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うつし世は夢、夜の夢こそまこと

Esbjörn Svensson e.s.t. / Viaticum / ACT

Valborgsmässoafton;ヴァルプルギスの夜に焚かれるかがり火
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e.s.t Esbjörn Svensson Trio / Viaticum / ACT

エスビヨルン・スベンソン(p)トリオの2005年発売の旧譜です。
この方のサイトで興味深いレビューがありました。
アルバムにはベルリンでのライブ音源をカップリングしたバージョンもあります。

このViaticumで聴ける音は、はじめ北欧の夜をイメージし、夜の翼というか、、、淵というのか。。
もしくはアスプルンドの建築、ストックホルム郊外のWoodland Crematoriumを想起します。


Erik Gunnar Asplund・・・作品は、「北欧モダン建築の原点」と位置づけられます。
さらに代表作≪森の墓地≫ (1940 ) では、スカンジナビアの雄大な自然を背景に、生命の尊厳への眼差しが、
永遠なる自然の時間へと見事に昇華される建築とランドスケープの表現に到達しました。
(日本語サイトより)




【What Though The Way May Be Long ;道のりは長いかもしれないが・・・なにか?】

今は亡き、エスビヨルン・スベンソン「Viaticum」のラストに収録されている曲は、
とても甘苦しいテーマから始まりますが、どうしようもなく長い夜の夜明けを告げるものと受け取れます。




e.s.t Esbjörn Svensson Trio / Viaticum / ACT
Esbjörn Svensson (p)
Dan Berglund (b)
Magnus Öström (ds)

Recorded between August 30 and October 11, 2004 at Atlantis Studio, Stockholm, Sweden



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道のりは長いかもしれない、でも、それが?
by kuramae2010 | 2011-07-20 01:59 | jazz