Adam Rogers / Allegory , Omer Avital / "Live at Smalls"
Adam Rogers / Allegory/ Criss Cross
Criss Crossレーベルのアダム・ロジャース(g)の旧譜です。他は「SIGHT」しかなかったので。。。アダム・ロージャースは、マイケル・ブレッカーグループで数度、日本にも来日しています。2002年の「アレゴリー」は全10曲(9曲)アダム・ロジャースのオリジナル曲の構成。アルバム通してギターは太目な音色なのに、、低体温で内側へと浸透していく感じが印象的で、クリス・ポッターの熱目なブローとの対比が新鮮です。
1.Confluence好きな曲想で、息が合ったギターとテナー。エドワード・サイモンのピアノをキーに拍子が変化していくアレンジがクール。アダム・ロジャースのソロへのきっかけ、その後の展開が見事です。職人です
3.Was テーマを反復しながら熱くなるクリス・ポッターにあくまでクールに呼応していくアダム・ロジャースのフレーズがかぶり、超モーダルなピアノ。かっこ良すぎ。
4.Genghis とっつき難い旋律、、、ギターの音色がガラッと変わります。ハードブローするクリポタ。。。エレピです。エドワード・サイモン(p)とのセッションが聴きたくて購入しましたが、ここまで割と地味なバックに終始。
6.Orpheus エドワード・サイモンのピアノとアダム・ロジャースの現代?NYジャズ系な内向きフレーズを織りかさねてから、変拍子の多様から疾走感が出てくる好演奏。中盤からのピアノソロ、、、音がいい。
8.Cleveland クリス・ポッターとのユニゾンからはじまるエキセントリックなテーマからシーツ・オブ・ギターサウンドwなど、流石にご指名が多いと言われる多彩な技をもったギタリスト。
9.Purpose 4ビートでコンテンポラリーに疾走する太目のギター、ドラム。サイモンのアクセントから圧巻なソロへと展開する冴えるピアノ。・・・ここでも体温高目なクリス・ポッター。
デスクトップオデオで聴きましたが、全曲わりと難曲だなあと思います。
Adam Rogers / Allegory/ Criss Cross
Adam Rogers(g)
Chris Potter(ts)
Edward Simon(p)
Scott Colley(b)
Clarence Penn(ds)
リリース:2003年9月
youtube
Adam Rogers @ 55 Bar 7/16/10 - Dice
Casa del Jazz - "Reputation and Character"
Michael Brecker&Adam Rogers 4tet - Song For Bilbao [2003]
Pere - Edward Simon Trio
Edward Simon - "Double Rainbow" 2010
Omer Avital / "Live at Smalls"
スモールライブからはこの1枚です。CDの「Play」ボタンを押して数十秒でやられる人もいるんじゃないかと思われます。
ごっついサウンド。これぞ漢ぞ!という骨太JAZZサウンド。
15インチダブルウーファーでフルサイズの金属ホーンにでっかいドライバーみたいな世界ですw
音場や情報量が云々、よりまず、ともかく再生エネルギーが必要なLIVE盤?
演奏は以前、youtubeで聴いたものかと思います。。
大陸的な大らかさ、旅をイメージしてしました。意識を「外」へと働きかけるような作用
があるように感じます。後半はじっくりと聴かせる構成です。
Omer Avital "Live at Smalls"
Omer Avital(b)
Avishai Cohen(tp)
Joel Frahm (ts)
Jason Lindner(p)
Johnathan Blake(ds)
Producer: SPIKE WILNER
Recorded on April 5th & 6th, 2010 live at SMALLS JAZZ CLUB, GREENWICH VILLAGE, NYC.
by kuramae2010
| 2011-05-24 23:24
| jazz