うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Jesse Van Ruller / Jesse Van Ruller/ Bluemusic

d0157552_22592266.jpgJesse Van Ruller / Jesse Van Ruller/ Bluemusic
Jesse Van Ruller (g)
Julian Joseph (p)
Nic Thys-bass (b)
Marc Mondesir (ds)
Peter Weniger(sax)
録音:1996



おそらくこれがJesse Van Rullerのデビュー盤になるんでしょうか。
音色が艶ッ気たっぷりで一音々の表情が単調じゃなくてうまいっ!

演奏曲はスタンダード曲が多く構成もオーソドックスです。「I'll Be Seeing You 」とかはテーマをすらっと弾いて、原曲のイメージは保ちつつ今様な解釈。構成は定番。4ビートのオリジナル曲は往年のスタンダードに溶け込んだ出来。抑揚、キメ、スパイスが効いたオリジナル「Two Walk」とかは抜群な演奏。

いなせなオリジナル曲「Vienna Night Express」はグッとくるテーマ。
Jesse Van Ruller / Views / Criss Cross 「Amsterdam」にも通じる。「De Poesch 」も巧い曲作りにサックスと絡んだ時のバッキングの冴え、ワザはデビュー盤とは思えない引き出しの多さ。


久しぶりのJesse Van Ruller。
ここ2年程、Joris Roelofs との「Chamber Tones Trio」以来、リーダー盤が出てないようで残念です。
自身のサイトも更新されてない。。




演奏曲
1. Debits 'n Credits
2. Bewitched
3. The Ruler
4. De Poesch
5. I'll Be Seeing You
6. Two Walk
7. Green's Greenery
8. Vienna Night Express
9. You're My Everything
10. This Could Be The Start Of Something Big


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by kuramae2010 | 2014-10-03 00:23 | jazz | Comments(0)

Jesse Van Ruller / Views / Criss Cross

d0157552_11592.jpgJesse Van Ruller / Views / Criss Cross
Jesse Van Ruller (g)
Seamus Blake (ts)
Sam Yahel (Hammond B3 org)
Bill Stewart (ds)

リリース:2006.12





一昨年なんですが、ネット・ラジオから流れてきた、よく弾んだ艶と活き。憂いさを帯びたギター。
「Jesse Van Ruller - Amsterdam」。 スタンダードのアレンジかと思ったら、ジェシ・ヴァン・ルーラー本人の作曲。生まれた街をイメージした曲なんでしょうか。

2006年12月にリリースされた、ジェシ・ヴァン・ルーラー リーダーのクリス・クロス盤。リアルタイムで聴いてないですが、これはヒットしたでしょうね。演奏は全演奏カッコいい。ジェシとサム・ヤヘルのハーモニーはクールなのにあたたかな感触。ジェシの流れるような運指、抑揚と色気のある音色。伸び広がるオルガン。ヘンに凝った演奏ではないストレートさ。よく聴くと細かいコンポジションがされているのかも?!

このアルバムはベースレスなのでヤヘルは時にリズムの役割や”ノリ”を担う感じ。ジェシやシーマス・ブレイクとのハーモニーなどもあって重要。自身のソロ、シーマス・ブレイクのソロ時に裏をいくリズミックなバッキングや空間を浮遊させるとか手抜かりなし。聴いていて何?と感じたのが、バスドラと遅れ重ね気味にすっごい低いうねりのような低音。このちょっとボヤけて聴こえる(まっとなシステムだとちゃんと聴こえる)のがヤヘルの仕業だと思います。ジェシは全体の響きを重要視するギタリストで、この厚みが出るサウンドがないと匂いの希薄ななものとなる。ドラムのビル・スチュワートも斬れのいいプッシュで演奏全体を引き締めてる感じでいい。

以前書いた、ラージュ・ルンド盤と同じくドラムがビル・スチュワート。プロデューサーとマスタリングスタッフは同じでレコーディング・エンジニアがマイケル・マルシアーノではなく"マイク・マルシアーノ"
・・・じつは同一かな? ジェシ盤のほうがまるで好み。




演奏曲
1.Silk Rush (Jesse van Ruller)
2.Super Dry (Jesse van Ruller)
3.Holistic (Jesse van Ruller)
4.Sway (Jesse van Ruller)
5.Amsterdam (Jesse van Ruller)
6.Gladiator Glamour (Jesse van Ruller)
7.Tear Jam (Jesse van Ruller)
8.Strung Out (Jesse van Ruller)




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Ramon Valle / Flashes From Holland / RVS MUSIC
Ramon Valle - Piano
Jesse van Ruller - Guitar
Omar Rodriguez Calvo - Double-bass
Owen Hart Jr. - Drums

昨年の音源ですが、ラモン・ヴァレ(レイモン・ヴァッレ?)とのユニット。スタイルががらっと変わったジェシがかっこいい!
このレーベルはヴァレ自身のオランダのレーベルだそうです。動画のトラックは「Amsterdam Party Time」。

Promo film for Ramon Valle's Flashes from Holland.

Promo film for Ramon Valle's Flashes from Holland.
Recording Session for the tune: "Amsterdam Party Time".
by kuramae2010 | 2012-12-10 00:56 | jazz | Comments(2)

Chamber Tones Trio / The Ninth Planet / 55 Records

d0157552_1775715.jpgChamber Tones Trio / The Ninth Planet / 55 Records

Jesse van Ruller (g)
Joris Roelofs (cl, b-cl)
Clemens van der Feen (b)


リリース:2012.2




ヨリス・ルーロスのクラリネット、バスクラの響きが空間の奥行きや高い空間を描き、
クレメンス・ヴァン・デル・フィーンが揺れる、ゆるぎない土台を造る。
ナチュラルな響きいっぱいに満たされるジェシ・ヴァン・ルーラー、今年2月リリースの新譜。

ドラムレスのユニットで、教会録音というびみょう感はあります。ベースのクレメンス・ヴァン・デル・フィーンははじめて。


この盤、アプローチはちがいますが、秘かにMike Moreno / Another Way と根っこは非常に近いコンセプトがあるんじゃないかと思ってます。両盤ともグループやリーダーの個性が色濃く出るオリジナル・コンポジション重視(ジェシ盤は1曲カバー)。どちらの盤も「スペース感」と「広がり」があって、モレノ盤はリバーブやヴィブラフォンで高純度な現代的なハーモニーを。ジェシ盤は 『教会』 という空間を活かしたサウンドで思索的でゆるいスペーシー感。モレノもジェシも距離感が絶妙に近くなる、包容力がある感じ。

また、両盤とも強力なサポートがいて、モレノはアーロン・パークス。楽曲こそ提供していませんが、演奏やアレンジのへの影響は大きいと思われます。ジェシ盤ではアルバムタイトル曲を含む4曲がヨリス・ルーロスが提供、全体のコンポジションも練っていそうです。どちらも緊密な演奏で強力にサポートしあっているところなど似ている感じ。

知り合いのイチ推しということで仕入れたジェシ盤ですが、どこかのんびりした演奏と教会の響きで不可思議な肌触り。。。
私的にジェシ・ヴァン・ルーラーはクリス・クロス「views」っぽい路線が心地いい。
『9コの惑星』という壮大なタイトル。宇宙遊泳までいかなくてもいいので、ドラムが入って、地球に生まれたジャズの匂いが欲しくなる1枚。




演奏曲
1. Ruimte
2. Floating on Top
3. Cosmic Background Radiation
4. The Ninth Planet
5. Smiling in The Cold
6. Wind Bells
7. The Way The Whole Thing Ends
8. Hippocampus
9. Welcome to Presence
10. King of Tandoor








・・・またですか。 


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バブル時代のスカイツリー?『インフィニティ・リファレンス・スタンダード β (IRS.β)』。

スピーカー。アポジーDivaにショックを受け、御下がりのWadiaや静電型のクエストⅡzを聴いていたせいか、音の佇まいに懐かしさがあります。上位機種にペアで680kg!もあるIRS.Vというのがありました。MLASの出資者が鳴らし、レヴィンソン・アンプのショーケースにもなっていた、というのを読んだ記憶があります。弟機βのウーファータワーは1本64kgで、リボンタワーが35kgという現実的な重量。


中・高域タワーは、どわーっと音が前・後に放射します。リアルサイズ?と錯覚する音場を巧みに演出。アニマータも前・後へ出ますね。中低域を受け持つ「L-EMIM」というリボンユニット×2は、前・後放射を合わせて片側で120cm級のコーンユニットに相当するらしいので、これのエネルギー感が強くてドライブしきる駆動力が必要なようです。


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ところで、ジャズは鳴るのか? 

2,3日は史上最悪・・・。いろいろ、いろいろやって今はかなりマシになった気がします。ACT,ECM系はフロント楽器と奥に定位する楽器との"間"にながれる音にならないような気配がリアリティを醸してる風。Ibrahim Maalouf / Diagnostic や Mike Moreno / Another Way、サミール・ザリフ、ポルティコ・クァルテットなど今のジャズとの相性良い感じ。意外なのがサム・ヤヘルのB3オルガンの黒っぽさ!スネアのアタックや広がりも振動板のせいかリアル。低域の気配感・圧力はこれまでで一番ヤバイ。





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9月にギラッド・ヘクセルマンが来日しますが、吉祥寺公演のチケットは1日で完売!
サックスにマーク・ターナー、、、ハコ小さい
by kuramae2010 | 2012-05-31 00:44 | jazz | Comments(4)