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うつし世は夢、夜の夢こそまこと

Fabio Zeppetella , Milcho Leviev , Charlie Haden

Fabio Zeppetella  ,   Milcho Leviev  ,  Charlie Haden _d0157552_1435534.jpgFabio Zeppetella / Jobim Variations / Universal

Fabio Zeppetella (g)
Danilo Rea (p)
Ares Tavolazzi (b)
Aldo Romano (ds)

録音:2009



イタリアのギタリスト、ファビオ・ゼッペテーラの2009年録音のジョビン・トリビュートアルバム。
アコースティックギターの調べにダニーロ・レアの緩いピアノが心地いい、、、時にキモイく華美に響く一品。ドラムにアルド・ロマーノ!ストリングスも入って情感たっぷりな演奏が続きます。聴きどころは全体にまったりするボサノバな空気感、BGM的に転ぶ雰囲気を醸しだしつつ、気になるピアノ。

どこか50年代のウエストコーストサウンドに湿度をプラスしたファビオ・ゼッペテーラのアルバム。





Fabio Zeppetella  ,   Milcho Leviev  ,  Charlie Haden _d0157552_14361213.jpgMilcho Leviev,Charlie Haden / First Meeting / Pan Music

Milcho Leviev(p)
Charlie Haden (b)

録音:1985





ブルガリアのピアニスト、ミルチョ・レビエフとチャーリー・ヘイデンのデュオ作品。このアルバムに収められた「Nardis」はレビエフのビル・エバンスへの深いリスペクトや透明感ある固い響きが印象的。ちょっと薄くキラキラしたピアノ。。ここでのチャーリー・ヘイデンの揺さぶられるベースは数多ある「Nardis」の中でも地味ながら名演。


二人の共作「Beaup」は二人の技術の応酬から生まれる対話がスリリング!ヘイデン作「Chairman Mao」、ヘイデンの押し殺した強いソロからはじまり、内省色を強めたピアノのコントラストが印象的。
後半は思索的でノイズな曲想で気分がハマれば聴けます。。・・・モンク曲以外は繰り返し聴き応えあるアルバム。ヘイデンのベースに包まれたいという人向け。








Fabio Zeppetella  ,   Milcho Leviev  ,  Charlie Haden _d0157552_14413774.jpg


604Cというユニットは古いなあ・・・1952年~産です。
湿度が落ちてきたせいか、やっぱり何か変わってきています。中域が張る癖がありましたが、持ち前の感度の良さでコーン側が動きやすくなったのか「艶」と感じるようになりました。中域の張りをカバーするような鳴り方。

Fabio Zeppetella  ,   Milcho Leviev  ,  Charlie Haden _d0157552_2143357.jpg

ラグーナオリジナルの裏面画像。薄そーな米松。
しっかり止めてない感じです。想像するとオリジナルはもっと響き豊かでラグーナカラーになるんでしょうね。コーナー型はクリプシュ型など魅力溢れるスピーカーが多いです。

604Cラグーナタイプ、立派な正確な音ではないですが、食べあきない料理みたになってます。
クロス1600Hzですが、何か問題でも?と言いたげなアンニュイな響きもプラス。

輪郭がハッキリするけど柔らかい・・・
ラグーナタイプ入りで40Hz以下を切ってあげると艶切って鳴ります。





まさに、、、

Fabio Zeppetella  ,   Milcho Leviev  ,  Charlie Haden _d0157552_14415172.jpg



アン・ハサウェイ!プラス10才のような音。
時にカメラ目線で決めうつ表情・・


基本的に音色が明るいので、爽やかな熟女系とでも言うか、狂おしい・・・







NPR
Ben Williams And Yotam Silberstein On JazzSet

BEN WILLIAMS & SOUND EFFECT
Ben Williams(b)
Marcus Strickland(ts)
Matt Stevens(g)
Christian Sands(p)
Obed Calvaire(ds)

October 6, 2011 by BECCA PULLIAM


今年ようやく初リーダー作をリリースした、ベン・ウィリアムスのNPRライブ音源。
バップ、モダン、ヒップホップ、ブルース、ブラックミュージック、ファンクの要素を融合したような今どきな音だけど、ドライブしていくサウンドはジャズのルーツへもチャレンジした感がある若きベーシストのライブ音源。。

1曲目の演奏は「State Of Art」の2曲目に収録されていた「The Moontrane」ですが、まず曲がいいw
オリジナルで有名なのは、Larry Young 「Unity」ウッディ・ショウ作。トランペットに替わり、ベースがソロになっています。オリジナルではエルヴィン・ジョーンズのアグレッシヴさとラリー・ヤングのkクールなブルース感がいい!!ベン・ウィリアムス版はリズムにヒップホップ感が出て、抑え気味なマーカス・ストリックランドのテナーの音色と裏で奔りハモル、ギターの低体温感がかっこいい。


YOTAM SILBERSTEIN QUINTET
Yotam Silberstein(g)
Roy Assaf(p)
John Lee(b)
Greg Ritchie(ds)
October 6, 2011
by BECCA PULLIAM

30分過ぎからのヨータム・シルバースタイン(g)のライブ音源。これカラダ揺れます。
1曲目はギターの音色が50年代前半!?を展開しつつ、テクニックは現代という面白さ。
次がびみょーなボーカル、太目のギターでゆっくり語る演奏は劇渋。


Wayne Escoffery: Live At The Village Vanguard June 9, 2010
▲このライブ音源もいいです。。
by kuramae2010 | 2011-10-10 23:19 | jazz