うつし世は夢、夜の夢こそまこと

Tété / A la faveur de l'automne / Epic Europe

d0157552_21492746.jpgTété / A la faveur de l'automne / Epic Europe

EUから英国が脱退する事になりました。日本ではまさか!というニュースでしたが、
当然だという予測をしている方も多かったはず。
日本のニュースの滑稽さは自分のお金の事だけ、株価や円を報道していましたが、日本を一人の人として捉えると自分の財布の事情だけを一生懸命になってめちゃカッコ悪い!ぐ、ぐっと変わりますからw
昨年ヨーロッパの歴史を浅く広く勉強しただけでも、英国という国の成り立ちからして、グレートブリテンに誇りを持った人達の現状の窮屈さは許しがたい事だろう事は想像できます。よく今まで我慢していたと思います。

事の発端と象徴でもある、シリアの空撮を観て絶望しない人はいないはずで、知らない方は、これからも何も知らずに毎日の日々を齷齪してください。でも絶望するだけでは何も生まれないわけで、出来る事はあります。まずは知る事からです。自分にも問いかけつつ。。。

Tétéはナイジェリア、セネガル生まれのフランス人のシンガーソングライターです。
歌ものです。イギリス系ジャズマンのアルバムを紹介しようかと、入手していた盤を探したところ見つからなかったので、アフリカ系移民の彼です。メッセージ性も恋愛モノもいっぱいあります。政治や状況と、音楽を切り離さいと駄目でしょう、なんて、ことはかつての欧州王政か平和な国と錯覚している島国でし通用しない事で、今やちょい先が抜けおちた歌は世界第2位のタックスヘイブンしてる大企業をかかえる国のゴミのような広告かスマホゲームぐらいの価値しかないかなww
ラスト曲はBob Marleyの『Redemption Song』です。

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脱線しまくりますが、最近私の友人が起業しました。中東とパイプがあるのでビジネスを通じて両国の交流の一助になるようなビジネスモデルをつくるんだと思います。思いっきり自由に好きな事をやれば、いいと思います。ビジネスのサイズには関係なく個の喜ぶ顔までわかってコミットできる仕事であれば幸せです。
惰性でやったり、依存していると、それが表情や居ずまいに出ます。

自分自身もここ20年程はある会社の子会社や2つの法人でやっているので、ある種の依存状態からの脱却は良い事です。以前に起こした会社の事業等で5月から新しい事をやり始めたせいか、わりと忙しい状態ですが、ストレスは「0」です。以前ストレスがたまるとハイ状況云々と書きましたが、経営者へ奉仕するストレスではありません。あくまで「事」を収めるためのストレスでしたが、今はそれすらありません。

仕事は言葉の如く「事」に仕えることで「人」に仕えちゃうと、そこで使う側と使われる側という、数千年以上続いたシンプルで、抜け出せない構図にハマります。
欧米が先進しているかどうかは別してそれら先進国と後進国と言われる国々との図式も大きくはズレません。英国はその象徴的な国でもありました。EUという枠に収まる事を良しとしない大英エスタブリッシュメントの爺さん達が今だ多数いたという感じでしょうか。他国にも広がる可能性もありますので、中東の件は収まりを付ける様な動きが出てきそうですね。北アフリカも予断を許しませんけど、もしドイツ等の政権が変わりEU離脱という方向に進んだりすると50年タイムスリップしそうです。

AIが恐ろしスピードで浸透してきそうな勢いがありますので、10年先、20年先のビジネスは大きく変わっていそうですが、変わらない事もあります。現在30代から40代の方は、変わらない事への種を蒔いても遅くない時期です。ちょっと先の事だけしか見ていないと、現状はいつまでも現状のまま。
エッジがたった音楽と同じで先の事を、未来の今をグルーヴさせたいですね!
# by kuramae2010 | 2016-07-01 22:57 | music | Comments(0)

Miles Davis & Robert Glasper / Everything's Beautiful /Columbia,BLUENOTE

d0157552_23315411.jpgMiles Davis & Robert Glasper / Everything's Beautiful /Columbia,BLUENOTE
Miles Davis  Robert Glasper
Erykah Badu Bilal
John Scofield Stevie Wonder
Hiatus Kaiyotetist Illa J
King Ledisi Georgia Anne Muldrow
Laura Mvula Phonte
2016.5.20



マイルスの新譜です。



Robert Glasperがマイルスの過去音源をリミックスした盤ですが、共同リーダー・クレジットです。マイルス生誕90周年のリスペクトアルバム。グラスパーは上手い企画モノにのりますね。。。。3月頃に知って、眉唾ものと思いつつ予約してました。

昨日届いてリピート中。今ぐらいの時間に似合う音楽で、身体が揺れる音楽、すっごいグルーヴ感ある音づくり。カッコいいイカしたBGMですよ。即興が、、、盛り上がりが、、、とか期待してると全く見えませんw
かと言ってオーディオの真ん中でぢっと我慢して座って聴くこともなんだか。
サウンドはめちゃめちゃ質が高いです。

下記引用:
米コロンビア・レーベルのテープ保管庫にあったマイルスのオリジナル音源をベースに再創造したこの意欲作についてグラスパーは「マイルスがもし生きていたらエリカ・バドゥやナインス・ワンダーと一緒に演奏しただろうか。今回参加しているアーティストたちと、絶対やっただろうね」と確信をもって語っています。

 このアルバムにはスティーヴィー・ワンダー、エリカ・バドゥ、ビラル、フォンテ、ハイエイタス・カイヨーテ、ローラ・マヴーラ、キング、ジョージア・アン・マルドロウ、イラJ.といったマイルスの遺伝子を受け継ぐ多彩なアーティストたちがグラスパーの声がけにより名を連ねています。
「マイルスのスタジオ・セッションの様子を録音したマルチ・トラックを使う作業に取り掛かったとき、マイルスが曲間で、テイクごとにバンド・メンバーと言葉を交わしている内容を聞き、それに啓発された。録音されていた会話を聞くことで、彼の仕事の進め方を知ることができたし、自分が求めるサウンドをミュージシャンにリクエストする際にマイルスがどうやってそれを説明するのかがわかり、凄くためになったよ。つまり、今回学んだことは、スタジオ内でのマイルスの操縦役としての数々のアイディアだったんだ」


私的にErykah Baduが参加したトラックのダル揺れさはピカ一。 Violets” featuring PhonteのピアノはBill EvansのBlue in Greenの不協和っぽい歪ませた上にラップとメロウなコーラス。ラスト曲のRight On Brotha” featuring Stevie Wonder はミュート音源がリミックスされてまして80年代後半のマイルスを彷彿してくれます。でも、当時生で聴いた感動とかは蘇ってきたりはしません。

おそらくグラミーのなにかを獲得するアルバムじゃないかな。色々旨いです。
マイルスのサイトでも https://www.milesdavis.com/ 一押しです、というか映画もあるんですね。


演奏曲
1. Talking Shit
2. Ghetto Walkin” featuring Bilal
3. They Can’t Hold Me Down” featuring Illa J
4. Maiysha (So Long)” featuring Erykah Badu
5. Violets” featuring Phonte
6. Little Church” featuring Hiatus Kaiyote
7. Silence Is The Way” featuring Laura Mvula
8. Song For Selim” featuring KING
9. Milestones” featuring Georgia Ann Muldrow
10.I’m Leaving You” featuring John Scofield, Ledisi
11.Right On Brotha” featuring Stevie Wonder


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# by kuramae2010 | 2016-05-27 23:57 | jazz | Comments(0)

191

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1年ぶりにvitavox CN191と再会しました。

音が鳴らなくても、納得できるわけのわからない魅力を秘めたスピーカー。
過去に何ペアか見た中では極上のペア。サイン銘板も買収前の物。
ダイナ、A店長のフロアに棲みはじめた191。見る人がみれば、わかる代物。

僕も終いのスピーカーとして、191にチャレンジしたのですが、、、ブログにはほんの触り程度しか書けてませんけど、その格調、気貴さに負けてアメリカのコーナーホーンへ逃避。それでも結局のトコロ、悪戦苦闘。
191のために煉瓦造りの洋館をマジで考えましたww

同居人曰く、Hartsfieldで鳴らすクラシックは、今だにてんて駄目だそうで、香りから音楽の背景、時代性など、比べようがない程CN191が図抜けて良かったと嘆く始末。1940年代のモノラル盤から時代の狂騒と深い諦観を嫌というほど味あわせてくれるスピーカーは稀有です(録音の良い現代盤なら余裕)。物や事の核に迫るという感じか。音楽の周辺を綺麗に描くスピーカーは数多あるのでそういうことに長けてても、じゃあそこから何を引き出してくれるか、マジで聴きに入ると意外とあっさりしたもので、ある意味現代的。今の時代に生まれたものは時代の空気を孕みがちなもので、今の時代をどう感じるかは人其々。時代なんか感じてる閑がないような社会ではありますが、ひしひしと感じる人達もいます。
物事の本質を描き、抉りだせる道具は数少ないです。

ただCN191で僕が聴いてるナヨッとしたジャズとなると私的に折り合いを付ける技量と了簡に欠けました。買うことは人によっては簡単ですが、鳴らし続け、鳴らし続けていく事の方が難しい。

現代のハイエンドスピーカーも、アンプも良いものはたくさんあります。今後も数多出てくるでしょう。HL88との2ショットは何か兵器めいた様相ですが、もし手に入れれば数十年は楽しめる代物のはず。音楽再生兵器??音の正誤を追いかけたところで無意味。ライブへよく行く方はわかると思います。

箱が共振するとかしないとかの前に、全ての物はどんな時も常に共振しています。周波数特性云々も、同じ楽器ですら人や場所がちがうだけで異なり、拾うマイク、マイクとの距離、種類、数など変わるパラメータの方が星の数程あります。聴く環境まで数えると、いまだビッグバンが収まっていないように収拾つかない無限ループに陥る。。再生でも同様。

最近思うのは、聴く人の、音体験ではなく、音楽体験だけ...........
最近はライブへいっても消化不良なのは鈍くなってんのか。
# by kuramae2010 | 2016-04-23 01:11 | etc. | Comments(0)