うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Francesco Cataldo / Spaces / Alfa Music

d0157552_21431737.jpgFrancesco Cataldo / Spaces / Alfa Music
Francesco Cataldo(g)
David Binney (as,ss)
Salvatore Bonafede (p)
Scott Colley (b)
Clarence Penn (ds)
Erik Friedlander (cello) 7
リリース:2013.7



イタリア人ギタリストFrancesco Cataldoのメジャーデビュー盤らしいです。
これは、リーダー、ピアニスト以外のメンツ買い。David Binney、Scott Colley 、Clarence Pennが参加。
Scott Colleyへ声をかけたことがきっかけでアルバム収録になったとか。


13曲トータル75分のコンセプチュアルな大作。
テーマ、、メロディが印象的でハーモナイズしつつ、インプロしていくDavid Binneyらフロント陣。
Francesco Cataldoのギターは左(ch接続合ってれば^^)。David Binneyが右で絡み合う、、けど、
すっごい盛り上がるとか、ビビッドな要素がかなり希薄でしょうか。

全曲しっとりした印象で躍動感ある曲がもっと欲しいところですが、本盤でがカタルドの考える『スペース:スペーシーズ』というコンセプトがあるようです。Clarence Pennは手数も多くてプッシュしたプレイ、、ただ惜しいミキシング。ECMのManu Katché盤のようなサウンドだと光りそうです。




演奏曲
1. Our Jazz (Prologue)
2. Algerian Waltz
3 .Siracusa
4. Ortigia
5. Sunrise in Rome
6. Spaces
7. Vito (Intro), Raccontami
8. Why
9. Your Silence
10. Tourist in My Town
11. Perugia
12. A Phrygian Day
13. The Rain and Us (Epilogu)
by kuramae2010 | 2014-09-24 21:54 | jazz | Comments(0)

Clarence Penn / Dali In Cobble Hill / Criss Cross

d0157552_0335634.jpgClarence Penn / Dali In Cobble Hill / Criss Cross

Chris Potter (ts , ss , bcll)
Adam Rogers (g)
Ben Street (b)
Clarence Penn (ds,Per)

リリース:2012.9.25



マジな職人が造った道具やデザインは、箸でもカバンでも、リモコンでも使っていて気持ちいい。
余計なことを思わせず、なんてことない行為に没頭できる。ふとした瞬間に良さに気づく・・・
アダム・ロジャースの長年の相棒、クラレンス・ペンのリーダー盤を聴きながらそんなことを感じた。



アダム・ロジャースがフル参加ということで早く聴きたくて購入した盤ですが、かなり前に予約したつもりが先週ようやく到着。クラレンス・ペンはクリス・クロスのロジャース、リーダー盤2009年「 Sight 」、2003年「 Allegory 」、2001年「 Art of the Invisible 」などに参加。ベースはスコット・コリーではなく、ベン・ストリート。

一聴して、フロントのソロバックでペンのアグレッシブなことw
カッコいいのがポッターソロバックの右ch寄り定位のロジャースとペンの密度&スリルある躍動感。ロジャースのソロは入りのタメ、抑えた太いダーク系から、後半のメカニカルながら温度感あるクレバーな展開、そして、ペンががっつり絡んでドライブがかかっていく展開は快感。

クリス・ポッターはペンも参加しているロジャースの「 Art of the Invisible 」で共演。今盤でも安定して上手い。脂がのってるトーン感w 2曲目「 Cobble Hill 」のポッター、ロジャースソロのバックで暴れるペンのこれでもか攻撃w 現実的な路線の遥か上をいくこれでもかプッシュ。「 A Walk On The B-H-P 」のぶっとく響くポッターのバスクラは良い感じ。ポッターのバスクラははじめて聴きましたが野生、動物的ぶっとさ。
どのへんがダリってるか、ダリっぽい分解と現代ブルックリン・サウンドを融合?ポッターとロジャースの音の対比、ミステリアスな「Dali」。


「 Mr.C 」はやたらかっこいいコンポジション!!
ポッターのかっ飛びぶり、ベン・ストリートのズンズンいく力、ロジャースのトーンを補うペンのバランス&緊密感。ポッターとロジャースのユニゾンへの移行でガラッと転換。このあたりのセンスは好きです。最後、ポッターが熱の入った『今から、いくでー』という雄たけびからのフェードアウト、ってありですか?

余裕な展開ではじまる「 My Romance 」情感たっぷり目な歌心。ポッターは直球ストレートで余計なフレーズを入れず、崩さずハマってます。フロントの喋りっぽい掛け合いで始まる「 Solato's Morning Blues 」でベン・ストリートの貴重なソロw、ってぐらいミックスダウンがNG。ロジャースは、らしい速いパッセージとペンのサウンド。ラストがファンクなコンポジションでロジャースのサウンドも変貌。



d0157552_0593655.jpg



・・・私的に残念なのが、エンジニアのマイケル・マルシアーノ。ヤバいほど音が悪い。リーダーのクラレンス・ペンがあんなにホットに大胆かつ繊細にいってるのに惜しい。ワイドに振ったパーカッションはまだしも、潰れて濁ったシンバル、輪郭に乏しいバスドラ・・・。ベン・ストリートはどうしたの?という儚さ。複数のシステムで聴きましたが、残念。サックスは太くて前に出張って悪くないし、ロジャースもそれっぽいので、フロントへ寄り過ぎ?惜しい感じ。昨年のユリシーズ・オーウェンズ(カナ?)のドラムは良かったのに、この仕事はなぁ。アダム・ロジャースのクリス・クロス盤を聴き返しましたが「 Sight 」のマルシアーノは、ここまで酷くない。職人のワザは何処へ・・・



録音はともかく、過去10年程、共にアルバムを制作しているクラレンス・ペンとアダム・ロジャースの相性の良さ、安定したトーンで魅了するクリス・ポッターが印象的。ペンの魅力はフロントとの対話力、演奏の躍動感&展開?みたいなところかな。

アルバムは、脂が乗り切った驀進力あるハードバップから、一聴、ストレートでも一癖あるスタンダード&バラード、ミステリアスで陰影ある変拍子浮遊系、さらにファンクまで、まさに職人の域、プロの奥深さ。単一的なコンポジションではなくバラエティ豊かなのに聴き終わった時にはバラバラさがない、まとまり。

若者たちのちょっと不器用で一途な表現とはまたちがう、
酸いも甘いも知った大人達がスタジオで愉しんでつくった感があるアルバム。
・・・中年の苦みばしった感性から生まれるサウンド、これからも出し続けて欲しいものです。




演奏曲(コンポジション:クラレンス・ペン)
1. The B 61
2. Cobble Hill
3. A Walk On The B-H-P
4. Dali
5. I Hear Music (Burton Lane / Frank Loesser)
6. Mr. C
7. Persistence Of Memory
8. My Romance (Richard Rodgers / Lorenz Hart)
9. Solato's Morning Blues
10. Zoom Zoom







Clarence Penn Quartet: Live From 92Y Tribeca 【NPR】
サックスがシーマス・ブレイクに変わっているライブ

Set List
All compositions by Clarence Penn unless otherwise indicated.

"The B61"
"I Hear Music" (Burton Lane)
"Dali"
"Persistence of Memory"
"A Walk on the BHP"
"Zoom Zoom"

Personnel
Clarence Penn, drums
Seamus Blake, saxophone
Adam Rogers, guitar
Ben Street, bass

Credits
Producer and Host: Josh Jackson
Audio Engineer: David Tallacksen
June 16, 2012 at 92Y Tribeca in New York, N.Y.
by kuramae2010 | 2012-10-21 01:13 | jazz | Comments(0)

Sight / Adam Rogers / Criss Cross

d0157552_030401.jpgSight / Adam Rogers / Criss Cross

Adam Rogers (g,p:M1)
John Patitucci (b)
Clarence Penn (ds)

リリース:2009.06



アダム・ロジャースはコルトレーン、パーカーが好きなんだそうです。
乱暴な見方をすると、現在、活躍するジャズマンがリスペクトするレジェンドはかなり共通している感があり、
僕らは50年程の時空をリンクさせて聴くこともできます。

50年前の演奏に新たな感動が生まれます。




アダム・ロジャースの2008年12月録音の旧譜。気がつくとアダム・ロジャースのCriss Cross盤は全て仕入れてました。本盤はオリジナルとスタンダードに取り組んだアルバム。スタンダードの演奏が深い。

ベースはジョン・パティトゥッチ、ドラムはクラレンス・ペンとのトリオ。アダム・ロージャースのリーダー作ではスコット・コリーとの演奏が多く、ジョン・パティトゥッチが参加した盤は初めてじゃないかと思います。

ジョン・パティトゥッチ自身のリーダー作は、好き嫌いは別として、いつもアイデア&体力?を総動員して念入りに1枚の作品を創り上げる人。この2人、故マイケル・ブレッカーグループで共演してます。2007年コンセプトワークががっつり入ったアルバム「John Patitucci / Line by Line / Concord 」ではアダム・ロージャースが参加してます。かなりの愛聴盤。



ファースト・インプレッション

1曲目「Sight」:オリジナル・コンポジションでピアノも披露。アダム・ロジャースのサウンドは、速いのに「クレバーな安定感」と「完璧なタイム感」。この曲、4分前後あたりのソロ!ライブだと20分ぐらいの演奏になりそうですが、、トランスすると思われます。
そして、クラレンス・ペンのドラム!

2曲目「I Hear A Rhapsody」:どスタンダード。テーマから派生するコードを徹底的に分解した上で、紡いでいくフレージングがクリエイティブ。ぶち壊す分解でなく、原曲の良さを新たな方法で引き出す試み。と、テンポの変化。
ジョン・パティトゥッチは引き締まった音でかなりの弦高、指力じゃないかと。

4曲目の「yesterdays」:クラレンス・ペンのドラミングがアグレッシブで、しかも多種多彩なアプローチ。。
テンポの緩急。アダム・ロジャースの湧き踊るフレーズが凄すぎ。。

8曲目「The Moontrane」:ジョン・パティトゥッチの重い刻みの上で奔るアダム・ロジャースの太い音、アドリブのアイデアが抜群。

9曲目「Beautiful Love」原曲を大きく崩さずにいくアコースティック・ギターがよく歌うこと。ナイロン弦なんですかね。。



クラレンス・ペンとの緊密感はちょっとやそっとで生まれない感じです。
あ・うんの呼吸みたいな、もしくはまるで、、、。



収録曲
1.Sight(オリジナル)
2.I Hear A Rhapsody
3.Kaleidoscope (オリジナル)
4.Yesterdays
5.Memory's Translucence
6.Let's Cool One
7.Hourglass(オリジナル)
8.The Moontrane
9.Beautiful Love
10.Dexterity


youtube
Adam Rogers Quartet at The Baked Potato "Impressions" 2011


ADAM ROGERS and PEDRO SIMAO - Fotografia 

凄まじい違い。。





先週、鋭い耳を持った方に1コのユニットの配線違いを数秒で指摘されました。「臨場感」ってこれかい!!独特のライブ感・・・って、微妙に定位が曖昧なわけです。楽しいと感じたりしたことはナニ??

・・・でも、「Hot」の色は合ってるので、JBL工場からの出荷当時からやと思われます。
オーディオ的スキル、経験値がめちゃ低いので平気で誤爆してしまいますが、なんとなく安定期っぽいので倉庫と化している自室で惰眠を強いられてるスピーカーとかユニットをオクに出しました。

本来の音までイカずに、知らずに、さよならする事に莫した感が過ぎります。
by kuramae2010 | 2012-01-25 00:52 | jazz | Comments(0)