うつし世は夢、夜の夢こそまこと

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RIZE

d0157552_2333096.jpgRIZE
公開:2005年
監督:David LaChapelle
キャスト:Tommy The Clown
Larry
Lil C
Tight Eyes
Miss Prissy




Huluを契約しているんですが、、あまりに観れる映画が少なくたまたま観た映画.................

L.A. サウス・セントラル(ゲットー)のブラック・アメリカンの若者達の間で生まれたダンス「Krumping」の背景をドキュメンタリータッチで描いたDavid LaChapelle監督(1964年生まれ)の「Rize」。
この人、Andy Warholに才能を見出されたキレたフォトグラファーです。


Krumpはすでに10年ほど前のダンスらしいんですが、映画に出てくる、当時素人の若者達の、体の斬れがアートです。激しくて彼等にしか表現できない動き。。取り巻く凄惨な社会環境やルーツ、抑圧感、鬱積、何とも言えないものがあります。以前、書いた「ジプシー・キャラバン」と重なる部分も多々。



映画はラシャベルが生まれた当時の米国内の闘争から。


登場するクランパー達の子たちの言葉がさり気なく凄くて、
ギャングになるか売人か。。撃たれるか、ムショに入るか、、踊るか。


Lil C
『2日、ストリートに顔を出さないと、ダンスは変わっている、どんどん変わる...』 パーカーかとw

『俺たちはヒップホップ界とは違う。コマーシャライズドされたものはいらない。何故なら俺たち自身が「特注」だから・・・・』ヒップホップは売れるモノを単に焼き直して売ってるだけだと言う。それをジャズに融合させる人もいる。。売ることも大事。Krump的なアプローチを取り入れている人たちも多い。


途中でアフリカ原住民の踊りが挿し込まれますが、そんな必要もなくクランパー達の子が何を表現したいかは、踊りだけで充分伝わるもの。最後らへんにホワイト・アメリカン、アジア人が登場し、リズム音痴じゃないよ、って踊ってたのがイカしてました。

Dragon Slayer
「神に対してゴスペルを歌う人たちがいるのと同じように、我々の年代は、神に対してクランプを
踊ることで神を敬うんだ。神に近づく行為なんだよ。」

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http://vimeo.com/63644618

彼等の踊りを『dazzling』 といった批評家がいたようです。
映画で出てくるダンスシーンのソロやデュオは、ジャムセッションとなんら変わらない感じを受けます。道具を使わない分、身体表現なのでもっとストレートで誰もが表現できる手段ともいえます。

現在も映画冒頭の時代と本質は同じで、サウス・セントラルなどのダウンタウンでは現代の方が、間違いなく逼迫してんのかもしれません。状況を内省的に吐露するか、もっと大元へ辿っていき、今の立ち位置から表現するかは、視点や人種のちがいがあるようです。

dazzling!






冒頭、キャップの子がDragon Slayer
by kuramae2010 | 2014-04-14 00:05 | movie | Comments(0)

The HELP

・・・総選挙の最終日、土曜のアキバで行われた渡辺党首、松田さん参加のみんなの党の最終演説会。
中央通りでやるか?!という体です。党関係の方は総勢7名ぐらい。

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同日30分後にアキバで行われた、自民党 安倍総裁・麻生元総理の演説会。電気街口の広場で6時前から準備。
異様な盛り上がりで、資金力、組織力がかなり違うと感じました。。党関係者は総勢100名以上だったと思います。

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写真はかなりはしょったモノですが、なんだか、奇妙なパワフルさでした。。。
国旗・小旗は党員や一区の方達が配布されてました。演出の妙・・


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三社とあんま、変わらないw 












音楽ではなく久しぶりに映画の感想です。観るだけで、充実感がもらえる映画ですw
監督と原作者のメイキング映像もいいです。


d0157552_23264157.jpgThe HELP

監督:テイト・テイラー
原作:キャスリン・ストケット

公開:2011年






チャーリー・パットンからロバート・ジョンソン、そしてサン・ハウス。
さらにはブッカ・ホワイト、マディ・ウォーターズ、ウィリー・ディクソン、マンデル・ロウ、ビー・ビー・キングetc
映画「ヘルプ」の舞台はブルースのレジェンド達が生まれたアメリカ合衆国・ミシシッピー州ジャクソンです。

原作はキャスリン・ストケットで書籍は合衆国でベストセラーになったそうです。監督がテイト・テイラー。この2人は映画の舞台となった、ジャクソン出身です。セットは今も現存する当時の家々で行われたようです。調度品、街並みは豊かさの象徴でなんとなく古き良きアメリカというイメージ。

タイトル「ヘルプ」は黒人のメイドだった女性達のことです。脚本はキャスリン・ストケットの体験を元に南部、故郷の歴史や自分を見直すという行為から生まれた原作。たぶん彼女はイギリス系移民なんだと思います。育ての親は黒人メイドさんで、少女期の精神的な支柱でもあったようです。。当時の黒人メイドさんの月給は現在の貨幣価値で3万円程。


1960年代中盤は生まれてないので、50年前の話しではありますが、60年代は実感的にそんなに遠い昔という感覚が薄い。ブラックパワーが炸裂し、音楽やアートなど今でも濃い影響を残す時代、そんな感覚です。ジャズも沸騰した時代?

映画では「 マジっ?」と思う生活慣習が多々出てきます。ブロンドの27,8歳のマダムが 「家の外に専用トイレ(黒人)を造れば、家の資産価値が上がるのよ」と、他の奥さん達と話す。。。現在では7,80歳ぐらいの年齢なんだと思います。当時の南部地域の州法では有色人種はすべて"別"だったようです。マダム達の言動は今聞くと『 ひでえなぁ 』と思いますが、権利とか対等にしていくと、自分達が大変になるし、子育ても料理も自分でやらなきゃなのでサロンちっくに遊んでられない。彼らはヨーロッパから新天地としてアメリカ大陸を選び、原住民を追い出し、働く機械として黒人を連れてきました。こうなったのは、紀元前5世紀古代ローマ、ギリシャ時代から連綿と続く歴史で、いいとか悪いとかの次元ではありませんw

映画には直接的に出てきませんが、ヒロインとメイド達が戦ったのは、ヨーロッパ系移民が作ったジム・クロウ法。この州法は日本人も対象でした。例えばレストランでは、白人と有色人種が同一の部屋で食事できない。電車、バスは座席が別。さらに券売機も別、公衆トイレも別。この州法は南部地域すべての州に存在し、1964年に撤廃。60年代に合衆国南部へ観光旅行に行ったら「ここでご飯はダメ!あっち」みたいに言われたりしたのかもw

監督の演出の機微か、「ヘルプ」は人種格差のど真ん中をまっすぐ進んでいく映画ですが、悲壮感や涙、解放に向かうダイナミクスだけを追いかけたタッチでないところが上手いです。

ちなみにカサンドラ・ウィルソンもジャクソン出身で、青春時代のお気に入りはブルースのロバート・ジョンソン。両親はミュージシャンです。アメリカ国民のアイドル、エルヴィス・プレスリーもミシシッピー州生まれです。

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by kuramae2010 | 2012-12-20 01:00 | movie | Comments(0)

When the Road Bends: Tales of a Gypsy Caravan

d0157552_0531559.jpgWhen the Road Bends: Tales of a Gypsy Caravan 
邦題:ジプシー・キャラバン

監督:ジャスミン・デラル
出演:タラフ・ドゥ・ハイドゥークス
エスマ
ファンファーラ・チョクルリーア
マハラジャ
ジョニー・デップ





人は歌って、踊って、泣いて、笑う。
ジプシー・キャラバンは約千年前の北インドを起源とした、移動民族(ロマ)のミュージシャンの
北米ツアーをドキュメントタリーで描いた映画。

登場するミュージシャンは北インドのロマ音楽の聖地、ラジャスタンからウスタッド・ムラド・カーン、ウスタッド・ヌウーレ・カーン達。スペイン、アンダルシアからはアントニオ・エル・ピパ。ルーマニアからタラフ・ドゥ・ハイドゥークスとファンファーラ・チョクルリーア。マケドニアのエスマら4ヵ国5グループが登場。ステージシーンが映画という枠で断片的な演奏だけど、鳥肌モノの演奏もあり。

なかでもラジャスタンのミュージシャン達は上半身のリズム?手のリズム?から生まれる独特なうねり感。バスの移動中、飛行機、ホテルなど何処でもセッションして笑う、彼らは根っからのアーティスト。


ジャスミン・デラル監督は、彼らの「生活」も映していて、インタビュー映像からロマ・ジプシーへの根深い偏見が言葉の端々からうかがえます。ロマのミュージシャンは 『音楽は、生きるため』 とか 『お金がもらえる』 とあっけからかんと笑う。今を生きる音楽。映画撮影中、自宅で亡くなってしまうニコラエ・ネアクシュは 『音楽をやっていたおかげで、いい背広が買えた』 と言う。お金のために、暮らすために音楽をやって家族を養うことをしごく当り前に語る。誰かのモノじゃない音楽。
一方で支配する側を喜ばせる音楽も生まれた深い土壌。そのルールはAKB48でも活きてますw
ラジャスタンのミュージシャンが、はじめてベートヴェンの音楽を聴いたときの感想 「とてもシンプルな音楽だね」 だそうです。どこを聴いているのかわかりませんが、音楽の根本がちがうのかもしれません。


誰かのセリフ
『世界を変えたい? そしたらロマを見習うべきだよ。
戦争を始めない。国を占領しない。迫害しない』


最近めちゃめちゃハマッてるサム・ライミ監督の 「スパルタカス(18禁)」 でも、ローマ帝国時代のパワーによるエログロな圧倒的な人種差別がグツグツ迸ってます。5月に観た「テルマエロマエ」はほのぼの。。


ジプシー・キャラバン。
音楽を死ぬ間際まで演り、音楽で天へとおくる、ロマ達の心粋にワナワナする映画。
観終わると、なんともいえない爽やかさに満ちた音楽が鳴りやまない。



Khartaal, Sarangi and Dhoalk (Rhythm of Rajasthan)

(映画登場グループではないと思われますが・・・)


Diego Carrasco, Miguel Poveda, India Martinez, etc... - El sol, la sal, el son


フル・バージョン



どちらもスイングから解放されたジャズに似てる感があるかも。。。
by kuramae2010 | 2012-07-10 00:34 | movie | Comments(0)

The king's Speech  邦題:英国王のスピーチ

1ヶ月8枚送られてくる映画。。観る時で4,5本。
今回から新しいLEDプロジェクターに変わりました。少し明るくなり、解像度も少しアップ。





d0157552_2292124.jpgThe king's Speech   邦題:英国王のスピーチ

監督:Tom Hooper  2010年作品
脚本:デヴィッド・サイドラー
撮影:ダニー・コーエン
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター 他

第二次世界大戦前後のイギリス王室を舞台にした映画。





イギリス国王の第2継承権をもつ次男デューク侯にコリン・ファース。このデューク侯、人前でしゃべる時に重度の吃音症が出てしまいます。実話だそうです。しゃべることができなくなる程の重症。


何人もの言語療法士の治療を受けたが治らず、当時植民地のオーストラリア人ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)の独自な療法を受けて、第二次大戦開戦の宣言を行うとうあらすじです。淡々としていますがじわっといい映画です。

オーストラリア系移民を演じたジェフリー・ラッシュの英国紳士ぶり、対等であろうとする姿などは植民地からの移民と国王の微妙な関係を好演。



イギリスは、第二次大戦前に25ヵ国を植民地化していた強い国です。別の見方では強すぎた。
この強い国の王となってしまったジョージ6世は極度にドモる。原稿を伝える「声」がドモることは許されない時代。



「声」を伝える装置は映画にも出ていましたが、ウエスタン・エレクトリックみたいな大きな装置。
ロンドンウエスタン?ヴァイタボックスの前身にあたるのでしょうか。。


第二次大戦に国が参戦することを国民に語り、説得することは、
一人の人間が背負う負荷を超えることかもしれません。
「英国王のいスピーチ」からはそう感じ取れます。

このスピーチいかんでは、国民の士気や感情まで左右される様を描いています。


映画では国王に就任し、いよいよ開戦が避けられない場面で、ヒトラーの演説に圧倒されるシーンが出てきます。稀有な人物、ヒトラーの声をドイツ国民は強い指導者として受け入れ自らを鼓舞したのだと思います。無理にでもそう思ったドイツ人も多かったでしょう。。一方、世界の人々は、狂気の声として恐怖や時代の残酷さを感じたかもしれません。

印象深いシーンでながれていた曲ベートーヴェン ピアノ協奏曲5番 第二楽章。





天皇陛下もこの戦争で演説を行いましたが、私達の先達はどう聴こえたか?
一度爺さんに聞いた記憶があります。




1930年代から1940年代、声を伝える機械の使命は今よりも遥かに重かった。
何よりも国王や首相のメッセージや決意そのものが重かったということでしょう。

テレビから流れるわが国の首相の声も負けじと重要。・・・かどうかは人各々。


戦後、国の命運を担った「声」を伝える技術は、
60年たった今、世界中の音楽が好きな時間にどこででも誰とでも、聴くことができるものに変わりました。
いつの時代でも、その時代の空気を伝えることにかわりはありません。

こだわれば、真夜中に自分の好きなライブ会場も再現できるようです。



「英国王のスピーチ」、音のソウルを解き明かす、
もしくは、対峙した一人の国王の作品という観方もあります。
by kuramae2010 | 2012-01-30 01:36 | movie | Comments(2)

アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち 原題:CAFE DE LOS MAESTROS

d0157552_1314929.jpgCAFE DE LOS MAESTROS 
邦題:アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち

1時間半の駆け足でアルゼンチンタンゴの真髄の入り口に触れる、ような1本。
ピアソラのコスモポリタンなタンゴとはちょっと違う、南米ブエノスアイレスのタンゴ。

『タンゴは人生そのもの』的なマエストロ、クラブや広場で踊る市民。。
一方で時折入る街並みの映像にブエノスアイレスが内在する諦観が色濃く映る。
美しい景観もあるのに・ミゲル・コアン監督は入れない。


マエストロと言っても知らないのですが、特に初めて聴いたピアニスト、
オスバルド・レケーナの演奏は刺激的で聴き応えがあった。




最初で最後の演奏会場である、コロン劇場という劇場はとても居心地がよく響きが良さそうな空間・・・オペラ座やボリショイ劇場にも子どもやおばあちゃんがいっぱい来て観ていたが、ここもそんな感じを受ける。
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概要
2006 年、アカデミー作曲賞に輝くグスターボ・サンタオラヤの呼びかけで、1940年代から50年代にアルゼンチンタンゴの黄金時代を築いたスターたちが一堂に集まった。本作は、そんな伝説のマエストロ(巨匠)たちがアルバム『CAFE DE LOS MAESTROS』のレコーディングに挑む姿と、世界三大劇場のひとつであるブエノスアイレスのコロン劇場で行われた一夜限りの奇跡のステージの模様を収めた音楽ドキュメンタリー。
by kuramae2010 | 2011-02-21 01:34 | movie | Comments(0)

INVICTUS 邦題:インビクタス/負けざる者たち

d0157552_0435261.jpgインビクタスは南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)を変革したネルソン・マンデラ元大統領と南アのラグビー代表チームがワールドカップで優勝するまでの実話を描いた映画。

あまり詳しくないが人種差別という奴隷制度は数百年前、千年前からあったそうだ。それは、ほんの十数年前まで名残として在った。今の日本に住む僕には、正直なかなか身近に感じられないことでもあるが、社会の枠組みとしてカッチリ取り込まれていたようだ。



 冒頭のシーンで芝生の上でラグビーをする白人。未舗装の道路を隔てた荒れ地でサッカーをする黒人の子供たち。アパルトヘイト政策があるアフリカ大陸南端の国の日常。。。レストラン、映画館、学校などの公共施設のほとんどが白人用、黒人用に分けられていたそうだ。映画「第9地区」ではより先鋭化した描写がされている。

日本語として『白+人』『黒+人』『黄色+人』という言葉があることも気になってきてしまう。。。映画の内容は事実に基づいた内容の上、イーストウッド監督の上手さで「重く」ならずに、素晴らしい指導者の人となり、大きさが垣間見える。

 ジャズ、ブルース、レゲエなどの音楽のルーツは「奴隷制度」にあることは知っていたが、その誕生した背景はよくしらなかった。
・・・今でも知らないが。。
 奴隷船で米国に連れて行かれた黒人は奴隷船の貨物庫に立錐の余地がない空間で1ヶ月程かけて渡航させられた。衛生面が極悪で数百万人以上の黒人の内、3割以上は船の中で亡くなったらしい。そして、奴隷として売られた地では同じ部族や家族、同じ言葉を話す者同士を別々にした。「文化」を切り離し、連帯感を無くすためだろう。徹底している。。。。アフリカ大陸では黒人が黒人を奴隷として差し出す仕組みも導入させたそうだ。
連れていかれた彼らには、異国の地で労働力としてキカイと同じように番号が付いた。


 言葉が違う彼らは過酷な農作業時に掛け声をかけあった。効率を上げるためだ。実は江戸時代に日本でも同様に派生した唄がある。
掛け声には、黒人独特のリズム感が出てきて「めっちゃ苦しいが、今日がんばってみよう」的?な「歌」となる。ときには農機具が楽器となる。アフリカ大陸各地から連れてこられた黒人の共通語は皮肉なことに「英語」となる。英語で唄った歌がブルース・・・・
 
 時は経ち、リンカーンが有名な奴隷解放宣言をする。南北戦争の陰があるが。。。
開放宣下後、黒人には少しの自由や時間ができるが、就活してもふつうに就職できるわけはない。でも生活しなくてはならないので、結局、準工業化された農業に従事する。自由があるので、信仰の自由もあって教会などへ行き賛美歌やゴスペルを歌う。今ではヒップホップか、、、それから演奏の旨い人たちが方々で集まりストリートで即興ジャズがはじまる。その当時はかなりフリージャズっぽいはずだが、白人が踊るためのジャズも生まれる。音楽として流通していくのはビッグバンド。ソウルなジャズとは程遠い娯楽。

 一方ヨーロッパは古代から奴隷制度あったそうだが、中世でなくなりつつあったそうだ。その分、植民地というカタチで他国へ「出張」して教育から文化に色濃い影響を与えた。ロシアやアジアでもあったそうだ。


 ・・・ここで、はたと思う。
今も大きくはかわっていないのかもしれない。
そう、あんまりかわっていない可能性がある。



 クリント・イーストウッド監督の映画「インビクタス」は、南アの経済、政治を支配する白人社会を壊さずに、融和的に元々黒人の大陸であった文化と権利を元に戻す、ネルソン・マンデラ氏の卓越した超戦略的な指導力をサラッと映画にしてしまった。匠のなる技、映画への愛を感じる1本。

ビレ・アウグスト 監督の「マンデラの名もなき看守」も感動できる映画。
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by kuramae2010 | 2010-10-30 02:14 | movie | Comments(0)

WONDERLAND  邦題「ひかりのまち」

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マイケル・ウィンターボトム監督の1999年作品「ひかりのまち」

ロンドンのダウンタウンを舞台に普通の人の暮らしをコラージュのように切り撮った映画。
ハリウッド映画の「アバター」や「2012」のような莫大な予算、
「シャーロックホームズ」のような本格的セットとCGの合成、有名な俳優も出ていない。


映像は16mmフィルムも使っているようでザラッと汚い。
映像クオリティとか音質とかはどーだっていい。

ストーリーはこれって映画にすること?みたいな淡々としたありがちな事柄。

錆びたナイフが刺さってくる映像。

音楽はマイケル ナイマン。
日常の中に潜り込んでしまうようなモノを引っ張りあげるような音楽。


レゴの寄せ集めのようなストーリーが重なるにつれて、
ロンドンの若者や独身、夫婦、離婚した元夫婦、老夫婦の誰知れない孤独となんとも
切ない人生のパズルが浮かび上がる。
その色は、決して単純なビビッドな色ではない。
そんなところにリアリティがある。

CGやエフェクト、物量投下による現実模写ではないリアリティ。
「物量」ほど滑稽なことはないのかもしれない。


映画で映るロンドンの街は、東京の其処彼処の街に似ている。
邦題の「ひかりのまち」というネーミングはよく合っている。

家族やビシバシにホームシアターを楽しむならおすすめしない、
サム・ガルバルスキ監督にも似た、マイケル・ウィンターボトム監督の作品。
by kuramae2010 | 2010-09-14 01:58 | movie | Comments(0)

ホームAV機器としてのPlayStation3

CDプレーヤーとブルーレイ(DVD)プレーヤー代わりにしてみたPS3;古い。
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PlayStation3をAVサーバーとして使用してみた。
曲のイメージ?に併せCGや地球のBGVが流れる。。。


▼CDプレーヤー、HDとして。
CDからPS3のHDにリッピングし、アンプへ出力。
残念ながらアナログ出力のせいか手持ちのCDプレーヤーと比較すると今ひとつの結果。
ノウハウがなさすぎた。
ちなみにシンプルなブラウザでサイトもわりとサクサク観られる。

本来ミュージックプレーヤーとして使うときは
スパコン並みのCellが本領発揮するはず?
もしくはLINN RecordsからダウンロードしたファイルをPCから送る。

<理想形>
96~192kHzあたりのデータ(CDの2~4倍)⇒HDMI or 光TosLink⇒
アンプ⇒サンプリングレート~192KHz/24bit⇒デジタルデバイダー⇒スピーカー

じょじょにスピーカーユニット直前までスタジオ収録したての新鮮さをシンプルに再生してみたい。




▼ブルーレイプレーヤーとしてPS3
映画館でも観たアバターを再度観る。HDMI出力にてプロジェクターへ1080pの解像度で再生。
120インチ以上でも荒さは気にならない。
通常のDVDでも現時点で自分的には、映像にこれ以上のクオリティは不要かな。。。


もう1本観た映画「やわらかい手
ベルギーのサム・ガルバルスキ監督、マリアンヌ・フェイスフル主演。
元ミックジャガーの恋人で峰不二子ちゃんのモデルになった女優さん。

脚本、演出、演技。素晴らしい作品でした。
2時間の中で多くのテーマを簡潔なセリフで収斂させていく力はすごい!
ユーゴスラビアの俳優、ミキ・マノイロヴィッチの演技も苦い。
おすすめの1本。アバターとは正反対の映画ですが、映画らしい映画。

ちなみに、DVD月額レンタルサービスでは、
ツタヤとDMMを比較すると東京ではツタヤの方が1日早く送られてくる。
DMMは石川県まで返却するせいかも。



もし、シンプルなホームシアター&スパーCDオーディオをつくるなら初代PS3と
LEDのDLP方式データプロジェクター、HDMI接続可能なパナソニックなどのコードレスな
ワイヤレススピーカー(アンプ内臓)があれば超シンプルモダンなAVシアターが完成するはず。
ちなみに大型の液晶TVというモノは不要。
ワンセグのポータブルの8インチぐらいの液晶は便利かも
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構造的にドンシャリ的な音質かな?ユニット配置がライン上というのは以外といい。
単純に言えば線音源になるのでシアター向き、とも言えるかも。



間違っても例えばアマ●ナとか疎の他はスペックや視聴した結果、即効NG。
カタチが良さそうに見えても中身が・・・・
・・・LINNのフルシステムなら凄い!
by kuramae2010 | 2010-07-27 03:04 | movie | Comments(0)

家庭用ホームシアターSPの実力は?

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あまりにもコードが床を這っていたりするので、
P社製のシアター用サラウンドシステムを導入してみた。

別筐体のサブウーファーはワイヤレスで配線要らず。
DVDからHDMIでつなぎプロジェクターへもHDMI配線でコード少ないお手軽シアター。
9種類のサラウンドモード設定が可能らしいが・・・・・

いろいろ設定したが、

10分程で止めた。
ラジオ用で使ってみたが5分で止めた。

とてもカタチは素敵なので惜しい。
by kuramae2010 | 2010-07-20 00:52 | movie | Comments(0)

小型データプロジェクターは、シアター的に使えるか?

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オランダVSウルグアイ戦まで、、、小一時間。
さて、100インチoverのシアターとして使えるか、アルゼンチン戦とK1を観戦。
プロジェクターの大きさは20cmぐらいの幅。高さ5cmぐらい。弁当箱ほど


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HDMIで観たいところだが

RCA・・・、今、DVDはRGBもしくはコンポジット
ウッディアレンのちょっと古い映画(DVD)。機器の推薦サイズは80インチだが、画面サイズ横幅250cmまでは、薄暗い状態では充分かも。壁のせいか光源の違いかスクリーンの雰囲気が出てないのかも。。。

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加賀電子はむかしゲーム

機器関連の映像機器など造っていたと記憶。その後PLUSを吸収した。


▼画面の設定。シネマモードやスポーツなどあり。機器的にはエコモードなどあり。
詳細はリモコンで調整。しかし、このリモコン調整がちょっとしにくい。

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部屋が明るくてもPIANOより綺麗かも。でもコントラストが甘いかな・・・

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ほぼ真上のダウンライトを点けた状態(4灯)。

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映している壁。シアター用で鳴らしてるスピーカー位置変更。
選手は実物大ぐらいで迫力あり!小さいなりで粋な機器

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このグレーは映像を投影すると、ほの暗さ加減に馴染んでその存在感を消してくれ、
音声だけが壁一面に溢れる。吸音材として一部分にフェルトを入れたせいか
ここ最近、音が落ち着いてきた。

実家には15年ほど前に買ったA5改が眠っています。。。
最初は自作825箱とD130、288Bから828箱と515B、288-16Gへと変化。
今では年に1度ほどしか鳴りません。
by kuramae2010 | 2010-07-07 02:14 | movie | Comments(0)