うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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Christian Mcbride / Live at the Village Vanguard / Mack Avenue

d0157552_23394327.jpgChristian Mcbride / Live at the Village Vanguard / Mack Avenue

Christian Sands (p)
Christian McBride (b)
Ulysses Owens, Jr. (ds)
リリース:2015.09.17




DUで聴こえてきた活きのいい音。古えの流儀を尊重した演奏のなかに其処彼処でカッコいいサウンド。
誰とも知らず聴いたChristian Mcbrideの新譜「Interlude 」。あそこの4312はよく鳴ってます^^

これまでマクブライド盤は何枚か入手して、あまり好みではないんですけど、数曲の第一印象から入手。
1曲目は、ゴリンゴリンなスイング感。Ulysses Owens, Jr. のやりすぎなくらいビートがキマるドライブ感。
メンバーのソロ回しも堂々だし、丁々発止もキマッてて、50年代ハードバップを彷彿。ベースソロのテクニシャンぶりはすごい。ハイテンポの「Interlude」、Christian Sandsも良いし、ベース、ドラムスの掛け合いはジャズっぽい^^;
「Car Wash」はファンキーなノリに太いMCが楽しいエンディングでピアノトリオらしい盤。
ですけど、個人的にヘビロテ盤にならない匂いが濃厚.................



「Live at the Village Vanguard 」を通しで聴いてて、思い出したのが90年代の Wynton Marsalis盤。。

もしかして、マクブライドはウイントンと共演してるのかな、と思いググると、、
ウイントンが芸術監督をしているJALCの「Jazz at Lincoln Center resident orchestra」のリーダーでツアーも組まれている。今回はKurt Rosenwinkelが出演。JALCは5万人以上が卒業した音楽学校やNetカリキュラムでは400万人以上の人達が学んだらしい。

ウイントンは90年代から一貫したテーマがあって、その活動は太い幹になっているよう。。。



演奏曲
1. Fried Pies
2. Band Intro
3. Interlude
4. Sand Dune
5. The Lady In My Life
6. Cherokee
7. Good Morning Heartache
8. Down By The Riverside
9. Car Wash


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by kuramae2010 | 2015-09-30 23:44 | jazz | Comments(0)

David Gilmore / Numerology L1ve At Ja77 Standard / EVOLUTIONARY MUSIC

d0157552_1151214.jpgDavid Gilmore / Numerology L1ve At Ja77 Standard / EVOLUTIONARY MUSIC
David Gilmore (g)
Miguel Zenón (as)
Luis Perdomo (p)
Christian McBride (b)
Jeff'Tain'Watts (ds)
Mino Cinelu (per)
Claudia Acuña (vo)
リリース:2012.11.6






David Gilmoreのライヴ盤。参加メンバーを見て、つい購入。

冒頭「Expansion」はClaudia Acuñaのボイスとゆったりしたテンポが印象的。Mino Cineluのパーカッションが奥で効果的なアクセント。Miguel Zenón ソロのギルモアの凝ったバッキング、2人のアンサンブルは秀逸。曲途中から変拍子、ポリリズムちっくになったなと思ったら、曲間なしで2曲目「Formation」へ突入。ゼノン吹きすぎ、、と思う感じ。コンポジションはDavid Binneyにも通じそう。

1stはどの演奏も曲終わりに次へのブリッジがあります。
「Change」は、Luis Perdomoにスポットライトがあたります。Jeff'Tain'Wattsのドラムもフューチャーされてますが響きが乏しいミックスで残念。Christian McBrideの副メロ走らせてるみたいなベースがカッコいい。このトラックのギルモアソロはテンションを変えていて聴き応えあり。「Balance」は疾走感がカッコいい演奏。ゼノン、ギルモアの分厚いアンサンブルとパーカッションの対比、コンポジションはミステリアスで演奏は熱い。・・・ゼノン吹きまくり。ここではギターの音が汚い?ですかね。ワッツの怒涛に繰り出すビートが強烈。この曲のテーマはよく聴く「パターン」な気がします。もったいない。演奏はすごい。


Numerology・・・・Polyrhythmic pursuits, metric modulation, off balance...Post M-base

ここまで耳ダンボで聴いていくとかなりのグッタリ感w


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第二部「Rest」がらっと空気を入れ換わるスローでアクーニャのヴォイスがあったかなシンセみたいな浮遊感。前半とちがい柔らかいメロディ。ゼノンのアルトも深みある音色。この演奏でも音場奥のMino Cineluがいいです。ここでマクブライドのソロ。軽いタッチ、質感です。2部はブリッジなしで次曲へ。「Manifestation」はアフロなアプローチ、ですが「Rest」後半の主メロっぽさ、からのエキセントリックな変化。「Dispersion」は強力なリズム(ポリリズム・ドラムンベース的?)の上でギルモア、ゼノン、アクーニャのアンサンブル。ツボです。ゼノン圧巻のフレージング。曲後半はラテン感もありますが、1stに戻った感じ。。


Numerology
ビターでメカニカル、ミステリアス、、で、熱い。同じ世界をぐるぐる回る感覚もあったりしますw
ファンクやアフロ、ラテンなどリズムが凝った演奏。全体的にミゲル・ゼノンが吹きまくってる印象がありまして、、どうなのかと。タイトルのの数字は拍子です。

とっつき辛さもありますが、アルバム(live盤)は、とっても意欲作。



演奏曲
First Movement
1. Zero to Three: Expansion
2. Four: Formation
3. Five: Change
4. Six: Balance

Second Movement
5. Seven: Rest
6. Eight: Manifestation
7. Nine: Dispersion
by kuramae2010 | 2014-02-17 01:29 | jazz | Comments(0)

Warren Wolf / Wolfgang / Mack Avenue

d0157552_057975.jpgWarren Wolf / Wolfgang / Mack Avenue
Warren Wolf (vib)
Aaron Gloldberg (p, M-1,3,6,8)
Kris Funn (b-M-1,3,6,8)
Billy Williams, Jr. (ds-M-1,3,6,8)
Benny Green (p-M2,5,7)
Christian McBride (b-M2,5,7)
Lewis Nash (ds-M2,5,7)
Aaron Dihl(p-M4)
Darryl Tookes(vo-M8)
リリース:2013.8.20





のっけから現代のFire Waltz !?ってぐらい、ツボな『Sunrise』 ヴィブラフォン奏者Warren Wolfリーダー盤。
なんとなしに簸かかる曲、、、抑え目なリリシズムがこぼれる演奏。3分ちょっとからの短いソロが超絶。アーロン・ゴールドバーグのソロも泣かせる。ヴィブラフォンでこんなに表情が出せる人っていないんじゃないでしょうか。

ガラッと肌触りが変わる『Frankie and Johnny』  ・・・骨太。4ビートでテーマもどこか耳馴染みがあってオーソドックスに聴かせつつ、スリルある演奏。ベースがのドライブ感がこれぞジャズ、普遍的で王道。

上の2曲、トリオが2組という面白さ、鍋の一の味、二の味みたいな構成。実は3つあると思うんですが、この味付けが微妙・・期待して最後まで聴くと、マイク・タイソンばりのウルフの複雑怪奇な意外性を感じる盤でもあります。

3曲目「Grand Central」は疾走感!怒涛、ハードないい演奏、抜群なグルーヴ感。リズムもゴールドバーグのバッキングも決まる、ベクトルが定まった堪んなさ!テーマはルパン3世で使われても良さそうなキャッチーさ。


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「Wolfgang 」アルバムタイトル曲、、、これは苦手です^^;古典クラシック的な要素もありつつ?の濃厚なムーディさ。。「Annoyance 」最初の3曲目までのイカした展開から想像しにくい展開。。誰とはなしに50年代のBluenote盤のしめやかなバラード。・・・スローな演奏で感じるのは、ブルックリン発の内省的な展開ではなく、どこか違う方向からやってきた??なにかのリスペクトかな? 

「Things Were Done Yesterday」はほのぼのしたテーマで、
ベニー・グリーンのタッチが光る演奏。ルイス・ナッシュも軽快なアクセントで小気味よさ。

「Setembro」アンビエント感ありつつ、エンディングテーマのような楽想。リバーブで広げたようなボイスと
ヴィブラフォンの響きが心地いいトラック。まさに夏の終わり"9月"という感じではあります。日本は暑いのですが。

Variations Sur "Le Carnaval De Venise" なんだろうか・・・クッキングスクール的ミュージック、、
美味そうなシチューが出来そうな温度感。。しかも長い。
どこから来てるんだろう、この感性。・・・古き良きアメリカ??
1~3曲目との繋がりってのがわからないです。。


2つのトリオ、現代リリシズム、ハードバップ、古典クラシカル、、、パズルのようなアルバム。
私的に1曲目~3曲目の出来がメチャいいです。
後半の楽想はともかく、ウルフの表情の付け方は凄いです。現代トップ・クラスのヴィブラフォン奏者じゃないかと思います。


演奏曲
1. Sunrise
2. Frankie and Johnny
3. Grand Central
4. Wolfgang
5. Annoyance
6. Lake Nerraw Flow
7. Things Were Done Yesterday
8. Setembro
9. Variations Sur "Le Carnaval De Venise"



この盤があまりにも惜しいので、ぐぐったら、http://www.itscommonlyjazz.com/Site/histroy.html

ウォーレン・ウルフは古典的なラグタイムやジャズの偉人を研究中。ボルティモア交響楽団メンバー。
ボルティモア・スクールでクラシック音楽を勉強した。バークリー音楽院でも教師をしていたようです。
wikiではボルティモアは米国で最も古い都市で「大きな家の町」という意味があるとか。
by kuramae2010 | 2013-10-25 00:54 | jazz | Comments(0)

Ulysses Owens Jr. / Unanimous / Criss Cross

d0157552_1465594.jpgUlysses Owens Jr. / Unanimous / Criss Cross
Ulysses Owens Jr.(ds)
Nicholas Payton(tp)    Michael Dease(tb)
Jaleel Shaw(as)       Christian Sands(p)
Christian McBride(b)

リリース:2012.02.21



ドラムのアタックがビッシ、バシッ!飛んでくる、
ユリシーズ・オーウェンズ・ジュニアのようやく届いた新譜です。

・・・一昨日、一緒に届いた「Dayna Stephens / Today Is Tomorrow 」他をすっ飛ばして封を開けてしまいましたw


Ulysses Owens Jr. / Unanimous
ニコラス・ペイトンとクリスチャン・マクブライド目当てで仕入れましたが、ユリシーズ・オーウェンズ・ジュニア良いです。体幹が強靭なせいか録音の志向なのか、どっちもでしょうが大きな音で聴いてると、演奏のテンションが上がってくるとボリューム落としたくなるほどのアタック感。特にバスドラをソリッドに響かせる技、ボトムエンドまでタイトに鳴らすペダルワークが上手く録音されてます。演奏はクリスチャン・マクブライドのグルーブ感と際立つソロが相まって豪快かつセンシティブ。



Unanimous
ファースト・インプレッション

ウェイン・ショーターの「E.S.P」 ドラムもベースも野生味が溢れる疾走感。バスドラが超タイトでボトムエンドまでソリッド。ピアノのクリスチャン・サンズもノリが良くてこの演奏の雰囲気...マイルスの全盛期を彷彿とするテンション。ニコラス・ペイトンもマイルスをリスペクトしたフレーズをたまに吹いてる感じ。

バラードの「 Prototype 」、ニコラス・ペイトンの泣きが入るプレイ、クリスチャン・マクブライドの7分以降からのアコースティック・ベースによるソロが短いのが惜しいほど聴かせます。

「Party Time」はベタなハード・バップを楽しんでいるかのような感じのファンキーさ。


ここからはトリオでの演奏。
6曲目はユリシーズ・オーウェンズ、オリジナルの「Beardom X」凝った映画音楽?複雑なコンポジションな感じかな、それにしても良く歌うベース。
7曲目の「You Make Me Feel So Young」ではトリオでラグタイム、スイングまで遡りましたw 
8曲目もトリオでスタンダードの「Cherokee」もすっごいベース。。。アルコも披露。
ラスト曲「Cute And Sixy」はクリスチャン・マクブレイドのファンキーにスイングする曲。



演奏曲
1.Good And Terrible (Michael Dease)
2.Con Alma (Dizzy Gillespie)
3.E.S.P. (Wayne Shorter)
4.Prototype (Andre Benjamin)
5.Party Time (Lee Morgan)
6.Beardom X (Ulysses Owens Jr.)
7.You Make Me Feel So Young (Josef Myrow / Mack Gordon)
8.Cherokee (Ray Noble)
9.Cute And Sixy (Christian McBride)

Recorded October 19, 2011 in Brooklyn, NY, USA by Michael Marciano


スイング、ファンキー、ハードバップ、モード、オリジナルと歴史を疾走した感もあるクリスクロス、初リーダー盤。
私的には「E.S.P」1曲でも満足できます。
by kuramae2010 | 2012-03-12 01:46 | jazz | Comments(0)