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Rotem Sivan / New Dance / Fresh Sound New Talent

d0157552_1143478.jpgRotem Sivan / New Dance / Fresh Sound New Talent
Rotem Sivan (g)
Haggai Cohen-Milo (b)
Colin Stranahan (ds)
Daniel Wright (v)8
Oded Tzur (ts)10

リリース:2015.9.28





エルサレム出身のRotem Sivanのリーダー三枚目の新譜。
どの演奏もとても凝ったコンポジションで緩急がかなりスリリングな盤。

しかし、印象的だったのはColin Stranahanのシンバルがエグいまでに良く録れてることで、センターのRotem Sivanより目立つような・・・シンバルフェチとしては本年度ベスト1のシンバルの"録音"ぢゃないかと思います。  厚く、熱く、繊細。

パッケージではドラムス全体ががワイドに展開するので、その辺はライブっぽさはないのですが、はじめて聴いた時はColin Stranahanのシンバルに釘付けっ(耳づけ?)!!エンジニアはこのブログで10回以上はログっていると思われるJames Farber。
スタジオはN.Y.CイーストリバーサイドのAtlantic Sound Studioでの録音。なんとレコーダーはStuder A827 2” 24 track やAmpex ATR 102というアナログ。マイクプリがNeve 1073やNeve Heritage DMA-73など。メインモニターはWestlake Audio BBSM-12他。

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↑サイトからのイーストリバー。

たまたま先週、趣味でスタジオを造ってしまった!曙橋のKさんのところへ遊びに行った時に 『・・・ドラムの録音なら自信あるよぉ!』 と言って、見せてもらった場所が天井高7mほどの専用ブースで、頭上には乱反射吸音材が設置。その天井近くにもマイクが設置できるのでドラムセット全体のハーモニーやエア感まで録れる理想的なブース、だそうです。
実際、叩いてもらった音も、すぐ近くなのに煩くないどころか、聴きやすい環境。ついついウチのhartsfieldの音を思い返しても、『シンバル、スネア』はオーディオでもイケてそうな気配。バスドラムはまだ比べられない、、、とか邪な妄想をしつつ、やはりドラムセットにマルチマイクでばかりだとおそらく、Liveで聴く生なドラムとはかけ離れてしまうので良さそうな環境でした。


さて、Rotem Sivan「New Dance」は、前作の印象とかなり変わりました。前作と音作りがちがうのか、Sivanがちょい窮屈な感じで絞りすぎでしょうか。ただ楽曲はおもしろい。7曲目の「In Walked Bud 」アルペジオからはじまり、アーシーな4ビートで細かくテンポとテンションが変わり、Rotem Sivanがギターでオルガンのようなエフェクトを混ぜながらスピード&グルーヴ感を出していくめちゃめちゃカッコいい演奏。「Fingerprints」は Gilad Hekselmanの新譜ともシンクロしているような演奏。。他でも随所でGilad Hekselmanと同ようなフレーズが出てくるのですが、イスラエルのナニかなのか、ダブってしまうという。

Colin Stranahanの録音は頭抜けてイイ盤です?



演奏曲
1. A New Dance
2. Sun & Stars
3. Angel Eyes
4. One For Aba
5. Yam
6. I Wish You Were Here
7. In Walked Bud
8. Almond Tree
9. Fingerprints
10. I Fall In Love Too Easily
by kuramae2010 | 2015-12-28 01:39 | jazz | Comments(0)

Maria Neckam / Unison / Sunnyside Communicat

d0157552_2351281.jpgMaria Neckam / Unison / Sunnyside Communicat
Maria Neckam (vo)
Aaron Parks (p,fender rhodes (6, 13))
Thomas Morgan (b)
Colin Stranahan (ds)




Guest:
Lars Dietrich (as) 2, 9, 10, 13, 15
Samir Zarif (ts) 2, 5, 9, 10, 13, 15
Kenny Warren (tp) 5
Will Vinson (as) 2, 5
Nir Felder (g)
Mariel Roberts (cello) 2, 4, 14
Glenn Zaleski (p) 6
リリース:2012.6.5


オーストリア、ウィーン出身のマリア・ネッカムの新譜。ボーカルジャズものです。
メンツやゲストはブルックリンを代表する人たち。ピアノにアーロン・パークス、ドラムがコリン・ストラナハン
サックスはラース・ディートリッヒ、サミール・ザリフ、ウィル・ヴィンソン、1曲だけですがグレン・ザレスキ。
レーベルの解説にはスザンヌ・ヴェガのピュアさやビヨークの時代感云々と出ていましたが、ネッカムのシュールな声やメロディはかなり"癖"を感じます。

このアルバムも最初はネッカムの発声、歌い方にとっつきにくさ(不思議ちゃんぽさ)を感じてたけど、しつこくリピートしてるうちに希薄で重量感のないシュールなボーカル、脱力した雰囲気が多少なりとも馴染み、サイドのおッと感じる演奏も気持ちいい?アーロン・パークのピアノが聴こえたりしてくるうちにネッカムの声も気にならなくなる始末。逆に独り言を呟くような歌い方が心地よく感じてきたりする。

2曲目収録の「 The Story 」にはウィル・ヴィンソンが登場。3人のサックス奏者が演奏しますが、たぶん、最初のソロがヴィンソンかな(?)、ネッカムのアンニュイな内向きな世界観とよく合う陰影感あるアルト。どばーっと逝かないあたりのニクさ。「 Obsessed 」に限らずアーロン・パークスは一聴してオリジナルな音とフレージング!ネッカムとの共演が長いのか位相が合ったサウンド。12曲目、管レスの「 I am waiting for my laundry in the sun and I have lost you 」など良い雰囲気のボーカルジャズ。13曲目の「 You and I 」は管・ボーカルのユニゾンからThe Story的な展開で今のブルックリン・コンテンポラリー。


アーロン・パークス、ラース・ディートリッヒとサミール・ザリフ、ウィル・ヴィンソン、トーマス・モーガン、、このメンツならボーカルレスのガチンコとガチハモ?を聴きたいニーズ。
このあたりのジャズが好きな人にとっては気になるアルバムかと思いますが、ネッカムの強烈なカラーがあるので....


演奏曲
1. I miss You
2. The Story
3. Obsessed
4. Where do you think you will be
5. Unison
6. Unavailability
7. Your Kindness
8. One Da9. Solitude
10. New Orleans
11. January 2011(dedicated to David Kasahara)
12. I am waiting for my laundry in the sun and I have lost you
13. You and I
14. You will Remember
15. Half Full



関連動画

Deeper - official music video
Maria Neckam - voice
Aaron Goldberg - piano
Thomas Morgan - bass
Colin Stranahan - drums



Maria Neckam: The Story (live)


live at 55Bar, New York. April 9, 2012
Patrick Cornelius (alto sax)
Lars Dietrich (alto sax)
Samir Zarif (tenor sax)
Mariel Roberts (cello)
Fabian Almazan (rhodes)
Thomas Morgan (bass)
Nate Smith (drums)

新ザ・ストーリー?にパトリック・コーネリアス!! ライブ音源の一部。
by kuramae2010 | 2012-08-20 00:25 | jazz | Comments(0)

Stranahan - Zaleski - Rosato / Anticipation 

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Colin Stranahan Stranahan - Zaleski - Rosato / Anticipation / CAPRI

Colin Stranahan(ds)
Glenn Zaleski(p)
Rick Rosato(b)

リリース:2011.10



たまたまネットで試聴し、おもしろいリズムとタイム感が気になりアマゾンで買いました。休みの前夜にサイトを眺めて、試聴して、アマゾン.jpに在庫があると翌日には聴けるという。。今では当たり前なのかもしれませんが、ロンドンで人気急上昇「Portico Quartet」とかの新譜~旧譜まで聴けたりします。データだと即効でダウンロードできます。今では普通ですが。。
Portico Quartetはアマゾンで仕入れました。ハマってます。
おもしろい音楽をやっている人々は、以前よりぜんぜん売れる環境になっているということかもしれません。



『 Stranahan - Zaleski - Rosato / Anticipation 』のメンバーはブルックリン周辺のクラブが主な活動の場らしいです。でも、アルバムの1曲目はスタンダードの 「All the Thing You Are 」 からはじまります。アレンジが新鮮で何拍子なのかわかりませんが、アコースティック盤Hip hopみたいなヘンな感じで癖になる。テーマはストレートでリズムとコードがなんとも変化球。

実質のリーダーはドラマーのコリン・ストラナハンです、、、どういう経歴かよくわかりません。今年、カート・ローゼンウインケルのスタンダードバンドで来日したドラマーのようです。

2曲目がアーロン・パークスを彷彿とさせるテーマで、ピアノのグレン・ザレスキ(カタカナ?)のオリジナルです。3曲目がバップ・チューン。コリン・ストラナハンが煽り立てるし、テンポはコロコロ変わっていきます。メンバー各人が2曲づつ提供してるので各演奏でちがうという面白さあり。


この3人、ほぼ毎晩どこかのクラブでセッションやっているようです。
11月17日にN.Y.でピアニストのグレン・ザレスキはバイオリニストの大村朋子さんとDUOをやるようです。

大村さんのデヴィッド・ビニーのLiveレビューは伝わってくるものありました。
by kuramae2010 | 2011-11-10 01:17 | jazz | Comments(4)