人気ブログランキング | 話題のタグを見る

うつし世は夢、夜の夢こそまこと

David Gilmore / Unified Presence , Claudio Filippini /The Enchanted Garden

JazzCDは月に1,2回、いつも会議や打ち合わせの後に仕入れに行きます。
気分の刷新作用があるようです。時間にして1時間半です。たまにアマゾンやオクですが、欲しいのがほとんどないことが多いかあっても微妙に高い値付け・・・かといって、土・日に買いに行ったり、仕事帰りにショップへ寄る事はほぼないです。混んでたり、仕事が押すなどいろいろです。

天気のいい今日、午前中のディープ会議の後、気分一新をかねて気になるアルバムを探しにいきましたが、目当てのものはなかったですが、初めて聴いた伊ピアニストなど十数枚を。。



David Gilmore / Unified Presence  ,  Claudio Filippini /The  Enchanted Garden_d0157552_22342178.jpgClaudio Filippini /The Enchanted Garden / Cam Jazz
Claudio Filippini (p,key)
Luca Bulgarelli (b)
Marcello Di Leonardo (ds)

発売:2011.10.6




店内のBGMで懐かしくも瑞々しいピアノ、、、ジョン・エスクリート新譜やアーロン・ゴールドバーグらを
探しているときにかかったトリオ。店頭で流れた1曲目、スタイルは古いけど、感性が今な演奏。
ジャケットを見るとイタリアのピアニスト、クラウディオ・フィリッピーニの新譜。1曲目「Il Fiore Pupureo」は過去のコンテクストをしなやかにグルーヴさせる抜群のセンス。聴いていくとビル・エバンスに一瞬e.s.tをかけ合せて甘みを少し加えたようなサウンドに感じることがある。

2曲目「Verso Sara」はもろボシレフスキトリオっぽい出だしフレーズから色彩感をつけたりと多彩な展開。中には打ち込み系もありますが、基本はモダンジャズトリオの本流に位置していると思われます。リーダー、クラウディオ・フィリッピーニのピアノは一音一音の余韻や間が印象的で滑らかな展開なせいか、メロウな感があります。ルカ・ブルガレッリのベースはピアノの隙間を埋めながら、時に深めながらグルーヴを奏でてます。
本作はある意味タイトル通りなので、自作は1テーマに焦点をあてた作品を期待します。






David Gilmore / Unified Presence  ,  Claudio Filippini /The  Enchanted Garden_d0157552_22344675.jpgDavid Gilmore / Unified Presence / Kindred Rhythm
David Gilmore (g)
Christian McBride (b)
Jeff "Tain" Watts (ds)
Ravi Coltrane (ts,ss)
Claudia Acuna (vo)
録音:2006.9.19



デヴィッド・ギルモアの2006年の旧譜です。ピンクフロイドのギタリストではないです。。
参加メンバーはクリスチャン・マクブライド、ジェフ“テイン”・ワッツ、ラヴィ・コルトレーンなどメンバーがいいので購入してみました。先日のリューベン・ロジャース(b)をはじめ、デヴィッド・ギルモア参加のアルバムがけっこうあって気になるギタリストでした。

1曲目から変拍子、全編通じてジェフ“テイン”・ワッツとクリスチャン・マクブライドのリズムセクションがかっこいい!絡んだり突き放したり疾走したりと変幻自在に空間を刻んでいく様は流石です。デヴィッド・ギルモアは中域がわりと太目で、音に弾みがついてくサウンド。「Snake Theory」などウエスっぽく聴こえることもあります。この曲のソプラノ、ラヴィ・コルトレーンは父親そっくりです。曲によりマクブライドのサウンドがフュージョンっぽい感じになるときがあります。

ギター職人、デヴィッド・ギルモアの全曲いいアルバム。


David Gilmore / Unified Presence  ,  Claudio Filippini /The  Enchanted Garden_d0157552_22335142.jpg



ほかに
北欧系でMaria Kannegaard、Håkon Kornstadの各リーダー作。
Magunus Lindgren リーダー作
Gabor Gadoの2000年リーダー作。
Milcho Leviev/Charlie Hadenのduo。
Fabio Zeppetellaの2008年リーダー作。
Bill Mchenry,Ben Monderの2002年作。
OAM trio+Mark Turner 2009年作
ブラッド・メルドー、ミシェル・ペトルチアーニ、エドワード・サイモン、デヴィッド・ビニーなど・・・
他を仕入れました。数枚さらっと聴きですが、北欧系は独自で充実したアルバムが多い!

ジョン・エスクリートの新譜、アマゾン売り切れ、DU未入荷、、、あまり売れないと思うんですが、
アマゾン初回は売り切れだし。。



週末、ミュージシャンの知り合いが遊びにきて、
家具調テレビのような家具調スピーカーで自分の音源を鳴らしてましたが、
かなり想定とはちがうけど、ノリがいいと言ってました。
中域が出てるそうです。
今日ちょこっと聴いた感じでは、かなり馴染んできているような朗々とした感じ。


タダならぬ音楽三昧さんから教えてもらった、
ヨナス・クルハマー来日、Pit Innは行きたいんですが、
別のライヴで行けませんが、ゼッターバーグは聴きたい!

Jonas Kullhammar、10/19 東京 Pit Inn 公演を皮切りに 大阪公演まで 4公演あります。
http://www.bigstream.co.jp/artist/1104_core/index.html
by kuramae2010 | 2011-10-06 23:45 | jazz