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うつし世は夢、夜の夢こそまこと

Sam Yahel / Jazz Side of the Moon: Music of Pink Floyd / Chesky Records

Sam Yahel / Jazz Side of the Moon: Music of Pink Floyd /  Chesky Records_d0157552_013384.jpgSam Yahel / Jazz Side of the Moon: Music of Pink Floyd / Chesky Records
Sam Yahel (B3 org)
Mike Moreno (g)
Ari Hoenig (ds)
Seamus Blake (ts)

リリース:2008.5




jazz worksさんところで聴きながら、即注文し、翌日到着したサム・ヤヘルの「Jazz Side of the Moon」。
メンバーにマイク・モレノが参加してます。マイク・モレノ、、、つい最近来日してました(ます?)。
最終公演のチケット争奪戦に3時間程乗り遅れ、SOLD OUT。初日Pit Innの日は知らずにという体たらく。ピアノにアーロン・パークスで、ドラムがこの盤では渋い演奏のアリ・ホーニグ。ジャズを聴いてる人なら外せない、気になってしょーがないメンツじゃないでしょうか。


この盤は彼此2ヶ月程、深夜にかけてることが多く、気がつくと、ヤヘルとモレノのハーモニーが心地いい。
「Time」のシーマス・ブレイク、テーマ終わりからの、モレノとヤヘルの無機的とも有機的とも言えない絶妙な浮遊感!!オルガンとギターの揺れ感が気持ちいい。・・・この浮遊感を聴くとサックスの生々しい音色が浮く感があって、トリオでもっとダークにいってしまった演奏も聴きたくなります^^ もしくはヴィブラフォン・・・
「Money」は、原曲の灰汁が旨いこと抜けてジャズっぽいチューン。


演奏曲はピンク・フロイドの1973年「The Dark Side Of The Moon」から。
ボーカルがなかったり、電化系ピコピコ音がなかったりで、かなり違うんですが、音の匂いが同一線上にありながら一層ダーク感漂う緻密なカバー。ジャケの雰囲気も似てますね。


ベースレスでヤヘルはB3オルガンだけで、シンセなど使ってないのが凄いです。さらに教会での一発録音!
このあたりは音の良さにも現れてます。マイク・モレノは音に甘みがあって、ガッつかない温度感に独自の美学を感じます。ライブでは変わるのかもしれませんが、、この盤を聴きはじめてから、「Tird Wish」とかも聴き始め、ニワカモレナー度がアップしてますw




演奏曲
1.Breathe
2.On The Run (Part 1)
3.Time
4.Any Colour You Like
5.The Great Gig In The Sky
6.Money
7.Us and Them
8.Brain Damage
9.On The Run (Part 2)




Sam Yahel / Jazz Side of the Moon: Music of Pink Floyd /  Chesky Records_d0157552_017407.jpg


購入した盤はSACDで、192KHzなんちゃらみたいなので、パソ音源専用になってしまったRDA560で聴くといいのかな・・・ 
by kuramae2010 | 2013-06-08 00:28 | jazz