うつし世は夢、夜の夢こそまこと

タグ:Billy Higgins ( 3 ) タグの人気記事

Clifford Jordan / Glass Bead Games / Strata East

d0157552_057214.jpg




Clifford Jordan の1973年録音「Strata East」のリーダー作。
ジャケのアートワーク、タイポがカッコいい。

取りたてログることもないんですが、
この盤はなんと言っても「John Coltrane」
同じStrata EastのBill Lee盤と比べるとストレートですが、この盤の中では出色というか、コルトレーンのプレイとはかなり遠いフレージングで体格の良さが音にもでてます。Clifford Jordan、Strata Eastではキャラも面白いけど、昨年12月に「6枚組」のComplete盤が出ました。音源の多さにびっくり。

Ceder Walton 、Sam Jones参加曲の演奏はこねくりまわし感がないBlue Noteなハードバップ、
変わりに演歌調と紙一重なブルージーな感覚。取りたてどうこうはありません。


Strata Eastは、Black Jazz(Nimbusもかな?)同様、他のレーベルとはちがい、ブラックアメリカンのためのブラックアメリカンのミュージシャン達が作ったレーベルで、他の数多レーベルとは根本的な成り立ちがちがう。極端に単純化しちゃうと、「こいつら凄いな、世間に知らせたい、もしくは売りたい」という、プロデュース的な発想とはまるでちがう。
この辺りの背景にリアルタイムに近距離で接していた人の体感は面白い。特にStrata EastやBlack Jazzは時代と深くリンクした「生き様のムーヴメントの記録」といっても良かったんだろうと思います。仮に生き様だとすると、今でもそうは変わんないというか。。なので、聴くとイイなあと思えたりするのかもしれません。

でも、ほんとのところは、その背景の渦中に居るか、外周部でも接点があってこそ、そのメッセージが震える肌感覚で共有できたんだろうと。そんなことをぼやーっと思いつつ「Glass Bead Games」を聴いてると、"モノトーン"のコントラストがもっと激しくつくと、懐メロを超えた盤になったはず。ですが、Clifford Jordanの人となりスタイルが出たのか微妙かな。ジャケットのアートワークや2セッションにはメッセージ性がありますね。



以下の3枚も1973年。
The Descendants Of Mike And Phoebe / A Spirit Speaks
Billy Harper / Capra Black
Gil Scott-Heron / Winter in America


録音は嵐の月曜日だったらしい。

d0157552_3274323.jpgClifford Jordan / Glass Bead Games / Strata East
Clifford Jordan (ts)
Stanley Cowell (p) 1,4,5,6,7,10,11
Ceder Walton (p) 2,3,8,9,12
Bill Lee (b) 1,4,5,6,7,10,11
Sam Jones (b) 2,3,8,9,12
Billy Higgins (ds,perc)

録音:1973.10.29 NYC 

演奏曲
1. Powerful Paul Robeson
2. The Glass Bead Games
3. Prayer To The People
4. Cal Massey
5. John Coltrane
6. Eddie Harris
7. Biskit
8. Shoulders
9. Bridgework
10. Maimoun
11. Alias Buster Henry
12. One For Amos
by kuramae2010 | 2014-06-16 00:47 | jazz | Comments(0)

The Descendants of Mike and Phoebe / A Spirit Speaks / Strata-East

d0157552_1343345.jpgThe Descendants of Mike and Phoebe / A Spirit Speaks / Strata-East
Clif Lee (tp,flh)
Consuela Lee Moorehead (p)   Bill Lee (b)
Billy Higgins (ds,perc)   Sonny Brown (ds,perc)
A. Grace Lee Mims (soprano vo)
録音:1973.12.19-21




ディセンダンツ・オブ・マイク・アンド・フィービーの1973年のアルバム。
映画監督スパイク・リーの父上、ビル・リーと家族が中心となったユニットです。80歳を超えると思われるビル・リーは現在もブルックリン在住で、たまにライブもヤっているようです。またスパイク・リーの「 Mo' Better Blues 」をはじめ曲も提供してます。


「 A Spirit Speaks 」この盤、かなり癖がありますが、なかでもメジャーなのが「Coltrane 」。ビル・リーのオリジナル曲でクリフ・ジョーダンがカバーした演奏の方が有名かも。こちらの方はビル・リーのベース・ラインがドゥルルンと蠢き、コンスウェラ・リー・ムーアヘッドのピアノがやたら切なく物憂い、当時のロン・バートンに近いタッチかな。さらにトランペットのクリフ・リーも錆びついた音でズドンと堕ちる.................私的に演奏(収録)時間がもっとあるとしあわせ。曲の良さとなんとも言えない匂い。


「 Chick Chick 」のしなやかなグルーヴ。チャカポコする「 Well Done,Weldon 」、「 A Spirit Speaks 」 はファミリー、ボーカルが微妙ですがいい曲。「 Attica 」は4兄弟がボーカルに参加!とバラエティに富んだ盤。
ゴスペル、スピリチュアル系ジャズ、ブルーズ、オペラ風、ソウルなどビル・リー、ブラザーたちが影響?を受けたブラック・ミュージックを鍋でぐつぐつ煮込んだ感じの・・・私的に70年代の名盤?!



演奏曲
1. Two Songs For A Boy Named Mark
2. Coltrane
3. Chick Chick
4. Well Done,Weldon
5. A Spirit Speaks
6. Attica
7. Take My Head,Precious Lord
8. Boll Weevil
9. Don’t Be A Stranger
10. Too Little,Too Late








2010年のビル・リー、指揮をとっている人。
この盤の演奏とはガラッと変わっていますが、今も演奏しているようです。

Bill Lee's "John Coltrane" with the Natural Spiritual Orchestra

Nuyorican Poets Cafe on July 3, 2010.

"John Coltrane Free Spirit John Coltrane First New Born"
by kuramae2010 | 2013-04-09 00:27 | jazz | Comments(0)

Grant Green / Feelin the Spirit / Blue Note

d0157552_22292082.jpgGrant Green / Feelin the Spirit / Blue Note

Grant Green (g)
Herbie Hancock (p)
Butch Warren (b)
Billy Higgins (ds)     Garvin Masseaux (tambourine) 1-4 

録音:1962.12.21 Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, Hackensack, N.J.






グラント・グリーン、1962年の奇跡の1枚。
はじめは、ムード歌謡のようなサウンドと古くささ満点で嫌いでしたが、ハマッてます。


d0157552_22322412.jpg







とくに耳にコビリつく昭和な香りが漂う、ムード歌謡っぽい2曲。

真っ黒なグラント・グリーンとハンコックの差。しかし、ハンコックの存在がデカい。
2.Joshua Fit De Battle Of Jericho
4. Go Down Moses

ちなみに1曲目のファンキーなクリスマスソングのような演奏は未だNG。。。
1. Just A Closer Walk With Thee




マジで絶妙にかっこいいハービー・ハンコックとグラント・グリーンの1曲。そしてビリー・ヒギンズですw
5. Sometimes I Feel Like A Motherless Child




ソウルフルに、メロディを唄うディープ・リバー。ボーナストラックでも最高の音源のひとつ。
6.Deep River





演奏曲
1. Just A Closer Walk With Thee
2. Joshua Fit De Battle Of Jericho
3. Nobody Knows The Trouble I've Seen
4. Go Down Moses
5. Sometimes I Feel Like A Motherless Child
6. Deep River (ボーナストラック)





シンプルで実直なギターリフ、、、奇跡かどうかはわかりませんが、
20代のグラント・グリーンがのこしたクールで古くさい1枚。




d0157552_22322613.jpg

by kuramae2010 | 2012-02-22 22:45 | jazz | Comments(0)