 | jazz | Comments(0)