うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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John Patitucci / Line by Line / Concord Records

d0157552_1854356.jpgJohn Patitucci / Line by Line / Concord Records
Adam Rogers (g)
John Patitucci (b, 6-string,eb)
Brian Blade(ds)
Chris Potter(ts)
Richard Wood(vln)
Elizabeth Lim-Dutton(vln), Lawrence Dutton(vla)
Sachi Patitucci(clo), Jeremy MacCoy(b)






John Patitucciの2006年盤。ずいぶん昔にライヴへ行った記憶。
当時、あまりの凄さにぶっ飛びました。

先日ちゃんと聴いてない盤を分けるためCD棚を整理したところ.....
約4年で1,100枚程増加。。。久しぶりに見つかった『Line by Line』^^/

「Line by Line」を入手したのは3年ほど前で、当初はその変貌ぶりに放置してたのですが、
ある時期から「The Root」にはまりヘビロテ盤になってたのですが、紛失。。
弦楽四重奏が入ったトラックもちょっとエキゾチックで6-stringベースとのアンサンブルはゾクッとする演奏。

入手したのはAdam RogersやBrian Bladeの参加が決め手だったと思います。
ヘビロテになった最初はヨコシマですが「音」が良かったッ。深い時間帯に聴くとちょうどよくて、
夜な夜な聴き浸りする盤にはもってこいのテンション。
ですが、7,8曲目でだんだん眠くなる魔法でもあるのか全曲通しで聴くのは久しぶり。
良い曲と職人のような演奏でクオリティ感漂う盤。



演奏曲
1. The Root
2. Agitato
3. Circular
4. Folkore
5. Dry September
6. Nana
7. Theme And Variations For 6-String Bass And Strings
8. Line By Line
9. Evidence
10. Jesus Is On The Mainline
11. Incarnation
12. Soaring
13. Tone Poem
14. Up With The Lark
by kuramae2010 | 2015-03-29 18:57 | jazz | Comments(0)

Edward Simon / Unicity / Cam Jazz

d0157552_1321159.jpgEdward Simon / Unicity / Cam Jazz
Edward Simon (p)
John Patitucci (b,el-b)
Brian Blade (ds)

録音:2006.2.26.27





「Unicity」はたしか2011年の3月か4月ぐらいに入手した盤。昨年この盤と同一メンバーで、Live盤をリリースしたEdward Simonの2006年旧譜。今年も精力的に「Venezuelan Suite」などEnsemble Venezuelaで、またちがう表現をしています。


d0157552_1334716.jpg




「Unicity」
滋味な盤なのですが、Edward Simon自身が表現する物語にBrian BladeやJohn Patitucciが応える、なんとも言えないシナジーを帯びた演奏。バップから欧州っぽいピアノトリオ系やクラシック、直球ではなく微かにアフロ-ヒスパニックなリズムをブレンドしてます。さらにリズムもメロディもリフ、オスティナートを多様したコンポジションで、絶妙なスペースから生まれる鳴り口から三人で紡ぎ出す「情景」がじわじわと滲入してくるかのような"作品"と言えます。


John Patitucciのアルコではじまる「Abiding Unicity」から、David Binney作曲「Gevriasolas」は本作の肝なんじゃないかと思います。
特に「Gevriasolas」はベスト!スローですが、ある意味エッジを感じる演奏。Edward Simonの引いた立ち位置が”間”.........自由なスペースを生み出すので、細い糸の線上で先を探る三位バランス的な演奏?平衡な協調感が生まれつつも流動的にフローする演奏が展開。Brian Bladeのブラシのブラシ一本一本まで神経が通ったかのような繊細さやシンバルワークの抑揚、アクセントになるアタックもさることながら、その音の粒子の広がりや、一粒の重さを潰さない様に纏め上げたエンジニアのJames Faberもすごい。


「The Midst of Chaos」エドワード・サイモンの代表曲の一つともいえる曲?ソロ回しあったりのオーソドックスなハードバップ。タムとフロアタムかな?が左右へ無理くり振られたりするのが突拍子感ありますが。。
「Pathless Path」の出だしはどっかで聴いたことがある雰囲気が濃厚。Edward Simonのスペースを残すタッチやベースラインの重めなドライブ感、ここでもBrian Bladeのシンバルが絶品。2'47"~と4'12"~から、キースの影響がかなり強いのかなと感じます。
「Evolution」エキゾチックな響きのジョン・パティトゥッチのエレべ(6弦?)。途中でテンポが変化していくアレンジですが、これまたダークな色合。


9トラック目の実質ラストだと思われる「Eastern」。
シンプルでゆったりするグルーヴはかなり独特で微妙にツボ。入手した3年前の今頃聴き、いつかこう光りがさしてくるんだろうなあ、と思いつつリピートした記憶があります。現実はどんどんフローしていきますが、今でも記憶は褪せていかない春のしじま...........




演奏曲
1. Invocation
2. The Messanger
3. Abiding Unicity
4. Gevriasolas
5. The Midst of Chaos
6. Prelude N.9
7. Pathless Path
8. Evolution
9. Eastern
10. Abiding Unicity





エンジニアのJames Faberが手懸けた盤
メルドー、レッドマン、ロバーノ以外では
Michael Brecker 「Nearness of You: The Ballad Book」
Kurt Rosenwinkel 「Deep Song」 「Star of Jupiter」
Jason Lindner 「Premonition」
Scott Colley 「Architect of the Silent Moment」
Sam Yahel 「From Sun to Sun」
Taylor Eigsti 「Daylight at Midnight」

などなどです。
by kuramae2010 | 2014-04-03 00:31 | jazz | Comments(0)

Sight / Adam Rogers / Criss Cross

d0157552_030401.jpgSight / Adam Rogers / Criss Cross

Adam Rogers (g,p:M1)
John Patitucci (b)
Clarence Penn (ds)

リリース:2009.06



アダム・ロジャースはコルトレーン、パーカーが好きなんだそうです。
乱暴な見方をすると、現在、活躍するジャズマンがリスペクトするレジェンドはかなり共通している感があり、
僕らは50年程の時空をリンクさせて聴くこともできます。

50年前の演奏に新たな感動が生まれます。




アダム・ロジャースの2008年12月録音の旧譜。気がつくとアダム・ロジャースのCriss Cross盤は全て仕入れてました。本盤はオリジナルとスタンダードに取り組んだアルバム。スタンダードの演奏が深い。

ベースはジョン・パティトゥッチ、ドラムはクラレンス・ペンとのトリオ。アダム・ロージャースのリーダー作ではスコット・コリーとの演奏が多く、ジョン・パティトゥッチが参加した盤は初めてじゃないかと思います。

ジョン・パティトゥッチ自身のリーダー作は、好き嫌いは別として、いつもアイデア&体力?を総動員して念入りに1枚の作品を創り上げる人。この2人、故マイケル・ブレッカーグループで共演してます。2007年コンセプトワークががっつり入ったアルバム「John Patitucci / Line by Line / Concord 」ではアダム・ロージャースが参加してます。かなりの愛聴盤。



ファースト・インプレッション

1曲目「Sight」:オリジナル・コンポジションでピアノも披露。アダム・ロジャースのサウンドは、速いのに「クレバーな安定感」と「完璧なタイム感」。この曲、4分前後あたりのソロ!ライブだと20分ぐらいの演奏になりそうですが、、トランスすると思われます。
そして、クラレンス・ペンのドラム!

2曲目「I Hear A Rhapsody」:どスタンダード。テーマから派生するコードを徹底的に分解した上で、紡いでいくフレージングがクリエイティブ。ぶち壊す分解でなく、原曲の良さを新たな方法で引き出す試み。と、テンポの変化。
ジョン・パティトゥッチは引き締まった音でかなりの弦高、指力じゃないかと。

4曲目の「yesterdays」:クラレンス・ペンのドラミングがアグレッシブで、しかも多種多彩なアプローチ。。
テンポの緩急。アダム・ロジャースの湧き踊るフレーズが凄すぎ。。

8曲目「The Moontrane」:ジョン・パティトゥッチの重い刻みの上で奔るアダム・ロジャースの太い音、アドリブのアイデアが抜群。

9曲目「Beautiful Love」原曲を大きく崩さずにいくアコースティック・ギターがよく歌うこと。ナイロン弦なんですかね。。



クラレンス・ペンとの緊密感はちょっとやそっとで生まれない感じです。
あ・うんの呼吸みたいな、もしくはまるで、、、。



収録曲
1.Sight(オリジナル)
2.I Hear A Rhapsody
3.Kaleidoscope (オリジナル)
4.Yesterdays
5.Memory's Translucence
6.Let's Cool One
7.Hourglass(オリジナル)
8.The Moontrane
9.Beautiful Love
10.Dexterity


youtube
Adam Rogers Quartet at The Baked Potato "Impressions" 2011


ADAM ROGERS and PEDRO SIMAO - Fotografia 

凄まじい違い。。





先週、鋭い耳を持った方に1コのユニットの配線違いを数秒で指摘されました。「臨場感」ってこれかい!!独特のライブ感・・・って、微妙に定位が曖昧なわけです。楽しいと感じたりしたことはナニ??

・・・でも、「Hot」の色は合ってるので、JBL工場からの出荷当時からやと思われます。
オーディオ的スキル、経験値がめちゃ低いので平気で誤爆してしまいますが、なんとなく安定期っぽいので倉庫と化している自室で惰眠を強いられてるスピーカーとかユニットをオクに出しました。

本来の音までイカずに、知らずに、さよならする事に莫した感が過ぎります。
by kuramae2010 | 2012-01-25 00:52 | jazz | Comments(0)

Tim Ries と スピーカー

d0157552_223440.jpgTIM RIES QUINTET / UNIVERSAL SPIRITS / Criss Cross

Tim Ries(ts,ss)
Scott Wendholt(tp)
Ben Monder(g)
Scott Colley(b)
Billy Drummond(ds)


録音:1997.10



d0157552_223698.jpgTIM RIES / ALTERNATE SIDE / Criss cross

Tim Ries(ts,ss)
Greg Gisbert(tp,flh)
Michael Davis(tb)
Ben Monder(g)
Stacey James(harp)
Larry Goldings(p,org)
John Patitucci(b)
Billy Drummond(ds)


録音: 2000.06



ティム・リースのCriss crossでの旧譜。実はこの2枚、かなり相当に魅力的なメンバーで固められいるアルバム。ギターはベン・モンダー。ベースではスコット・コリーとジョン・パティトゥッチ、ドラムはビリー・ドラモンドです。一時期のクリスク・クロスの主要メンバーによるハードボイルドな漢っぽいアルバム。

ティム・リースはローリング・ストーンズのツアーメンバーとして1999年参加していたらしいです。「ALTERNATE SIDE」に収録の「MOONLIGHT MILE」はミックジャガー、キースリチャーズ作。


UNIVERSAL SPIRITS
97年発売のアルバム1曲目「Indeed」このハードバップ曲のギターソロ、バッキングを聴いてベン・モンダーに注目しはじめました。3曲目「Free Three」のベン・モンダーのソロは、浮遊系なフレーズもいかしつつ、トランペット、サックスのフロントが熱くイカずにハーモニーを緻密に重ねていく感じは逆テンション状態。4曲目「Guardian Angel」、曲がいいです。ここでもベン・モンダーのバッキングがかなり目だってます。ソロ終わりのテンション高めの高低感は絶妙なトーン。ビリー・ドラモンド、スコット・コリーもスピード感ある4ビート。4曲目までがティム・リースのオリジナル。5曲目がレナード・バーンスタイン作「Some Other Time」!ソプラノにチェンジ。太めな木管の質感と温度感とテンポがこれまでとガラッと変わり、バラードを歌い上げるアレンジ。6曲目はバッハ「Sonata Nr. 2 Siciliano」。5,6曲目の素材は前半からのギャップがある感じ。。

ALTERNATE SIDE
「COPAKE」抑制されたミステリアス感あるソプラノ、内省的なベース。
「HART'S BEAT」色彩感豊かでハープ、リースのサックス、ベン・モンダーのギターが今っぽい仄暗くも美しいハーモニーが印象的。「ALTERNATE BLUES」ジョン・パティトゥッチがアグレッシブに飛ばし、ソプラノ、ギターの熟練したソロ回しで展開するオーソドックスなバップチューン。「MOONLIGHT MILE」アメリカの古き良き時代~を思わせるアレンジのストーンズ曲。

現代ジャズ職人の仕事。




CrissCrossの職人技や現在のフリー、60年代のビシバシくるソースにハマるRH-3&ガウス&TAD。
アンプの足元に鉄アングルとQRDフラッターフリー板材。ベースに「もどき」な拡散&吸音したセットにしました。

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by kuramae2010 | 2011-10-31 01:33 | jazz | Comments(0)