うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Mike Moreno Quartet

Mike Moreno Quartet

目茶いいメンツ!!
John Escreet にFrederico Heliodoro、Frederico Heliodoro!ながく続けて欲しいし、アルバム出してほしい!!

Mike Moreno Quartet Live in Jazz B
Mike Moreno - Guitar
John Escreet - Piano
Frederico Heliodoro - Acoustic Bass
Felipe Continentino - Drums



2011年頃のSTORYのメンバー達も参加して欲しいユニット!
過去、一押しメンバーです♪ The Mariner / The Last もシビれる演奏。



by kuramae2010 | 2016-12-03 23:26 | jazz | Comments(0)

John Escreet / Sabotage & Celebration / Whirlwind Recordings

d0157552_0262831.jpgJohn Escreet / Sabotage & Celebration / Whirlwind Recordings
John Escreet (piano,rhodes)
David Binney (as,ss)
Chris Potter (ts)
Matt Brewer (b)
Jim Black (ds)



Adam Rogers (g) tracks 5,7
Louis Cole and Genevieve Artadi, Nina Geiger (Vocals) track 7


String Section
Fung Chern Hwei(vn)
Annette Homann(vn)
Hannah Levinson(vl)
Mariel Roberts(cl)
Garth Stevenson (b)

Brass section
Shane Endsley (tp)
Josh Roseman (tb)
リリース:2013.12







John Escreetの2013年12月リリースの盤です。リーダー盤では「Exception To The Rule」以降、初かもしれません。最近知って入手したところ。
手持ちにこれまでリーダー盤含めてたぶん10枚ほどありますが、とんでもないセンスとリーダー盤では苦悩が滲む?29歳のブルックリン在住の英国人ピアニスト。僕自身これまで聴いて好きなアルバムは初期のものが多く、最近のはあんまり聴かない。でも、"気になる"人です。


アルバムタイトル曲の「Sabotage and Celebration」は前半と後半でガラッと変わります。前半は、もろフリーで、このパートの面白さがわかんないというか、ドローンとしたストリングスがあって冒頭からいっせいのせで、はじまる即興の意味がわからない2014年春。ただ、この録音・作曲当時、オバマ大統領が当選。さらにハリケーン「サンディ」でニューヨークの都市機能が1週間麻痺して苛々が頂点にあったとか、ないとか。
で、演奏後半は現代ジャズの最前線に位置する感性と言い切ります。このアルバムで一番好きなパート。フリーからコンテンポラリーへ集約してそのままぶっ飛ぶフローがめちゃかっこいい。弾きまくる、押し捲るエスクリートの勢いは表現の生命線で、他ジャンルのナンかをどうこうしてる、みたいな面倒くささがない。Jim Blackをペシペシな薄い音にしたミックスも効いてる。Chris Potterのフレージングもアーシーで攻め上げたプレイも流石。この後半パートはエスクリートの真骨頂とも言える魅力に溢れた演奏。欲を言えば同世代のギタリストやホーン奏者も参加してほしかったところ。


「The Decapitator」も、らしいけどwが、売れること考えてないよなあ、この人。途中で演奏がシフト。どっかに70年代フリーへの共感が強いのかな。。目が覚める左手のアタックがときにうざいw
「Laura Angela」はAdam Rogersが参加する親しみやすいコンポジション。スケールで上下するんでしょうか?? Chris Potterのソロは冴えてるし、フレーズに奇をてらったところがなくいい。ローズの内省感も味わい深い響き。
「Animal Style」はモラン(モンクも)を彷彿とさせる冒頭ピアノ、ソロはギリギリのバランスで、ちょっと崩れていきそうでいながらタッチは強靭。サックス ユニゾンとのコントラストが鮮やか。曲想は途中変わりますが、サックス陣は厚みあるソロを聴かせます。


エスクリートのコンポジションですが、、素人感では1曲の中に要素を詰め込みすぎな感じがしないでもない。ライブとかで1曲あたり2,30分演るんならありなんだと思いますが、ちょっとせわしい。そのせいか、アルバムの統一感も希薄になる要素が多々ある感じもします。
でも前回の「Exception To The Rule」よりもいいかも。エンジニアはMike Marcianoでセンター厚め。・・・次回作はいったんDavid Binneyと離れてアルバム作りをしてもいいんじゃないかとも感じます。ラスト「Beyond Your Wildest Dreams」は途中、曲想が変わってフロント2管、ボイス&ストリングスも加わり、The STORYの進化系じゃないかと思います。


やっぱり、John Escreetはまったく小洒落てなく、不器用で時に空回りしてんのかもしれませんが、変化球やハイブリッド球ではなく、真っ向からいくしかない立ち位置からの『いったるで~』っていうテンションとかスピリッツを感じます。



演奏曲
1. Axis of Hope
2. He Who Dares
3. Sabotage and Celebration
4. The Decapitator
5. Laura Angela
6. Animal Style
7. Beyond Your Wildest Dreams




saxofonista Will Vinson e o pianista John Escreet fazem apresentação única em São Paulo
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ぐぐると最近はウィル・ヴィンソンとも演りはじめたようです。
Sunnysideから5月にJohn Escreet – Sound, Spaces and Structures (verwacht half mei) リリースされるようです。メンツはEvan Parker, Tyshawn Sorey, John Hebert。
by kuramae2010 | 2014-04-23 00:42 | jazz | Comments(0)

Antonio Sanchez / New Life / cam Jazz

d0157552_14515816.jpgAntonio Sanchez / New Life / cam Jazz
Dave Binney (as)
Donny McCaslin (ts)
John Escreet (p, fender rhodes)
Matt Brewer (b)
Antonio Sanchez (ds, vo, and additional key)
Thana Alexa (vo-M3)

リリース:2013.2.26




『 New Life 』 
昨年の夏ぐらいから、何度となくこのメンバーのライヴ音源やスタジオ音源を聴いてきましたが、ようやっとアルバムが到着しました。何度かこのブログで触れましたが、スリル感満点のメンバーなのでアルバムを通した感じがどうか楽しみな一枚。
カラフルで厚めなライナーノーツはパット・メセニー。CDにアルバムステッカーが入ってましたw


アントニオ・サンチェス、リーダー盤の3作目、1曲目に収録されている「 Uprisings and Revolutions 」を昨年聴いた時は、現代のコルトレーンのユニットじゃない?みたいな感覚と、カート・ローゼンウィンケルの「 Deep Song 」ラストの「 The Next Step 」ノリみたいでかっこイイ!!という第一印象でした。単なるオマージュではなくて、コルトレーンの全盛期をメタファに表現する必然性というか、録音時期からArab Springに対する表現という側面もあるんかと思います。特にテナーのドニー・マッキャスリンは熱が入ったブローで伝わるプレイ。しかもサンチェスがいいタイミングでカツーン1発で展開させていくところとか憎い。

2曲目「 Minotauro 」はマット・ブリューアーが刻んでいくミノタウロス(リズム)の歩みが「 Uprisings and Revolutions 」と対照的。

アルバムタイトル曲「 New Life 」は14分長の演奏ですが、曲・構成が流石です。サンチェスのコンポーザーとしての力量、センスが滲み出た1曲。この曲は繊細なメロディとダイナミックな躍動感が共存した曲で、ピアノが終始キーとなり進行する感じで、リリカルにプレイするエスクリートも珍しい。タナ・アレクサの透明感あるヴォイスから、上空を飛ぶようなフロント2管のユニゾン。ドラムやシンバルをワイドに展開し、多重に入ったヴォイスのミキシングもスケール感あります。私的にはヴォイスが入ってチャンネルが増えるとクラッシュシンバル?のジャーンが歪みっぽく鳴るのが惜しい。曲のエピローグではドラムに残響をかけたりと凝ったミキシング。
「Nighttime Story」は大らかでゆったりした演奏。マッキャスリンのテナーも太く唄うし、エスクリートのソロもメロウなサウンドでじっくりと聴かせる、、、自身のリーダー作やブルックリンのアンダーグランンドの音源では聴いたことがないリリカルさ。


1曲目から4曲目まではレコードで言うところの「A面」な雰囲気。
この中で一つの物語があるような構成で作曲家としての才能やコンポーザー的な力量が収められてる感じ。作品的には大きな世界観、スケールを感じさせるものです。

また、メンバー全員の役割、音がちゃんとしてます。サンチェスのリーダー盤では、コード楽器は初の登場だと思います。このメンツではジョン・エスクリートだけが「あれ?」という感じですが、デヴィッド・ビニーの推薦ワク。。聴いていてピアニストがアーロン・ゴールドバーグやエドワード・サイモンだったら、、、若手ならジェラルド・クレイトン、、、とか想像しました。


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5,6曲目はガラッと変わり、ビニーとマッキャスリンが縦横無尽なアンサンブルや即興とか、ジャズっぽさ満点。複雑なリズム変化、サウンドの抑揚・緩急、ファンキーなノリなどキマってます。サンチェスのアグレッシヴさも全面に出た疾走感とか、リズムだけじゃなくてフロントっぽい作用も感じるのが不思議。"A面"では意識しなかったジャズのエンジンみたいな爆発力が体感できる2曲。ドラマーとしての技を披露しつつ、ユニットでジャズるニクい構成です。
ラスト曲ではエスクリートらしいボイシングに余裕で応じるサンチェス。・・・サンチェス曰く、ステージでは意外性満点だそうです。ツアーとかも演っているようなので、エスクリートの次回作にも影響がでることを期待!


さて、作曲、アレンジ、ディレクション、そして現代トップクラスの技を聴かせた、アントニオ・サンチェスがジャズに目覚めるきっかけはマイルス・デイヴィスの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。当時のトニー・ウィリアムスに衝撃を受けてからだそうです。
"新たな人生、新たなフェイズへ"というサンチェス自身へのコンセプト(?)が音楽的にも、ジャズ的にも凝縮された盤。多岐多層に表現されるジャズですが、2013年前半のメインストリームの核となる盤?!





演奏曲(コンポジション:Antonio Sanchez)
1. Uprisings and Revolutions
2. Minotauro
3. New Life
4. Nighttime Story
5. Medusa
6. The Real McDaddy
7. Air
8. Family Ties
by kuramae2010 | 2013-03-03 21:14 | jazz | Comments(0)

Antonio Sanchez upcoming album "New Life"

以前からリリースされないかと、期待していた、
アントニオ・サンチェスの新しいグループの新譜!! New Life 偶然知り、予約しました。


プレ音源



Antonio Sanchez upcoming album "New Life"
Antonio Sanchez / drums
Donny McCaslin / tenor saxophone
David Binney / alto saxophone
John Escreet / piano
Matt Brewer / bass

Special Guest: Thana Alexa / vocals


1. Uprising and Revolutions
2. Minotauro
3. New Life
4. Nighttime Story
5. Medusa
6. The Real McDaddy
7. Air
8. Family Ties

All tracks composed by Antonio Sanchez
Produced by Antonio Sanchez




・・・新年会、なんとか一段落。。
by kuramae2010 | 2013-01-12 01:01 | jazz | Comments(0)

John Escreet / Don't Fight The Inevitable / Mythology Records

d0157552_0505834.jpgJohn Escreet / Don't Fight The Inevitable / Mythology Records

John Escreet(p)
David Binney (as, electronics)
Ambrose Akinmusire (tp)
Matt Brewer (b)
Nasheet Waits (ds)
録音:2010.1,2,3



1曲目から好き嫌いがバキッと別れる現代フリー・コンテンポラリー・ジャズに属する、
「うつむき系ジャケ写」の2枚目、ジョン・エスクリート、2010年のリーダー盤。デヴィッド・ビニー、アンブローズ・アキンムシーレ、マット・ブリュワー、ナシート・ウェイツが参加した、実験的要素も強いすっげえクールなアルバムです。





ファースト・インプレッション

このアルバムでは割と聴ける演奏の「Civilization On Trial」
ジョン・エスクリートのオリジナル曲・・・曲と言うか、目まぐるしく乱高下するサウンド。複雑(怪奇)なハーモニー、シビれまくるフレーズがあったりします。ときに60年代のフリージャズを彷彿としますが、サウンドはこちらのほうが乾いていて鋭利。やっぱ尖がってる。

アルバムタイトル曲「Don't Fight The Inevitable 」は、前・後半で演奏の暴れ具合、サウンドのテンションがガラッと変わる面白いコンポジション。アンブローズ・アキンムシーレのブリリアントに輝くソロとエスクリートの変則的でプリミティブなバッキングの妙。斬れたエスクリートのソロは宇宙へいってる感すらあります。

「Magic Chemical」 しっとりしたエスクリートの美メロではじまる曲。こういう場合の展開はオドロオドロしくなるか曲想が一気に変わるんじゃないかと思われます。アキンムシーレのソロあたりから、エスクリートのバッキングが怪しく奔りだす展開。ビニーとのハーモニー、テンポの緩急。醒めたエクスタシーが加速するエスクリートソロ。まったりまとわるフロント。9分当たりでがっつりスローなビニーソロ登場。パーフェクトなソロで一気にグルーヴしテンション上げてエンド。

自由自在なジャズの拡張性。こういう展開はありです。



「Charlie In The Parker」濃いユニゾンからはじまるビ・バップ?誰かのボイスが入ります(パーカー?)。
サントラっぽい雰囲気。。

「Trouble And Activity」1,2曲目と似た曲ですが、マット・ブリュワーとナシート・ウェイツが刻むリズムの上を奔る、モード感たっぷりなトランペットがクール。この演奏もリズムが激変します。エスクリートのソロ時はまたちがうリズム。エスクリートの早弾とごっついボイシングで次は、と思った瞬間エンド。

「Gone But Not Forgotten」ビニー、エスクリートの共作でデュオ。これまでハードな展開だったので、異様なほどに歌心溢れた演奏。デヴィッド・ビニーのテナー?と思わせるほどあったかな太いトーンが印象的。

ラスト曲の「Avaricious World 」一気に不快なテーマと同じフレーズを執拗に繰り返すピアノ。唐突に入ってくるフロント。不気味なテンションの上がり方、アキンムシーレの絶叫的なハイノートとか意味わかりませんw





やはり2008年のThe Story / The Story的な方向性が好きだなぁ、とあらためて思いました。・・・この辺で僕の感受性が止まってしまってる感もありますw セールスという面も大切かなと。
昨年のクリスクロス盤 Exception To The Rule とかは苦痛な演奏も多々あったし。。




それでもなぜか、ジョン・エスクリートの作品には強烈な引力を感じます。
爆音で聴くとその魅力と不快感は増幅するかもしれないので、リスナーが目を伏せるというか...
・・・ライブで聴くとたぶん全くちがうインパクトを受けそうな予感。



演奏曲
1.Civilization On Trial(Escreet)
2.Don't Fight The Inevitable (Escreet)
3.Soundscape(Binney, Escreet)
4.Magic Chemical (For The Future)(Escreet)
5.Charlie In The Parker(Abrams)
6.Trouble And Activity (Escreet)
7.Gone But Not Forgotten (Binney, Escreet)
8.Avaricious World (Escreet)





関係ないyoutube

エスクリートがリーダーではないですが、こっちのグループの方向性が俄然いい!アントニオ・サンチェスの熱さ!デヴィッド・ビニーの湿度感。本人はどう感じて演奏してるかわかりませんが、まともすぎるエスクリート。この演奏を聴いて、あるアーティストを思い出す方もいると思われますが、このグルーヴ感は普遍。。 <編集されてます>


Antonio Sanchez (ds)
Dave Binney (sax)
John Escreet (p)
Matt Brewer (b)


Jazz in Kiev 2011 (Antonio Sanchez Migration Band)(インタビューあり)
ANTONIO SÁNCHEZ MIGRATION FEAT


John Escreet Trio - Rubin Museum of Art, NYC - 12/2/11, "Collapse"

毎度好きなパターン
Lars Dietrich & The Story spelen Gullin Bursti
by kuramae2010 | 2012-03-21 01:15 | jazz | Comments(0)

The Story / The Story / 自主制作

d0157552_2251448.jpgThe Story / The Story
Lars Dietrich(as)
Samir Zarif(ts)
John Escreet(p)
Zack Lober(b)
Greg Ritchie(ds)
録音:2008.5.12 Brooklyn,NYC




いま、一番好きなグループ、Story。


世界中のジャズの猛者達が集まるブルックリンで私的に一際、煌く存在だと思うユニット。
サウンドが前向きで20代のユニットでは一番イケてると思います。

オランダ、ロンドン、カナダ、アメリカ出身の若者達がニューヨークで武者修行する最中、
ブルックリンのとあるアパートでセッションし、意気投合してできたグループが「STORY」だそうです。
それぞれの『ストーリー』を表現して5人で新しいサウンドをつくるみたいな感じかな。

これまでMP3のDL音源か動画音源しか持ってなく、、足りない感がありましたが、ようやくCD。
インディーズ盤のため、旬を逃すとパッケージ自体がなかなか手に入りません。
グループ自体のサウンドはどんどん変わっているので、
この時期の「The Story / The Story 」を探してました。



今年4月のラース・ディートリッヒのインタビュー(All Abaout Jazz)によると、師事はデイブ・リーブマン~デヴィッド・ビニー。影響はジョンコルトレーン、リチャード・ジェームス。はじめて買ったアルバムはマイルス・デイヴィス「クールの誕生」。

無人島にもっていきたいアルバムは?
Boards of Canada, Geogadi
John Coltrane, At the Half Note
Aphex Twin, Drukqs
Yamashirogumi, AKIRA: Original Soundtrack !!
Shostakovich—All 15 Symphonies.



『The Story / The Story 』は2009年発売のインディーズ盤です。
全曲オリジナル・コンポジション
1曲目 『Misconception of Life and Death / S. Zarif』 新しいサウンド(2008)という感触があります。このグループの特徴でもあるアルトとテナーのユニゾンが丁寧に決まってる。粗いサウンドがない感じ。ジョン・エスクリート、サミール・ザリフ(カナ?)のソロは際立つ。

2 Regen Staat / L. Dietrich
沸騰するサックス、アルト、テナーのハードなハーモニーがクール。エスクリートの核となるフレーズが目白押しの演奏。ハイなテンションで曲の展開、リズム、バッキングも凝ってます。

3 Darkness Before the Dawn / The Story
ベース・フューチャーな小品から4曲目の導入へ

4 One Essential Phrase / The Story
いいバラード曲、グループのオリジナル曲。アルト、テナー、ベース、ピアノがテーマをしっとりと紡いでいく、ブルックリン版マヌ・カッチェ、トーマス・スタンコっぽいコンポジションから、終盤エスクリートのソロを起点にリズムが変わり、フロント2人の濃いユニゾン。フェードアウトが残念。

5 One Two Three / Z. Lober
途中から一瞬、マイルスグループのウエイン・ショーターとトニー・ウィリアムス、ハービー・ハンコックを思い起こすコンポジション?5人のフリー系インプロを経てテーマ、小気味いいドラムソロなど聴きどころ盛りだくさん。

6 Influence / G. Ritchie
・・・

7 Constant Struggle / S. Zarif
サミール・ザリフ(カナ?)のオリジナルは完成度が高く、構成もメンバーの良さを引きだしてる感じです。
アルトのフレイジングがかっこよすぎ。

8 Gullin Bursti / L. Dietrich
曲が抜群にいい!アレンジのセンスも抜群。半年ほど前、youtubeではじめて聴いて只ならぬ気配を感じました。2008年に聴きたかった。






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CBCカナダ ・・・今年の音源(Live録音、、新しい試みや過去曲はアグレッシヴに振れてます。私的には2008、9年ぐらいの感じが好きです。。)

http://www.cbc.ca/radio2/cod/concerts/20110124lober

Recorded: Jan. 24, 2011
Venue: National Arts Centre Fourth Stage, Ottawa, ON


The Story Web
http://www.thestorymusic.com/html/slideshow.php





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ジョン・コルトレーンに多大な影響を受けた、
The Storyリーダーのラース・ディートリッヒ曰く・・・

"音楽は音の集まりじゃなく、思考のコレクション(断片)で、いわば私たちの人生の物語です"

右から2番目の眠そうなのがリーダー。



<追記>
彼らが活動を辞めていたとしたら、とても残念です。
演奏もコンポジションのレベルも抜群なユニットで、聴きやすく斬新。
by kuramae2010 | 2011-11-23 01:35 | jazz | Comments(1)

John Escreet / Exception To The Rule / Criss Cross

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John Escreet / Exception To The Rule / Criss Cross
John Escreet(p,key on 7)
David Binney(as)
Eivind Opsvik(b)
Nasheet Waits(ds)

録音:2011.01.19
Recorded at Systems Two Recording Studios, Brooklyn, N.Y.



月末のクソ忙しい今日、ジョン・エスクリートの新譜をやっと手に入れました。
DUで大量に平置き、、、これ平置きになるような盤なんだろうか。。



メモ帳メモ:ファーストインプレッション
1 Exception To The Rule
幕開き、はじまりのドラみたいなドラムソロ。リズム、イケてる!デヴィッド・ビニーとジョン・エスクリートのタッグ、最高!いいアルバムなんじゃ・・・という予感。ビニーのアルトソロ熱いし厚い。バックでエスクリート暴れ放題、煩いっつうか。ピアノソロ、音楽っぽいw 強い音。速度感。

2 Redeye
どろろ~ん。脳内が夢の中?スペーシー。 

3 Collapse
超スロー。妙な高低感。ダークな行進。聴けない・・5分過ぎからプチカオス。

4 They Can See
出だし、ドっ低音なピアノ。15インチ弾けそう。音のパーツをひっくり返した感じ、、音のパズル。

5 Escape Hatch
刑事アクションモノ?逃げる犯人、逃げ足速い!タイト、スペースなし、ビニー参加で安心感、大人の凄さ。エスクリートらしいバッキング、かなり新鮮。

6 Wide Open Spaces
・・;

7 Electrotherapy (John Escreet / David Binney)
休憩です。。

8 The Water Is Tasting Worse
勘に触る出だし、しつこく繰り返すフレーズ、エスクリートらしさ満点。ビニーソロ!!!
チャラく感じるピアノ、タイトなドラム。5分30秒ぐらいからのピアノは面白い、、と思ったらEND。


9 Restlessness
のっけからスペーシー、オドロオドロしすぎなんですが。苦痛感満点!!


10 Wayne's World
クランツ・・・・ミステリアスな出だし。連打攻撃炸裂、、時速270km/hぐらいのダンス。3分あたりからジャズっぽくなってビニー登場、不思議と安心できる・・・
オッサンな自分でも聴けるルール。ビニーソロ終わり、叙情的なピアノ演奏、お前、誰? みたいな雰囲気ですが、やっぱり壊していきます。粉々に粉砕されてミキサー状態。このトラックはカッコいい!!



・・・Criss crossでのリーダー作。1枚ガッツリ通しで聴くことは、今は無理!


4月発売の前作、ウェイン・クランツ、マーカス・ギルモア参加の
The Age We live in」がすごく聴きやすく感じる、最新パッケージ音源。
ウェイン・クランツというギタリストは、ファンタジスタ!
by kuramae2010 | 2011-10-31 22:45 | jazz | Comments(0)

7月のCDⅡ

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Phil Palombi / RE:PERSON I KNEW - A TRIBUTE to SCOTT LaFARO / Goat Records

7月6日、SCOTT LaFARO夭折後、50年の時が経過しました。
短期間でも遺したサウンドやその後の影響はあまりに大きいものがあります。
その影響力はジャズだけに限らないようです。

この7月に日本で発売されたフィル・パロンビ(b)のラフォロへのオマージュアルバム。
この録音で使っているベースはスコット・ラフォロ自身が使用していたものだそうです。
随所に有名な4部作を偲ばせるベースが鳴ります。
ドラムが、エリオット・ジグモンドとこれまたちょっと泣きが入るメンツです。

アルバムの中で唯一つラフォロ作曲の
「Gloria's Step」 などは真っ直ぐにラフォロのラインをなぞっています。
正面からラフォロに取り組んだフィル・パロンビのまさに RE:PERSON I KNEW - A TRIBUTE to SCOTT LaFAROです 。


d0157552_139871.jpgPHIL PALOMBI / RE:PERSON I KNEW - A TRIBUTE to SCOTT LaFARO
Phil Palombi(b)
Don Friedman(p)
Eliot Zigmund(ds)
Recorded on December 7 & 8, 2010 Goat Records









初のニバッカット?Nybakat! / Happy Land / Mindoors Music
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北欧ジャズ系コーナーにひっそりあったアルバム。普段ならこのイラストやタイトルで買いませんが、
ジャケット裏面にある「set1」と「set2」という演奏スタイルが違うと思わせる雰囲気と合計12曲すべてが
彼らのオリジナルということで、ひっかかてきました。

Nybakat!はスウェーデンのストックホルムを本拠地に活動するユニットで「 Happy Land 」は昨年10月に発売されたアルバム。メンバーはアフリカ音楽や前衛、パンク、北欧民謡などを演奏していた人々みたいです。
出てくる音は北欧系ジャズなんだと思いますが、北欧民謡のジャズというか、ちょっと捉えどころがない不思議な魅力に満ちたNybakat! の演奏。とくにサックスのBorn Dahlbergはバリバリ吹くわけではないですが音色の豊富さ、アイデア、コントロール力ともかなりの実力なんだと思います。

全体を通じて故 篠田昌巳さんのコンポステラとも通じる温かい空気感があります。何が通じているのかわかりませんが、遥か昔の音楽と今を繋ぐような試みがあるように思います。

アルバムの構成「set1」と「set2」のちがいは陰・陽、内と外みたいなことでしょうか。



d0157552_1401335.jpgNybakat! / Happy Land / Mindoors Music
Ira Mogilevsky(p)
Bjorn Dahlberg(sax)
Markus Hangsel(b)
Vlad Nedelin(ds)

2010年10月26日










John Escreet / The Age We Live / MYTHOLOGY d0157552_221871.jpg
1984年生まれのイギリス人コンポーザー、ジョン・エスクリート(p)リーダー3枚目の新譜。これはもろに【John Escreet Sound】です。54分11秒で一つのストーリのようなイメージ。
エスクリートはピアニストというより、ちょっとハードでクールな超若い21世紀のギル・エバンス?かな。

疾走し変わり続けるサウンドコラージュの前に、彼のピアノがどうこうはありません。やはり存在感があるウエイン・クランツのギターやデヴィット・ビニーらしいフレーズも上手くジョン・エスクリートの『住んでる時代』にコラージュされています。アルバムでは初ですが、クランツとはデヴィド・ビニー(as)や自らのJE.P、クラブでのセッションでかなり演っているみたいなので違和感ありません。

New York Timesはセカンドアルバムで「ジャズは次に移動できる場所を考えたようだ」とレビューしたようですが、リリースにあたり今年5月のインタビューでエスクリートはこのアルバムを【音楽的に何者なのか:自分を正確に表している音】と表現しました。
最先端という事じたいに意味があるのかわかりませんが、ある種最先端JAZZのヤンチャ坊主の今が聴けます。

最後のエピローグは続きがあるよというメッセージですね(笑)
サイドメンのコダワリは定番になりつつあります。


d0157552_1523755.jpgJohn Escreet / The Age We Live / MYTHOLOGY
John Escreet (p,key,fender rhodes)  David Binney (as,electronics)
Wayne Krantz (g)  Marcus Gilmore (ds)  Tim Lefebvre (b on two tracks)
Brad Mason (tp)  Max Seigel (tb)
string section, brass section, percussion,  2011.6.14



<追記>
本人のmyspaceでは「my favorite piano players, Kenny Barron and Jason Moran. 」とありました。ジェイソン・モランです。


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by kuramae2010 | 2011-07-16 01:34 | jazz | Comments(0)

DAVE JUAREZ / ROUND RED LIGHT , John Hyde / Quartet

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DAVE JUAREZ / ROUND RED LIGHT / POSI-TONE / 2010

6月8日発売のスペインのギタリスDave Juarez のデビュー作。ピアノにはジョン・エスクリート(p)。ホーンにシーマス・ブレイクが参加した、今のジャズーー!という感じで時代の気だるさ感や鋭敏さを感じさせるアルバム。ピアノで参加のエスクリートは個人的に一押しのアーティストで、リーダー作じゃないアルバムに興味があります。このアルバムではエスクリート・フレーズがほどよく抑制されつつも、時折り刺さる尖ったフレーズが新鮮なスパイスに感じます。

シーマス・ブレイクはカート・ローゼンウインケルやパット・メセニー、ジョン・スコフィールドなどのギタリスとのユニットやミンガス・ビックバンドの参加などで存在感を発揮しています。SMALLS LIVEでのライブ盤も気になる。

全曲DAVE JUAREZ(デイブ・ジャレズ?) の作曲です。
5. Belleza Anonima 
曲の良さもさることながら、柔らかなリズムとシーマス・ブレイクのサックスが聴きどころ。

6. Serotonina
ストレイトな演奏。歪みあるギターソロからエスクリートの独特なタイム感あるソロへ、シーマス・ブレイクのソロは安定したフレイジングでこの曲に限らず、巧さを感じさせます。しかし、この巧さや安定感がこの新鮮なユニットにあっているか?は聴く方の好みでしょうか。

9. RNP
疾走感や浮遊感、乱高下感が感じられる今時な演奏。エスクリートの光るタッチ。Dave Juarezのギターとエスクリートの鳴りっぷりが印象に。。


ギターが常に前面に出ている、リーダー作というスタイルではないですが、
多彩な音色や技、スタイルで未来を感じさせる若きスペインのギタリスト。


d0157552_020288.jpgDAVE JUAREZ / ROUND RED LIGHT / POSI-TONE / 2010
Dave Juarez(g),
Seamus Blake(sax)
John Escreet(p)
Lauren Falls(b)
Bastian Weinhold(ds)

davejuarez.com






d0157552_0212886.jpgJohn Hyde / Quartet / Death Defying Records
紙ケースに直接入っているのはCDのみ。ライナーノーツも何もない、よくある感じですwジャケットの太い筆でザクッとはみ出る感じで書いてあるサインと合致する、ファンキーでハードボイルドな重いハードバップ。

ラルフ・ボーウェンのサックスは時に演歌のようにも感じる漢っぷりとカッコいいフレーズは魅力。バラード系は重量級な中年オヤジ達の色気と音楽への深い愛に満ち溢れこぼれたいい演奏です。ピアニストは過去にモードを主体とした演奏をしていた、追求したかはよくわかりませんが、そんな風に感じます。逆にオヤジのクールな側面が見え隠れする、そんな印象。。



John Hyde / Quartet / Death Defying Records
John Hyde(b)
Ralph Bowen(ts)
John Riley(ds)
Brad Turner(p,tp)

Death Defying Records 2011.3





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BROOKLYN JAZZ UNDERGROUND からのGuilherme Monteiro(g)の新作「air」や、
55 Barなどに出ているDanny Fox trioのデビュー作は一聴だけですが、相当に新鮮です。
南アフリカ出身のPeter Auretの「Turn the Tide」などもいいです。。
Danny Fox Trio / The One Constant
Peter Auret Trio / Turn the Tide
by kuramae2010 | 2011-06-24 00:38 | jazz | Comments(0)

6月CD Ⅰ

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John Escreet / CONSEQUENCES / POSI-TONE
ジョン・エスクリート(p)の「CONSEQUENCES」たぶんこれが初リーダー作だと思います。デヴィッド・ビニー(as)とのフリーフォーム。
なんというか、所々「懐かしい煩いJAZZ」で力がこもりまくった1枚。とんがったピアノはデビュー当時からでした。デヴィッド・ビニーは乱高下する浮遊感あるモーダル系な音で、其処彼処に今に通じるフレーズがあります。ジョン・エスクリートは1984年ロンドン生まれでNYが活動の本拠地ですが詳細はよくわかりません。「Somewhere Between Dreaming and Sleeping 」はジョン・エスクリートのオリジナル曲でデヴィッド・ビニーの熱の入ったソロが聴けます。近年のジョン・エスクリート・プロジェクトなどでの演奏に近いものがあるかもしれません。アンドリュー・ヒルの曲を演奏していることは興味深いものがあります。私的には最近のCD化されていないクラブでの演奏やサイドに回った方が聴きやすいと感じます。


d0157552_2153492.jpgJohn Escreet / CONSEQUENCES / POSI-TONE
John Escreet(p, rhodes)
David Binney(as, electronics)
Ambrose Akinmusire(tp)
Matt Brewer(b)
Tyshawn Sorey(ds)









2020,30年代の名盤をのこすかもしれない若きギタリスト

d0157552_21253586.jpg若干23歳のジュリアン・レイジ(g)の2作の新譜「 Gladwell 」。パット・メセニーやラルフ・タウナーを見出したゲイリー・バートンが、天才ギタリストと太鼓判で自身のアルバムにもメインで起用しています。このアルバムはコンテンポラリーなジャズ、プラスなにか。ジュリアン・レイジ曰く『空想の街をイメージしたコラージュ』作品だそうです。多彩な曲想、古きよきアメリカの景色やシーンが浮かぶような雰囲気。

アコースティックギターのフレーズのひとつひとつのセンスはとても23歳の若者とは思えないテクニックで"味"もあります。オリジナリティある音はいずれ2020、30年代を代表するギターアルバムを残すような気がします。。

Gladwellはかつてのアメリカの原点、スピリチュアル・フォークロアとでもいうか土着的なものへの回帰も思いおこすような仕上がりで空想の街か、理想のコミュニティか、米国の原点かはわかりませんが、現代から過去へと逆行していくような展開があるような面白いコンセプトのアルバムです。
2011年のアカデミー賞ジャズ・インストにノミネート

一緒に購入した、インド系のヴィジェイ・アイヤー(p)も後日記録したいと思いますが、ルーツに根ざした作品づくりとなってます。









d0157552_2154287.jpgJulian Lage / Gladwell / Emarcy
Julian Lage(g)
Dan Blake(ts, melodica)
Aristides Rivas(cello)
Jorge Roeder(b)
Tupac Mantilla(ds, per)

2011年04月29日
by kuramae2010 | 2011-06-03 21:52 | jazz | Comments(0)